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平凡な人間の、平凡じゃない毎日の記録帳
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そうは思っても、上手くいかないのが、人間。
いろんな情報が錯綜し、職場の判断も、なかなか難しい。


今日の私の気付きについて、メモ書き。


●職場

計画停電に備えて、いつもより20分ほど早く夕食開始。
フロアにはコールマンのランタン用意(結構明るい)。
停電すると厨房も混乱するからか、あるいは万が一の断水に備えてか、食器はほぼすべてスチロール樹脂の使い捨て。
「味気ない・・・けど食べられるだけ幸せだよね」と職員さん同士言い合い、配ぜんする。
メニューは、今のところ献立通りできている。
栄養士さんより「食材が手に入る限り献立表通りにしたい」とのことです。

部長さんより利用者さんおよび職員に連絡。
「今後数日の間にM7程度の余震が起きる可能性が高いから水曜日まではお風呂中止」
そうだよね、お風呂に入っている間に大きな地震が起きたら、助けられないよな・・・
現実を踏まえ、安全を確保するための判断だとわかりつつも、不安は増す。

結局、停電にはなりませんでした。
そして帰宅したら、大地震の確率は下がったとネットのニュースで知る。

でも、結果論じゃないんだ。
常に「その時の最善の判断」をしなきゃいけない、職場。
守らなきゃいけない命を、たくさん預かっているからこその判断。
わかってる、ちゃんとわかってるよ。
それでも、とても心苦しいのです。利用者さんの「心地よさ」がどんどん制限されてしまうことが・・・
そんな中で今の私にできることは、利用者さんの声に耳を傾けること、笑顔で接すること、それくらい。



●交通

私が通勤に利用する路線は、計画停電を踏まえても、臨時ダイヤで動いている模様。
でも、1本で通える私は恵まれていて、乗り換えが必要な職員さんも多く。
その乗換路線が、「計画停電のため○時~○時まで運休」だったりして。
通勤じゃなくプライベートで乗りまくる路線は、私の出勤時は完全にシャッターが閉まっていた。
そして、職員さんの中には、10時からの勤務なのに朝6時に職場に来られた方もいて・・・
その時間しか、電車が走ってないから、飛び乗ってきたそうです。
そして、仕事上がりの時間も運休で、再開までまた時間がかかると。
かなり厳しい状況です。

私は本当に運がいい。
でも、おヒョイ先生からお薬を多くもらっておけばよかった・・・



●流通・食料品、日用雑貨の入手

職場近くの大きなショッピングセンターは、スプリンクラーが作動してしまったそうです。
新しい施設の、文明の利器の作動(おそらく正常に)で、商品がめちゃくちゃになるという悲しさ。
いろいろ情報はありますが、少なくとも私の帰宅時間は閉店。

開いていたコンビニは、お菓子と飲料はたっぷり。(水がどうだったかは見るの忘れた・・・)
他は、見事からっぽです。
閉まっているコンビニも多いので、開いてるだけでもいいのかな。

我が家近くのスーパーは、仕事帰りに寄ったらまだ開いていて、ありがたい。
私が今日買った、いや買えたのは

グレープフルーツ
ぽんかん       (母は果物がとても好き)
鶏もも肉
チキンのトマト煮込みの素(これは以前買っておいしかったので、明日作ろうと)
かに玉の素  (手抜き料理に一番いい)

そんな感じです。
パスタがあるから・・・パスタソースを買おうかな、と思っても、お手頃ソースはからっぽ。
私も好きだけど、最近母がホットミルクを飲まないと眠れないから・・・と思っても、牛乳からっぽ。
そして、お米が、買えません。父は今日探し回ったとか。

着々と、在庫切れが見えてきています。
私が行った時はすんなり入れたけど、「入店制限」の看板も置いてあったし・・・

でも、開けてくれるお店があるだけで心強い。
なんとかなるさ。


どうやら、父と妹が電話で

父は妹にお米を探してもらい
妹は父にうどんを分けてもらう

というトレードの約束をしたようです。親子愛です。


明日私は、ドラッグストアをまわろうと思います。
消耗品をなんとか入手したい。



大規模地震で、震源から遠く離れた千葉県ですが、いつもどおりの日常生活とは程遠いです。
でも、なんとか乗り切れるはず。
きっと大丈夫。

メモ書きの割に、長くなっちゃった。

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淡々と書いていたら長くなっちゃったので、改めて。


●3月12日(土)

6時半ごろ目が覚める。(余震でだったかは定かではない)
あ!母の週一起床時の薬飲ませなきゃ!
薬を渡して、再度寝る。

改めて起床し、電車の運行状況をネットでチェック。
どうしても今日は医者に行かなきゃいけない。
でも、電車はどうも上手く動いていない模様。
そしたら、父が送ってくれるとのこと。ありがたい。
昨晩からbayFMの完全なファンになってしまった私、車内でもつけてみる。
(普段そんなに魅力を感じないんだけど・・・今回の対応は、「状況はある程度把握しつつ、落ちつける環境も欲しい」という私の気持ちにぴったりだった)

クリニックでは、先生も看護師さん?薬剤師さん?も皆さん「よく来たね」と笑顔。
深い話よりも、まずはこの非常事態を一日乗り切れたことを分かち合えることが、嬉しかった。
がらがらで、あっという間に帰宅の途へ。

帰りの車で、もちろんbayFMから、中孝介さんの「花」が流れた。
演歌好きな父の反応を、ちょっと期待した私の思惑は見事当たり、父は「この人誰だ?いまどきの歌だけど発声がまるで民謡や演歌だぞ」
で、にやりとしながら、「奄美の島唄を基礎に持ってる、あたりこうすけさん」と教える。
そしたら父、「え、男なのか?こんなに高い声で?」と。
続けて、「瀬川暎子の声に似てるなあ」と。・・・少々ウケたけど、確かに音域はかなり近そう。
でも、島の香り高い中さんの歌声にも、癒された私。



今日はリハビリはお休みをもらったので、夕食介助の仕事だけ。
出勤前に、再度スーパーに行ってみる。
開いていてまずほっとする。
そして、考えることは皆同じなようで、「カップめん」「レトルトカレー」「冷凍食品」「お総菜パン」がごっそりとなかった。しかも安いものから売れていった様子。
残っていたレトルトカレー(88円)をふたつさっと取り、ハヤシライス(98円)もふたつ。
あとは、レンジ加熱用ご飯と、レトルト牛丼。
結局、私も考えることはおんなじだ。

・・・でも思う。
今、電気もガスも水道も、大丈夫なんだから、余震の合間をぬって大きな鍋でも作れば、いいんじゃない?
お財布にも、健康にも・・・
それを何日か食べればいい訳で。
(余震を甘く考えろと言いたい訳ではありません)
どこかで、「非常事態」=「簡単に食べられるものでしのげ」という図式がどの人の頭にもあって、
実は被害のレベルとは違うものを買うことで満足する、そんな心理がどこかで働いている気がしたんです。

まぎれもなく、私含め。
スーパーで細くかかっていた音楽がJupiterのオルゴール音だったことが、とても感慨深かった。


その後、出勤。
どうやら、利用する路線は「臨時のダイヤ」が出来上がっている模様。電光掲示板にもいつもと違う行き先で、正確な出発時刻が載っていた。
職場に行って、驚く。
施設は、昨晩午前3時まで、停電だったと・・・
トイレ誘導はろうそくで、おむつ交換は懐中電灯で行ったそう。
「頭につけるライト、本気でほしいですね」と話している職員さん。
地震の瞬間、車椅子を自操する意欲がないはずの方が動き始めて、どうしたのかと思ったらものすごい揺れだった、とかあれこれ聞く。
皆さん、あっけらかんとされていて、びっくり。

・・・ジャージの天使は、どこまでもタフだ。

職場は、今後独居で危険な方など、緊急でショートステイで受け入れる可能性もあるとか。
そうだよな、そういう場所でも、あるんだな。

いつものようにお茶を入れ、利用者さんに提供。
もう発語は二語文は難しい方、でも喜怒哀楽がはっきりされている愛らしい方が、お茶がもう一口だった。
「もう一口だから飲んじゃいましょうか」と声をかけたら、「飲みません」と。
「どうしましたか?」と聞いたら

「飲んだら 死んじゃいます」

とはっきりおっしゃった。
(普段そんなことを言う人ではない)
おそらく、この方の認識なりに、前日に起きた地震はおそらく相当怖かったんだろうな・・・
大丈夫、心配いらないから・・・と思いつつ、胸がいっぱいになる。
帰りに、1階の壁に多数入ったひびを見る。

爪あとは、いろんな形で、残っていくんだな。




お付き合いくださりありがとうございました。

寝ます。

拍手

まず、我が家は家族全員無事です。
ご心配くださった皆さん、感謝しています。この場を借りてお礼いたします。

2日間(正確には1日と9時間半くらい)のことを、千葉県北西部の住人の視点で書きつけておきます。
お暇な方は、お読みください。
なるべく感情的にならず淡々と書くつもりですが、もしリキ入ってたらごめんなさい。
そこが、私がなんらか強く感じた、と捉えていただければ幸いです。

 

●3月11日(金)

この日は、仕事は休み。
母の受診日で、父とふたりで車で出かけていた。
私自身は神経科の受診日。
母の様子について母の主治医に手紙を書いたので、夜更かししてしまい少々寝不足で、ゆっくりめに起きる。
医者行かなきゃ・・・と、のろのろと身支度。
でも、めんどくさいなあ・・・と居間に座ってぼーっとしていた。

揺れを感じる。
あれ?と思っていたら、だんだん揺れが激しくなったので、洗濯場(我が家の洗濯機は外にある)に出る窓?サッシ?を開けたら、更に揺れが激しくなり、これはまずいと、洗濯場からサンダルで外へ。
かなり揺れが激しい。しかもどんどん強くなってる・・・
今まで体感したことがない・・・怖い・・・
あまりに怖かったので、おんぼろな我が家の門にしがみつきながら、「こわい、こわい」と言い続ける。
玄関の戸がぎしぎしと波打ち、このまま家が倒壊するのでは?と思うほど家も、街も、揺れていた。
我が家の目の前の歯医者さんから、歯科衛生士さんと思しき女性が私と同じようにおたおたと出てきたのが見えた。

揺れがだんだんおさまってくるのを待ち、洗濯場から家に入ったら、テレビ横の食器棚の戸が開いており、コップやいろんな小物が落下していた。
驚きつつも、食器棚が倒れなかったことにほっとしつつ、まずは正確な情報を・・・とテレビをつける。
NHKは、津波情報が多く、震度については触れていなかった。(その時点で)おそらく今後予想される被害の回避を優先した放送だった様子。
でも我が家は海からは離れているし、素人なのでとりあえず「震度」を知りたく、別の局に。
千葉県北西部、震度6弱。
最大震度は、7(栗原市)
これは恐ろしいことになる・・・と、思った。

それから10分ほどで両親帰宅。安堵する。
両親も、私のことが心配だった模様。
前日に母の部屋入り口ドアノブが壊れたので、ホームセンターに寄るつもりだったが、車内で激しい揺れを感じてあわてて帰ってきた、とのこと。
父いわく「ひきがえるがぺちゃんこになってないかと思ったんだよ」だそう。娘はカエルですか・・・
でも、家族が無事で、まずはほっとした。

その後、母の部屋(元私の部屋)の私の机の本棚から、本や書類が大量に落下していることに気付く。
また、父が2階(今の私の部屋)を見に行ったら、ブラウン管テレビとその上に乗せていたCDラジカセが落下し、ごみ箱をぺちゃんこにつぶしていたとのこと。
私も見に行き、驚く。
もしここで寝ていたら、一応ベッドだから下敷きにはならなかったと思うけど、ベッドから出られなかったかも。
神経科受診は、この状態では無理だと判断。


片づけをしながら、ニュースを見る。
父が割れたガラスなどの掃除と、私の部屋のテレビとラジカセをもとの位置に戻してくれた。
私は、自分の机の書類を、とりあえず本棚につっこんだ。
その書類の中に、大学時代に書いた老年期の実習レポートがまぎれていた。
身体拘束について感情的に書きすぎて対象者の全体像を見ることができなかった情けなさを思い出し、開かず本棚につっこんだ。
ニュースでは、ひたすら恐ろしいことを流している。


何度も強い余震。
起きるたび、ベッドに寝ている母にかぶさり、「大丈夫よ」と母にではなく自分自身に言い聞かせていた。


父が、ガスが止まっていることに気付く。
幸いなことに、電気も水道も、無事。
なら、温められるだけのものを、買いに行くべきかな?
正直、父も母も勿論私も人生の中で経験したことがない事態に、家族みんな興奮していた。
おそらく「料理する」なんて心の余裕はなかったと、思う。
父が、「お弁当買ってくるか?」と。
そこで、最寄りのスーパーに行ってみたら、店員さんが入口に立っており「営業できる状態ではありません」
ドラッグストアも、本屋さんもレンタルビデオ屋さんも同じ模様。
かろうじて開いていたパン屋さんで、残りわずかなパンからいくつか購入。
その足で、コンビニに行ってみたら開いていて、お客さんは多かったものの比較的品物は揃っていた。
そこで、家族3人分の「スープごはん」とサラダ、あと冷凍食品をいくつか購入。

・・・買えたことは、実はとてもありがたいことだったと、後で知ることになります。
ガスは無事復旧。


テレビはどの局も地震と津波について。
映し出される映像は、局ごとに違うけれど、どの局を見ても、流れる映像は、まるで地獄絵図。
阪神大震災を思い出す(あの時鮮明に焼きついている映像は高速道路がなぎ倒されている様子と、ちぎれた道路からバスが飛び出している様子と、火の海)。
でも、今回の「地獄絵図」は、おもに濁流が街を、田畑を、あっという間に飲みこんでいく様子。
想像しただけで、恐ろしい。
ただ、この映像を「絵図」と思えた自分は、とても恵まれているのだと感じる。
現場の方にとっては、「絵図」ではなく、突きつけられた「現実」なのだから・・・


妹一家のことが心配だが、電話がつながらない。
携帯も固定電話も。
夕方、妹のだんなさんからやっと電話がかかってきた。
「娘ふたりは無事、妹は電車が動かないからI市から歩いて帰ってくると連絡があった」とのこと。
繋がったのは奇跡的だと思う。
でも、できることは無事を信じることだけだ。


夕食は、スープごはんとエビマヨサラダ。
なかなか美味しい。
「たまには、出来合いもいいね」と母。
でも父は律義に、味噌汁を作ってくれました。それもまた、ありがたい。


夜10時ごろ、妹の家に電話がやっと繋がり、ちょうど妹無事帰宅。
3時半ごろから歩き始め、途中ファミレスで休憩しつつ余震におびえ、でも無事帰れた。
へとへとなはずなのに、妹の声は元気で、「非常事態に興奮冷めやらぬ状態」のが伝わる。
同じ方向の4人で帰って来られたとのこと、励まし合えて、よかったと思う。
母はずっと心配でたまらず、繋がらないのに妹に電話をかけつづけていたので、母にも無事を伝える。


午後11時ごろ、私の携帯にまとめてメールが届く。
気遣ってくれた方、ありがとう。
本当に送受信が困難な状況だけど、遅れて届いても、気持ちがとても嬉しい。


お風呂に入ってから携帯を見たら、メールで「留守番着信通知」とある。
そっか、電源が入っていない状態とされてるんだな・・・
福岡の友人が、何回もかけてくれていた様子。
無事を報告すべく、携帯でかけようとするが繋がらず、家の電話からかける。
とてもほっとしてくれた。
私も、声が聞けてほっとした。
ありがとう。



寝ようとするも、ただでさえ非常事態、しかもテレビもラジオも被害状況ばかり・・・で、気持ちが休まらない。
地獄絵図がまた頭をよぎる。
(あ、落下したテレビもラジカセも、無事でした)
クラシック好きな私はNHKのFM愛聴者だけど、NHKなので勿論災害情報。
そこで、普段聴かないbayFMに合わせてみる。
そしたら、勿論非常事態の放送ではあるのだけど、時折寄せられたメッセージを読まれたり(千葉のFM局なので私と同じような感情の方の投稿が多い)、また災害の情報も流れるけど、基本的に音楽・・・聴いていて心地の良い、明るかったり優しかったりするような曲を流してくれていて。
このスタンスは、ありがたい。
それを聴きながら、眠りにつく・・・とはいかず、追加の眠剤投入で、なんとか眠りの世界へ。




長くなったので、2日目の記録は次の記事に。

拍手

私は、手紙を書くのが好きです。
なんかわかんないけど、しかも最近漢字の記憶力がかなり落ちてて誤字だらけなんだけど、ふうっと沸いてくる気持ちを、文章に込める作業が好き。
敢えて時間のかかる手書きっていうのも、あながち悪くなく。
文章をうまくまとめる能力は欠如してるので、便せんに綺麗に言葉を並べるのは、とても難しいんだけど、別に綺麗な文章を書く必要は私の中ではなく(相手にとって失礼かは…わかんないけどね)、自己満足と言っちゃえばそれまでなんですが、そんな作業が、好きです。

先日、お手紙を書きました。
そのことを、ちょこっとだけ。



昨年10月に、大学時代の仲間Yちゃんの結婚式に出席し、なんとブーケを頂いちゃった私。
http://spicaspica.blog.shinobi.jp/Entry/1391/ご参照ください)
しばらくうっとり眺め、乙女仲間の怪獣姪っ子姫も「はなよめさんのはなたば♪」と嬉しそうに眺め、伯母姪そろって乙女気分でいたのだけど。

そりゃ、生花だもの、そのままの状態で長く保存できる訳はなく・・・
で、乾き始めたブーケを見て、ふと思い立ったんです。

「お花は私じゃ無理だけど、クローバーなら押し花(押し葉?)にできるぞ!」と。

そこで、華やかな蘭のブーケに、ささやかに幸せな雰囲気を添えていた、四つ葉のクローバーをいくつか、中高と愛用した英語辞書に、挟んでみました。


それを思い出したのが、バレンタインの日。
職場に持って行った差し入れに添えたカードに「valentine」と書こうとして、綴りが分からず(乙女失格)、辞書を開いたら、あ!ってね。

それから、改めて辞書を開き、見てみたよ。


DVC00213.JPG


できちゃった♪





そこで、思いついたんです。
この思い出のかけらを、ブーケをくれたYちゃんに、お返ししたい、と。


そこで、小さなカードにクローバーを貼って、「最高に幸せな日の思い出の一片」みたいな英語をテキトーに書いて、お手紙を添えて郵送しました。

名古屋県まで~。

明日あたり、着くかなと思います。
クローバーちゃんは、名古屋から東京駅で忘れかけられ、エレベーターを逆走して取り戻され、千葉県に入り、しばらく飾られた後辞書に挟まれ、押し花にされ、カードに貼られ、再び名古屋に旅立ちました。

なかなかの、長旅ですなあ・・・
ギネスに申請したら、載るかなあ?(冗談ですよ)


友人Yちゃんとの思い出は尽きないけれど、
物理的に距離は、間違いなくある訳で。
でも、たとえ距離があっても、たとえお嫁さんになっても、私の中ではとってもとっても大切な、友なんです。

こんな形でしか感謝はできないけど、
でも、無事手元に届いたら、嬉しいなあ。
喜んでもらえたら、もっと嬉しいなあ。


今はEメールもあるし、メッセンジャーもスカイプもあるし、国内どころか海外でも簡単かつ迅速にやり取りできる時代。
でも、そんな時代だからこそ、私が託したクローバーが私の代わりに旅をしてくれること、そんなことが、時代には逆行してるけど、ほんのりあったかい気持ちにさせてくれます。

アナログも、悪くないよね。


あ、お洗濯終わった、干したら寝よう。

拍手

ええ、「酒豪」のタイトルは、返上しましたよ。
大いに反省し、大いに笑われ、妹からは大いにドン引きされ、今日に至っております。

・・・あれ、今日じゃなかったかな?



ちょっと前の話になりますが・・・
私の呑み方をやたら面白がる職員さん(まぎれもなく酒豪と思われる)は、あのライオンになった私に

「また新しく伝説作っちゃったねえ~」

と冷やかしてくれまして・・・
私は過去、伝説を作っていたんでしょうか・・・
ま、よいのですが、反省反省ですとずっと言い続けていたのに、その職員さんが

「3月29日が期限のボトルキープしてるんだよねえ、呑みに行かない?」

といきなりお誘いくださいまして。

「でも私、お酒に関しては今後は自重していくつもりです・・・」

と言ったら、その職員さんは

「あなたが自重したら面白くない!」

となかなかかっこよく言いきってくれて、なぜかお誘いに乗ってしまいました。
その「女子会」が決行されたのが、先週の火曜日。
メンバーは、一応今後の内容も含めて軽く伏せつつ書くと

・推定40代後半~50代前半乙女
・推定今年36歳乙女
・推定でもなんでもなく味噌煮込みうどん乙女(?)の私

です。
なんでこの組み合わせになったのかは、知りません。


36歳乙女が、ちょっと遅刻してきました。
その間に、長老乙女とふたり、ボトルを出してもらうよう頼みました。

店員さん:「預けられた銘柄はなんですか?」

長老乙女:「銘柄なんか忘れちゃったわよ、確かね、『青』って入ってたかな、芋は匂いが強いから違う」

店員さん:「探してまいります」


で、年女乙女登場。

長老乙女:「寝てたんでしょ!」

年女乙女:「違う!仕事してたの!」

ボトルが来ない。
ふたり、ぶうぶう。

店員さん登場。

「見つかりません」

乙女三人:「えー、そんなのおかしい!」

店員さん:「確認してまいります」

(中略)

店員さん:「見つかりませんので、一本サービスします」

乙女三人:「しょうがないなあ」

長老乙女:「じゃあ、米にしようかな」

年女乙女:「待ちきれないから生みっつ!」

(生ビール登場、おごそかに乾杯)

(ボトル登場、三人仲良くロックで)

長老乙女:「米って、味がしないんだね」


そ し た ら


ボトルが、出てきたよ。

銘柄は


黒霧島


でした。


(長老乙女をハリセンでひっぱたきたい衝動に駆られた私は、間違ってないよね?)



それから先は、呑んで、愚痴って、笑って、ぼやいて、語って、悟って、呑んで、勿論食べて

味噌煮乙女は、社会勉強。
ほぼ、聞き役のつもりではいたけど、いや多分あったとは思うけど

「職場は仲良しごっこの場じゃない!」

と、常々感じていたことを、はっきり言ってしまった。
言えて、ちょっとすっきりした。たとえそれがオフィシャルな場じゃなく、しかも三人とも酔っ払ってて翌日以降の生活に何の影響をもたらさないとしても。
そして自分なりに、知ったかぶりも、してみたよ。
ついでに主張も、してみたよ。

「できるADLとするADLっていう言葉があるんです」
「することをできることに近付けていくのが我々の役割なんです」
「職場の環境のせいでできることができなくなっちゃいけないんです」

暑いねー、私。
でも、暑い聞き役なりに悟ったのは、
私自身が感じていた通り、今の職場はかなり厳しい(やばい)状況にきていること。
その中で、必死にもがいている人が、いること。
もがき方が、上手な訳じゃないこと。
むしろ、人間臭いこと。


すんごい、勉強になった、飲み会でした。
そして、ラストオーダー前に


ボトル 2本 からっぽ

ついか ちゅうもん


(注:黒霧島は少ししか飲まれてなかった)


お会計、ひとり3000円。
ありがとうございます、サービスしてもらって~。
青とか芋じゃないとか言ってくれて~。
ラッキー♪



あー呑んだ呑んだ。

え?自重するって言ったの、誰だっけ?


3人仲良くへろへろでお店を出たら、タクシーがロータリーに並んでいて、それを見た年女乙女(1ケ月前にシンガポールのライオンになった私がちゃんと帰れるか始めから心配していた)が


「spicaさん

 かぼちゃの馬車が並んでるよ♪」


と可愛い声で言ったので、私も


「ほんとだ、御者もイケメンばっかり~」


と返してしまいました。
あほだねえ。酔っ払うと、ほんとに人って、あほだねえ。

残念ながら電車はまだあったので、イケメン御者のかぼちゃの馬車に乗ることもなく、きちんと帰宅。
12時ちょい前に、品行方正なシンデレラは帰りましたよ。


あ、かぼちゃの馬車を待つもうひとりのシンデレラが恋している王子様の存在も、知っちゃった~。
私が入職したばかりの新年会でのふたりの空気に何かを感じた私は、意外と敏感なのかな?

ちなみにその王子様は

なかなかの肩書
なかなかの長身
なかなかのイケメン
なかなかのおしゃれ

で、なかなかの独身アラフォー

なんだけど、なんか裏があるのかなあとかひそかに思ってる、私です。
この年になると、どうも勘ぐっちゃうんだよね。だめね。
でも、とってもいい方なので、応援しちゃいます。
どう応援すればいいのかわからないけど・・・


ということで、酒豪じゃないですが、お酒が好きな生活には戻りました。
お酒が好きな、普通の女の子に戻ります~。


(お前のどこが普通なんだ、女の子なんだというツッコミはなしでお願いします)

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