平凡な人間の、平凡じゃない毎日の記録帳
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天使兼業なんでも屋(天使もある意味なんでも屋だけど私はほんとに「なんでも屋」としか言いようがないくらいなんでもかんでも首つっこんでいる最近です)のお仕事、なんとかかんとか頑張ってますが・・・
先週の土曜日のなんでも屋、いや「専門職」のお時間に、
なんと、実習生(※但し「介護福祉士」志望の)さんがわたくしめにくっついてくださり・・・
おそらく同年代の女性に、あれやこれやと知ったかぶりの講釈を垂れました。
そしたら、日曜日に
「よっしー、コメント書いて」
と仲良し職員さん(実習生を私につけると判断した)が言うので、なにを書くの?と思ったら
「指導者所見」
とあって、まじでたまげた5秒あと。
(すみません、古いですね・・・)
私が指導者ですか・・・?
違いますよね・・・?
とか思いつつ読んでみたら、実習生さんの記録に明らかな誤りがあり
まさかのダメだし
をしてしまった私。(同級生たちよ、この私が、この私がダメだししたのよ・・・信じられないでしょ)
でも自信が持てなくて、癒し系君に「模範解答を見せろー!!」と鼻息荒く聞いてみたりして・・・
(癒し系君は本当に優しいコメントをしていたようです。)
勿論、介護の道を志す人と、なんでも屋になっちゃった私(世の中の同じ職種の皆さんが皆さんそうとは限りません。いやむしろ「なんでも屋」の真逆・・・「高い技術」「自分の専門性」を追求する方がほとんどかと)とでは当然視点が違うし、まず私は介護福祉士じゃないのでそんなはったり野郎が「指導」なんかするのはおこがましいのですが・・・
でも、ちょこっとだけ、みんなに近付けた気がしたんだ。
みんなは、「スーパーバイザー」として本当の意味での「指導」をしていて、それと私の今回のことは比べようにも無理な話だっていうのは、わかってるんだけどね。
でも、それでも、ちょこっとだけ、嬉しかったんだよ。
いつか本当に「指導者」を名乗れるかもしれない、そんな気が、ちょこっとだけだけどしたんです。
A先生にいつかいつか、恩返ししたいんだもん。
そのための、小さなステップを一段踏んだ気がしたよ。
*******
今日、3歳になりました。
入職して3年です。
1歳の日記がこちらhttp://spicaspica.blog.shinobi.jp/Entry/1203/
2歳の日記がこちらhttp://spicaspica.blog.shinobi.jp/Entry/1344/
自分でもびっくり。
「ジャージの天使」のお仕事を、3年もしちゃったんて。
気分はいまだに下っ端なのに・・・
1歳より更に、2歳よりまた更に、問題は見えています。
正直、しんどいことは多い。
(こないだ会議で爆発しそうになった・・・ら事務長が爆発してくれてほっとした)
でも、天使のお仕事に足を踏み入れたことに関して言えば、自分にとってなんて良い選択をしたんだろう、と思います。
今の私の視野は、「専門職」にこだわってた頃の私より間違いなく広くなった。
「介護」という仕事の厳しさだけでなく、楽しさ、ありがたさ、喜びも、学べて。
その上なんでも屋までやらせていただき
指導者所見まで書かせていただき
実習生指導担当の職員さんの悩み相談も受け付けさせていただき
ちょこっと、大人になりました。
って、まだ千歳飴くらいだけどね~。
今日は千歳飴でもお酒でもなく(3歳児は呑むべからず)
ケーキ♪
(食べすぎって言わないで~)
母と、半分こしました。
1歳の時にもたくさん載せてた、紫陽花の写真。
良い季節です。暑かったけど・・・
他のお花も、可愛かったよ。ただいま新しい携帯カメラ特訓中。
今年の夏至は、暑かったけど、割といい日でした。
先週の土曜日のなんでも屋、いや「専門職」のお時間に、
なんと、実習生(※但し「介護福祉士」志望の)さんがわたくしめにくっついてくださり・・・
おそらく同年代の女性に、あれやこれやと知ったかぶりの講釈を垂れました。
そしたら、日曜日に
「よっしー、コメント書いて」
と仲良し職員さん(実習生を私につけると判断した)が言うので、なにを書くの?と思ったら
「指導者所見」
とあって、まじでたまげた5秒あと。
(すみません、古いですね・・・)
私が指導者ですか・・・?
違いますよね・・・?
とか思いつつ読んでみたら、実習生さんの記録に明らかな誤りがあり
まさかのダメだし
をしてしまった私。(同級生たちよ、この私が、この私がダメだししたのよ・・・信じられないでしょ)
でも自信が持てなくて、癒し系君に「模範解答を見せろー!!」と鼻息荒く聞いてみたりして・・・
(癒し系君は本当に優しいコメントをしていたようです。)
勿論、介護の道を志す人と、なんでも屋になっちゃった私(世の中の同じ職種の皆さんが皆さんそうとは限りません。いやむしろ「なんでも屋」の真逆・・・「高い技術」「自分の専門性」を追求する方がほとんどかと)とでは当然視点が違うし、まず私は介護福祉士じゃないのでそんなはったり野郎が「指導」なんかするのはおこがましいのですが・・・
でも、ちょこっとだけ、みんなに近付けた気がしたんだ。
みんなは、「スーパーバイザー」として本当の意味での「指導」をしていて、それと私の今回のことは比べようにも無理な話だっていうのは、わかってるんだけどね。
でも、それでも、ちょこっとだけ、嬉しかったんだよ。
いつか本当に「指導者」を名乗れるかもしれない、そんな気が、ちょこっとだけだけどしたんです。
A先生にいつかいつか、恩返ししたいんだもん。
そのための、小さなステップを一段踏んだ気がしたよ。
*******
今日、3歳になりました。
入職して3年です。
1歳の日記がこちらhttp://spicaspica.blog.shinobi.jp/Entry/1203/
2歳の日記がこちらhttp://spicaspica.blog.shinobi.jp/Entry/1344/
自分でもびっくり。
「ジャージの天使」のお仕事を、3年もしちゃったんて。
気分はいまだに下っ端なのに・・・
1歳より更に、2歳よりまた更に、問題は見えています。
正直、しんどいことは多い。
(こないだ会議で爆発しそうになった・・・ら事務長が爆発してくれてほっとした)
でも、天使のお仕事に足を踏み入れたことに関して言えば、自分にとってなんて良い選択をしたんだろう、と思います。
今の私の視野は、「専門職」にこだわってた頃の私より間違いなく広くなった。
「介護」という仕事の厳しさだけでなく、楽しさ、ありがたさ、喜びも、学べて。
その上なんでも屋までやらせていただき
指導者所見まで書かせていただき
実習生指導担当の職員さんの悩み相談も受け付けさせていただき
ちょこっと、大人になりました。
って、まだ千歳飴くらいだけどね~。
今日は千歳飴でもお酒でもなく(3歳児は呑むべからず)
ケーキ♪
(食べすぎって言わないで~)
母と、半分こしました。
1歳の時にもたくさん載せてた、紫陽花の写真。
良い季節です。暑かったけど・・・
他のお花も、可愛かったよ。ただいま新しい携帯カメラ特訓中。
今年の夏至は、暑かったけど、割といい日でした。
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フィギュアについて書くはずなのに、置いておきます~。
書かなかったらごめんなさい。まあ自己満足だしいいかな。
今私の職場の同じ科には、私と同い年の職員さんがふたりいます。
男性ひとり、女性ひとり。あと私も一応女なので一応両手に花なんでしょうか・・・笑
おそらく3人の生い立ちや趣味や経歴や価値観は、全然違うのでしょうが、なぜか3人割と仲が良くて。
男性職員さんは、今いる正職員さんの中で一番の古株。
ユーモアのセンスはたっぷり。仕事は丁寧。だけど、仕事の処理は遅い。
女性職員さんは、私より1年前に入られた。
ちょっとヒステリックで、言いたいことはすぐ口に出る。スノボが生きがい。
そして私は、入ってもうすぐ3年で、マイペースで、仕事は遅い。
実は短気で、時々知ったかぶりをする。自分だけ知識があると思い込んでいる。
そんな何もかも違う3人の共通点は
独身
モテそうにない
・・・ちーん。
*******
昨日、私が仕事上がった時間に、面談室のドアが開いていて、ちらっと見たらふたりがしゃべってました。
「何してるんですか?」と聞いたら「委員会だよ」と。
そこで、聞いてみました。
「何委員会?三十路委員会??婚活委員会?」
そしたら
「その通りだよ、だからspicaさんも参加だよ」
「そうだよそうだよ、出なきゃだめだよ」
そこで
「えー、私17歳だから委員会入れなーい(はぁと」
と言ったら、私のペットボトルを指さして
「お酒飲めないでしょう」
(私のペットボトルに酒が入っているというのは我が職場で完成された定説。勿論中身はノンアルコール)
結局委員会で何が話されたのか、あるいは本当に他に人が集まったのかは、知りません。
そして今日、休憩室で日誌を読んでいたら(一緒に新人さんがいました)、男性職員さんがやってきて
「聞いてよ新人さん、三十路委員会の婚活会議に出なかったんだよ!ひどいよねえ」
なんて言いだし・・・
(新人さんの中で、男性職員さんは間違いなく優しいフォロー役)
とりあえず、「委員会の議事録見せてください」
と返しておきました。
独身でモテそうにない、という共通点は嬉しいのか嬉しくないのかなんとも言えないけど、
でも、人間関係もなにかと問題がはらんでしまう職場の中で、傷をなめ合う訳でもなく、愚痴をこぼし合う訳でもなく、ただ冗談を言って笑い合える「同級生」がいることは、本当に嬉しいと思います。
幸せだなあ、と。
すべてに相容れているんじゃない。
すべてに心を開いているのとも違う。
でも、すごくほっとするの。いてくれると安心するの。
こんなしょうもないやり取りで、私がどれだけ癒されて、和んで、救われてるか・・・
ふたりが同級生で、ほんとによかった。
いつもいつも、ありがとう。
これからも、よろしくね。
書かなかったらごめんなさい。まあ自己満足だしいいかな。
今私の職場の同じ科には、私と同い年の職員さんがふたりいます。
男性ひとり、女性ひとり。あと私も一応女なので一応両手に花なんでしょうか・・・笑
おそらく3人の生い立ちや趣味や経歴や価値観は、全然違うのでしょうが、なぜか3人割と仲が良くて。
男性職員さんは、今いる正職員さんの中で一番の古株。
ユーモアのセンスはたっぷり。仕事は丁寧。だけど、仕事の処理は遅い。
女性職員さんは、私より1年前に入られた。
ちょっとヒステリックで、言いたいことはすぐ口に出る。スノボが生きがい。
そして私は、入ってもうすぐ3年で、マイペースで、仕事は遅い。
実は短気で、時々知ったかぶりをする。自分だけ知識があると思い込んでいる。
そんな何もかも違う3人の共通点は
独身
モテそうにない
・・・ちーん。
*******
昨日、私が仕事上がった時間に、面談室のドアが開いていて、ちらっと見たらふたりがしゃべってました。
「何してるんですか?」と聞いたら「委員会だよ」と。
そこで、聞いてみました。
「何委員会?三十路委員会??婚活委員会?」
そしたら
「その通りだよ、だからspicaさんも参加だよ」
「そうだよそうだよ、出なきゃだめだよ」
そこで
「えー、私17歳だから委員会入れなーい(はぁと」
と言ったら、私のペットボトルを指さして
「お酒飲めないでしょう」
(私のペットボトルに酒が入っているというのは我が職場で完成された定説。勿論中身はノンアルコール)
結局委員会で何が話されたのか、あるいは本当に他に人が集まったのかは、知りません。
そして今日、休憩室で日誌を読んでいたら(一緒に新人さんがいました)、男性職員さんがやってきて
「聞いてよ新人さん、三十路委員会の婚活会議に出なかったんだよ!ひどいよねえ」
なんて言いだし・・・
(新人さんの中で、男性職員さんは間違いなく優しいフォロー役)
とりあえず、「委員会の議事録見せてください」
と返しておきました。
独身でモテそうにない、という共通点は嬉しいのか嬉しくないのかなんとも言えないけど、
でも、人間関係もなにかと問題がはらんでしまう職場の中で、傷をなめ合う訳でもなく、愚痴をこぼし合う訳でもなく、ただ冗談を言って笑い合える「同級生」がいることは、本当に嬉しいと思います。
幸せだなあ、と。
すべてに相容れているんじゃない。
すべてに心を開いているのとも違う。
でも、すごくほっとするの。いてくれると安心するの。
こんなしょうもないやり取りで、私がどれだけ癒されて、和んで、救われてるか・・・
ふたりが同級生で、ほんとによかった。
いつもいつも、ありがとう。
これからも、よろしくね。
まさかの事態。
またオオゴトのように言いやがってと思われたらごめんなさい(最近そんなんばっかり)。
でも、私にとっては「まさかの」です。
なにが「まさかの」だったかというと、
計画停電が始まってから初めて迎えた「停電」が
職場だったってこと。
(だからごめんなさいだってば)
でも、本気でまさか、と思ったよ。
我が家では、健康とはかけ離れている人間もいるけど(というか家族全員何かしら薬を飲んでる)、でも「停電」の心構えと準備を一応してます。
日中なら一番日当たりのいい部屋になるべく集まるし、テレビもつけたとしても1台、あるいはラジオ。
夜は、座いすに毛布。若者(=私)は妹のだんなさんのお下がりジャージ。
予定時刻の前にお湯を沸かして、魔法瓶に入れてます。
でも、消えない電気。
計画停電が始まってから、一度も電気が消えたことはありません。
これは、ありがたいことなのかもしれないけど・・・でも、なんか申し訳ない。
ついでに言うと、「気合い入れたんだから、消してくれ!」くらいの勢い。
(短気な父は、一昨日消えない電気に軽くキレていた。相手は電気)
「計画停電」は現代の電気のシステムだからこそできることだそうですね。
でも、非常事態で今までやったことのなかったことを初めて行う訳だから、100%確実にできるとは限らない。
この程度の「上手くいかない」くらいは仕方ないのかも、と私(←やっぱり軽くキレてた)も思い始めました。
むしろ、「停電しない」と言われてていきなり停電するよりは、100倍も1000倍も幸せだ。
が
職場は、計画通りの「計画停電」が実施されるという・・・
はい、職場だって例外じゃないと思われても当然です。
でも、私の勤務先は「特別養護老人ホーム」です。
抵抗力が若い人間より低下している、そして身体機能も精神機能も若い人間とは訳が違う方々が、生活する場所です。
勿論、電力の優先度合いは病院の方が上に決まってます。
でも・・・今日はほんとに切なかった。
私が出勤したら、
「4時半から夕食」
と言われてたまげ、でもあたふたと準備をしました。
誰が4時半にお夕飯を食べたいと思うんだろう・・・と思いつつ。
だけど、そんなこと言ってられないのは、今の日本の現実。
ご飯が出るだけありがたいのも、現実。
書いたとおり、電気は消えた。
食堂で召し上がってた方は、だいたい食べ終えて(正直、「急いで食べさせる」という状況に近かったと思う…ほんとにごめんなさい皆さん)、歯磨きやトイレ誘導などを行う時間だったかな。
ちなみに、食堂で食べられない方・・・現在「ターミナルケア」のお世話をさせていただいてる方・・・の夕食は、停電から復旧後。
なぜかというと「吸引器が使えないから」。
手動のものもあるのですが、それは吸い込む力が強すぎて大きな刺激になってしまうため使えないそうです。
でも、いつでも吸引器を使える状態で提供しないと安全は確保できないから、との判断。
停電復旧予定は8時。
4時半も8時も、切ないよ・・・
でも、現実は受け入れないと。
だけど、ご飯の時間が変わっても、寝る時間はそうそう変更できない。
でも、電気は消えた。
そこで、思い切って提案しました。
「つなぎに、歌を歌わせてください」
久しぶりに、まさかの非常事態に、行き当たりばったりでレクリエーションをしました。
みんなで、「故郷」と「野ばら」を歌いました。
合間に、「皆さんの故郷は?」とか「お花の名前を挙げてみましょうか」とかコミュニケーション(と頭の体操)も、入れました。
中庭から見える空がだんだん濃い色になっていくのを感じながら。
正味何分つなげたかは、わからないけど・・・
一瞬でも笑顔で過ごせれば、それだけでいいから、と。
でも、正直言って終わってからが長かった。
「つなぎ」のつもりだったので、終わったら古い流行歌のCDをかけようと思ってたのに、CDプレーヤーの電池が切れてしまい。
フロアに響くのは、気持ちが不安定な方の「怖いよ、帰りたいよ」の声。
大丈夫よ、大丈夫、と言い続けても、どんどん暗くなっていくフロア。
そして、どんどん寒くなっていくフロア。
こんなに職場が寒いなんて思ってなかった・・・
当然、利用者さんも寒がるため、上に着せたり、ひざかけで肩をくるんだり。
やるべきことはやったつもりです。
でも、ご利用者にとっての一番の「安心」は、現代では
「ちょうどいい温度と、ちょうどいい明るさ」なんだろうな・・・と。
それが保証された上での「楽しみ」なんだろうな・・・と。
難しい。
停電中に私の勤務時間は終了。
「あがろう」と思った瞬間、自分が必死に笑顔を作ってたことに気付く。
ものすごく寒い。(歌ってる時必死になって汗かいたらもろに冷えた)
ものすごく暗い。(私は暗いのがほんとは極度に苦手)
ものすごく怖い。(いつも明るくてやたら温度が高い職場との違いに驚いて)
・・・利用者さんのこと「不安定」なんて言ったけど、それは違う。誰もが生じる感情なんだな。
非常事態から、またひとつ学んだ。
で、帰るのが怖くて仕方なくなってしまった私ですが・・・
そしたら、同じ時間に上がりだった職員さんが、「帰ろ帰ろ」と言ってくださり。
ふたりで外に出たら、街灯もすべて消えてるのに、いつもの帰り道より明るかった。
・・・違うよ、暗闇に2時間もいたから、目が慣れちゃったんだよ
もんのすごい、明るい!
今日は星月夜。
ふっくらお月様に、くっきりオリオン座。
Viva, ロドプシン!(私にもあったのね!っていうかこの物質でいいんだっけ?)
Viva, 暗順応!!
って、人間のマル秘機能を誉めたたえたいわけではなく・・・
施設(それは私の職場だけでなく、医療・福祉の施設全般)に電力が行き届かない現実は、厳しいということ。
無理ができない方々に、ものすごく無理を強いている現状が、とても辛いです。
勿論、電気の供給システムは難しいと思うし、自家発電の設備とか考え始めたら、電力会社のできることとはまた違う次元になってくるとは思うのだけど・・・
でも、我が家が消えないのに、施設が消えるのは、やっぱりおかしい。
被災され、不便な生活をされた方の健康が損なわれませんよう。
「電力の供給不足」で健康を損なわれる方が増えませんよう。
この厳しい環境はまだまだ続くけれど、どうか皆様が不安や苦しみの中でもできる限りの「安心」を得られますよう、心から願います。
職場の明日の朝食は、6時20分だそうです。
またオオゴトのように言いやがってと思われたらごめんなさい(最近そんなんばっかり)。
でも、私にとっては「まさかの」です。
なにが「まさかの」だったかというと、
計画停電が始まってから初めて迎えた「停電」が
職場だったってこと。
(だからごめんなさいだってば)
でも、本気でまさか、と思ったよ。
我が家では、健康とはかけ離れている人間もいるけど(というか家族全員何かしら薬を飲んでる)、でも「停電」の心構えと準備を一応してます。
日中なら一番日当たりのいい部屋になるべく集まるし、テレビもつけたとしても1台、あるいはラジオ。
夜は、座いすに毛布。若者(=私)は妹のだんなさんのお下がりジャージ。
予定時刻の前にお湯を沸かして、魔法瓶に入れてます。
でも、消えない電気。
計画停電が始まってから、一度も電気が消えたことはありません。
これは、ありがたいことなのかもしれないけど・・・でも、なんか申し訳ない。
ついでに言うと、「気合い入れたんだから、消してくれ!」くらいの勢い。
(短気な父は、一昨日消えない電気に軽くキレていた。相手は電気)
「計画停電」は現代の電気のシステムだからこそできることだそうですね。
でも、非常事態で今までやったことのなかったことを初めて行う訳だから、100%確実にできるとは限らない。
この程度の「上手くいかない」くらいは仕方ないのかも、と私(←やっぱり軽くキレてた)も思い始めました。
むしろ、「停電しない」と言われてていきなり停電するよりは、100倍も1000倍も幸せだ。
が
職場は、計画通りの「計画停電」が実施されるという・・・
はい、職場だって例外じゃないと思われても当然です。
でも、私の勤務先は「特別養護老人ホーム」です。
抵抗力が若い人間より低下している、そして身体機能も精神機能も若い人間とは訳が違う方々が、生活する場所です。
勿論、電力の優先度合いは病院の方が上に決まってます。
でも・・・今日はほんとに切なかった。
私が出勤したら、
「4時半から夕食」
と言われてたまげ、でもあたふたと準備をしました。
誰が4時半にお夕飯を食べたいと思うんだろう・・・と思いつつ。
だけど、そんなこと言ってられないのは、今の日本の現実。
ご飯が出るだけありがたいのも、現実。
書いたとおり、電気は消えた。
食堂で召し上がってた方は、だいたい食べ終えて(正直、「急いで食べさせる」という状況に近かったと思う…ほんとにごめんなさい皆さん)、歯磨きやトイレ誘導などを行う時間だったかな。
ちなみに、食堂で食べられない方・・・現在「ターミナルケア」のお世話をさせていただいてる方・・・の夕食は、停電から復旧後。
なぜかというと「吸引器が使えないから」。
手動のものもあるのですが、それは吸い込む力が強すぎて大きな刺激になってしまうため使えないそうです。
でも、いつでも吸引器を使える状態で提供しないと安全は確保できないから、との判断。
停電復旧予定は8時。
4時半も8時も、切ないよ・・・
でも、現実は受け入れないと。
だけど、ご飯の時間が変わっても、寝る時間はそうそう変更できない。
でも、電気は消えた。
そこで、思い切って提案しました。
「つなぎに、歌を歌わせてください」
久しぶりに、まさかの非常事態に、行き当たりばったりでレクリエーションをしました。
みんなで、「故郷」と「野ばら」を歌いました。
合間に、「皆さんの故郷は?」とか「お花の名前を挙げてみましょうか」とかコミュニケーション(と頭の体操)も、入れました。
中庭から見える空がだんだん濃い色になっていくのを感じながら。
正味何分つなげたかは、わからないけど・・・
一瞬でも笑顔で過ごせれば、それだけでいいから、と。
でも、正直言って終わってからが長かった。
「つなぎ」のつもりだったので、終わったら古い流行歌のCDをかけようと思ってたのに、CDプレーヤーの電池が切れてしまい。
フロアに響くのは、気持ちが不安定な方の「怖いよ、帰りたいよ」の声。
大丈夫よ、大丈夫、と言い続けても、どんどん暗くなっていくフロア。
そして、どんどん寒くなっていくフロア。
こんなに職場が寒いなんて思ってなかった・・・
当然、利用者さんも寒がるため、上に着せたり、ひざかけで肩をくるんだり。
やるべきことはやったつもりです。
でも、ご利用者にとっての一番の「安心」は、現代では
「ちょうどいい温度と、ちょうどいい明るさ」なんだろうな・・・と。
それが保証された上での「楽しみ」なんだろうな・・・と。
難しい。
停電中に私の勤務時間は終了。
「あがろう」と思った瞬間、自分が必死に笑顔を作ってたことに気付く。
ものすごく寒い。(歌ってる時必死になって汗かいたらもろに冷えた)
ものすごく暗い。(私は暗いのがほんとは極度に苦手)
ものすごく怖い。(いつも明るくてやたら温度が高い職場との違いに驚いて)
・・・利用者さんのこと「不安定」なんて言ったけど、それは違う。誰もが生じる感情なんだな。
非常事態から、またひとつ学んだ。
で、帰るのが怖くて仕方なくなってしまった私ですが・・・
そしたら、同じ時間に上がりだった職員さんが、「帰ろ帰ろ」と言ってくださり。
ふたりで外に出たら、街灯もすべて消えてるのに、いつもの帰り道より明るかった。
・・・違うよ、暗闇に2時間もいたから、目が慣れちゃったんだよ
もんのすごい、明るい!
今日は星月夜。
ふっくらお月様に、くっきりオリオン座。
Viva, ロドプシン!(私にもあったのね!っていうかこの物質でいいんだっけ?)
Viva, 暗順応!!
って、人間のマル秘機能を誉めたたえたいわけではなく・・・
施設(それは私の職場だけでなく、医療・福祉の施設全般)に電力が行き届かない現実は、厳しいということ。
無理ができない方々に、ものすごく無理を強いている現状が、とても辛いです。
勿論、電気の供給システムは難しいと思うし、自家発電の設備とか考え始めたら、電力会社のできることとはまた違う次元になってくるとは思うのだけど・・・
でも、我が家が消えないのに、施設が消えるのは、やっぱりおかしい。
被災され、不便な生活をされた方の健康が損なわれませんよう。
「電力の供給不足」で健康を損なわれる方が増えませんよう。
この厳しい環境はまだまだ続くけれど、どうか皆様が不安や苦しみの中でもできる限りの「安心」を得られますよう、心から願います。
職場の明日の朝食は、6時20分だそうです。
ええ、「酒豪」のタイトルは、返上しましたよ。
大いに反省し、大いに笑われ、妹からは大いにドン引きされ、今日に至っております。
・・・あれ、今日じゃなかったかな?
ちょっと前の話になりますが・・・
私の呑み方をやたら面白がる職員さん(まぎれもなく酒豪と思われる)は、あのライオンになった私に
「また新しく伝説作っちゃったねえ~」
と冷やかしてくれまして・・・
私は過去、伝説を作っていたんでしょうか・・・
ま、よいのですが、反省反省ですとずっと言い続けていたのに、その職員さんが
「3月29日が期限のボトルキープしてるんだよねえ、呑みに行かない?」
といきなりお誘いくださいまして。
「でも私、お酒に関しては今後は自重していくつもりです・・・」
と言ったら、その職員さんは
「あなたが自重したら面白くない!」
となかなかかっこよく言いきってくれて、なぜかお誘いに乗ってしまいました。
その「女子会」が決行されたのが、先週の火曜日。
メンバーは、一応今後の内容も含めて軽く伏せつつ書くと
・推定40代後半~50代前半乙女
・推定今年36歳乙女
・推定でもなんでもなく味噌煮込みうどん乙女(?)の私
です。
なんでこの組み合わせになったのかは、知りません。
36歳乙女が、ちょっと遅刻してきました。
その間に、長老乙女とふたり、ボトルを出してもらうよう頼みました。
店員さん:「預けられた銘柄はなんですか?」
長老乙女:「銘柄なんか忘れちゃったわよ、確かね、『青』って入ってたかな、芋は匂いが強いから違う」
店員さん:「探してまいります」
で、年女乙女登場。
長老乙女:「寝てたんでしょ!」
年女乙女:「違う!仕事してたの!」
ボトルが来ない。
ふたり、ぶうぶう。
店員さん登場。
「見つかりません」
乙女三人:「えー、そんなのおかしい!」
店員さん:「確認してまいります」
(中略)
店員さん:「見つかりませんので、一本サービスします」
乙女三人:「しょうがないなあ」
長老乙女:「じゃあ、米にしようかな」
年女乙女:「待ちきれないから生みっつ!」
(生ビール登場、おごそかに乾杯)
(ボトル登場、三人仲良くロックで)
長老乙女:「米って、味がしないんだね」
そ し た ら
ボトルが、出てきたよ。
銘柄は
黒霧島
でした。
(長老乙女をハリセンでひっぱたきたい衝動に駆られた私は、間違ってないよね?)
それから先は、呑んで、愚痴って、笑って、ぼやいて、語って、悟って、呑んで、勿論食べて
味噌煮乙女は、社会勉強。
ほぼ、聞き役のつもりではいたけど、いや多分あったとは思うけど
「職場は仲良しごっこの場じゃない!」
と、常々感じていたことを、はっきり言ってしまった。
言えて、ちょっとすっきりした。たとえそれがオフィシャルな場じゃなく、しかも三人とも酔っ払ってて翌日以降の生活に何の影響をもたらさないとしても。
そして自分なりに、知ったかぶりも、してみたよ。
ついでに主張も、してみたよ。
「できるADLとするADLっていう言葉があるんです」
「することをできることに近付けていくのが我々の役割なんです」
「職場の環境のせいでできることができなくなっちゃいけないんです」
暑いねー、私。
でも、暑い聞き役なりに悟ったのは、
私自身が感じていた通り、今の職場はかなり厳しい(やばい)状況にきていること。
その中で、必死にもがいている人が、いること。
もがき方が、上手な訳じゃないこと。
むしろ、人間臭いこと。
すんごい、勉強になった、飲み会でした。
そして、ラストオーダー前に
ボトル 2本 からっぽ
ついか ちゅうもん
(注:黒霧島は少ししか飲まれてなかった)
お会計、ひとり3000円。
ありがとうございます、サービスしてもらって~。
青とか芋じゃないとか言ってくれて~。
ラッキー♪
あー呑んだ呑んだ。
え?自重するって言ったの、誰だっけ?
3人仲良くへろへろでお店を出たら、タクシーがロータリーに並んでいて、それを見た年女乙女(1ケ月前にシンガポールのライオンになった私がちゃんと帰れるか始めから心配していた)が
「spicaさん
かぼちゃの馬車が並んでるよ♪」
と可愛い声で言ったので、私も
「ほんとだ、御者もイケメンばっかり~」
と返してしまいました。
あほだねえ。酔っ払うと、ほんとに人って、あほだねえ。
残念ながら電車はまだあったので、イケメン御者のかぼちゃの馬車に乗ることもなく、きちんと帰宅。
12時ちょい前に、品行方正なシンデレラは帰りましたよ。
あ、かぼちゃの馬車を待つもうひとりのシンデレラが恋している王子様の存在も、知っちゃった~。
私が入職したばかりの新年会でのふたりの空気に何かを感じた私は、意外と敏感なのかな?
ちなみにその王子様は
なかなかの肩書
なかなかの長身
なかなかのイケメン
なかなかのおしゃれ
で、なかなかの独身アラフォー
なんだけど、なんか裏があるのかなあとかひそかに思ってる、私です。
この年になると、どうも勘ぐっちゃうんだよね。だめね。
でも、とってもいい方なので、応援しちゃいます。
どう応援すればいいのかわからないけど・・・
ということで、酒豪じゃないですが、お酒が好きな生活には戻りました。
お酒が好きな、普通の女の子に戻ります~。
(お前のどこが普通なんだ、女の子なんだというツッコミはなしでお願いします)
大いに反省し、大いに笑われ、妹からは大いにドン引きされ、今日に至っております。
・・・あれ、今日じゃなかったかな?
ちょっと前の話になりますが・・・
私の呑み方をやたら面白がる職員さん(まぎれもなく酒豪と思われる)は、あのライオンになった私に
「また新しく伝説作っちゃったねえ~」
と冷やかしてくれまして・・・
私は過去、伝説を作っていたんでしょうか・・・
ま、よいのですが、反省反省ですとずっと言い続けていたのに、その職員さんが
「3月29日が期限のボトルキープしてるんだよねえ、呑みに行かない?」
といきなりお誘いくださいまして。
「でも私、お酒に関しては今後は自重していくつもりです・・・」
と言ったら、その職員さんは
「あなたが自重したら面白くない!」
となかなかかっこよく言いきってくれて、なぜかお誘いに乗ってしまいました。
その「女子会」が決行されたのが、先週の火曜日。
メンバーは、一応今後の内容も含めて軽く伏せつつ書くと
・推定40代後半~50代前半乙女
・推定今年36歳乙女
・推定でもなんでもなく味噌煮込みうどん乙女(?)の私
です。
なんでこの組み合わせになったのかは、知りません。
36歳乙女が、ちょっと遅刻してきました。
その間に、長老乙女とふたり、ボトルを出してもらうよう頼みました。
店員さん:「預けられた銘柄はなんですか?」
長老乙女:「銘柄なんか忘れちゃったわよ、確かね、『青』って入ってたかな、芋は匂いが強いから違う」
店員さん:「探してまいります」
で、年女乙女登場。
長老乙女:「寝てたんでしょ!」
年女乙女:「違う!仕事してたの!」
ボトルが来ない。
ふたり、ぶうぶう。
店員さん登場。
「見つかりません」
乙女三人:「えー、そんなのおかしい!」
店員さん:「確認してまいります」
(中略)
店員さん:「見つかりませんので、一本サービスします」
乙女三人:「しょうがないなあ」
長老乙女:「じゃあ、米にしようかな」
年女乙女:「待ちきれないから生みっつ!」
(生ビール登場、おごそかに乾杯)
(ボトル登場、三人仲良くロックで)
長老乙女:「米って、味がしないんだね」
そ し た ら
ボトルが、出てきたよ。
銘柄は
黒霧島
でした。
(長老乙女をハリセンでひっぱたきたい衝動に駆られた私は、間違ってないよね?)
それから先は、呑んで、愚痴って、笑って、ぼやいて、語って、悟って、呑んで、勿論食べて
味噌煮乙女は、社会勉強。
ほぼ、聞き役のつもりではいたけど、いや多分あったとは思うけど
「職場は仲良しごっこの場じゃない!」
と、常々感じていたことを、はっきり言ってしまった。
言えて、ちょっとすっきりした。たとえそれがオフィシャルな場じゃなく、しかも三人とも酔っ払ってて翌日以降の生活に何の影響をもたらさないとしても。
そして自分なりに、知ったかぶりも、してみたよ。
ついでに主張も、してみたよ。
「できるADLとするADLっていう言葉があるんです」
「することをできることに近付けていくのが我々の役割なんです」
「職場の環境のせいでできることができなくなっちゃいけないんです」
暑いねー、私。
でも、暑い聞き役なりに悟ったのは、
私自身が感じていた通り、今の職場はかなり厳しい(やばい)状況にきていること。
その中で、必死にもがいている人が、いること。
もがき方が、上手な訳じゃないこと。
むしろ、人間臭いこと。
すんごい、勉強になった、飲み会でした。
そして、ラストオーダー前に
ボトル 2本 からっぽ
ついか ちゅうもん
(注:黒霧島は少ししか飲まれてなかった)
お会計、ひとり3000円。
ありがとうございます、サービスしてもらって~。
青とか芋じゃないとか言ってくれて~。
ラッキー♪
あー呑んだ呑んだ。
え?自重するって言ったの、誰だっけ?
3人仲良くへろへろでお店を出たら、タクシーがロータリーに並んでいて、それを見た年女乙女(1ケ月前にシンガポールのライオンになった私がちゃんと帰れるか始めから心配していた)が
「spicaさん
かぼちゃの馬車が並んでるよ♪」
と可愛い声で言ったので、私も
「ほんとだ、御者もイケメンばっかり~」
と返してしまいました。
あほだねえ。酔っ払うと、ほんとに人って、あほだねえ。
残念ながら電車はまだあったので、イケメン御者のかぼちゃの馬車に乗ることもなく、きちんと帰宅。
12時ちょい前に、品行方正なシンデレラは帰りましたよ。
あ、かぼちゃの馬車を待つもうひとりのシンデレラが恋している王子様の存在も、知っちゃった~。
私が入職したばかりの新年会でのふたりの空気に何かを感じた私は、意外と敏感なのかな?
ちなみにその王子様は
なかなかの肩書
なかなかの長身
なかなかのイケメン
なかなかのおしゃれ
で、なかなかの独身アラフォー
なんだけど、なんか裏があるのかなあとかひそかに思ってる、私です。
この年になると、どうも勘ぐっちゃうんだよね。だめね。
でも、とってもいい方なので、応援しちゃいます。
どう応援すればいいのかわからないけど・・・
ということで、酒豪じゃないですが、お酒が好きな生活には戻りました。
お酒が好きな、普通の女の子に戻ります~。
(お前のどこが普通なんだ、女の子なんだというツッコミはなしでお願いします)
高齢者の施設で働く以上、経験する覚悟をしないといけない。
でも、悲しい・・・
金曜日に、大好きな利用者さんが亡くなられました。
老衰だそうです。
私の担当フロアから外れ、だんだん言葉も減っていっていたのは知っていたけれど・・・
愛らしい目、ちょっとわがままなところ、そして優しい心。
まだお元気だったころ、私があれこれお手伝いをし、お布団に誘導したら
「あなたはふたつ、みっつ、よっつ、いつつも、優しくしてくれましたね」
と本当にあったかい言葉をかけてくださったことがあります。
そんなにしてないのに・・・ただただ泣きそうになりました。
書いてませんでしたが、ってそんなに書いていいことだとは思いませんが、また私が休んでいた時期に重なったこともあったのですが、この夏の暑さのせいか、崩してしまった体調を戻せることなく亡くなられた方も結構おられ。
私が職場に入ってから、「全介助」という状態でお世話させていただいた、あるいは世話してもらったと言い換えられる方々が相次いで他界されました。
今の職場は、全介助の方につきっきりでお手伝いするという内容からなんとか自力で食事を取れる方の安全を確保する、という形に変化してきています。
それは大変の質が全く違うけれど、でもそれだけ尊い命が旅立ち、新しい人を迎え入れる職場の流れを感じるわけで・・・
命について。
天寿をまっとうすることは幸せ。
でも、やはり別れはとても悲しい。
いろんなことを、施設の利用者さんから学んでいる現在です。
感謝を持って働こう。
ただそれだけです。
でも、悲しい・・・
金曜日に、大好きな利用者さんが亡くなられました。
老衰だそうです。
私の担当フロアから外れ、だんだん言葉も減っていっていたのは知っていたけれど・・・
愛らしい目、ちょっとわがままなところ、そして優しい心。
まだお元気だったころ、私があれこれお手伝いをし、お布団に誘導したら
「あなたはふたつ、みっつ、よっつ、いつつも、優しくしてくれましたね」
と本当にあったかい言葉をかけてくださったことがあります。
そんなにしてないのに・・・ただただ泣きそうになりました。
書いてませんでしたが、ってそんなに書いていいことだとは思いませんが、また私が休んでいた時期に重なったこともあったのですが、この夏の暑さのせいか、崩してしまった体調を戻せることなく亡くなられた方も結構おられ。
私が職場に入ってから、「全介助」という状態でお世話させていただいた、あるいは世話してもらったと言い換えられる方々が相次いで他界されました。
今の職場は、全介助の方につきっきりでお手伝いするという内容からなんとか自力で食事を取れる方の安全を確保する、という形に変化してきています。
それは大変の質が全く違うけれど、でもそれだけ尊い命が旅立ち、新しい人を迎え入れる職場の流れを感じるわけで・・・
命について。
天寿をまっとうすることは幸せ。
でも、やはり別れはとても悲しい。
いろんなことを、施設の利用者さんから学んでいる現在です。
感謝を持って働こう。
ただそれだけです。
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