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先生は、花束ではなく、「みんなのうた」の楽譜集や、音楽家の伝記マンガをプレゼントしてくださって。
今では「みんなのうた」は怪獣や新米の大好きな楽譜。現役ばりばりです。
そして、伝記マンガの方ですが・・・
たしか、シューマン、ショパン、シューベルトなんかを頂いたかな・・・
だから、音楽史に詳しい訳じゃないのにシューマンの奥さんクララのことも知ってるし、シューベルトは幼少時天使の歌声をモーツァルトのライバルサリエリに認められたことなんか、知ってます。
(記憶が正しければ・・・だけど)
ショパンとサンドの情熱的な恋愛は・・・幼い私には刺激的だったり(笑)
その中に、ブラームスもありました。
ブラームスとクララの関係も気になるところですが・・・
そして、マンガなので、結構な脚色もあったはずだし、私の記憶が正しいかは自信がないんだけど・・・
たしかね、ブラームスは友人ヨアヒム(バイオリニスト)との演奏旅行か何かの時に、ヨアヒムとともに自作の曲を披露しようとしたところ、会場のピアノの調律が全くできていなかった。
半音狂っていた。
・・・そこで、行き当たりばったりで移調して、見事演奏を成功させた。
そんな記憶があるんだけど、証拠となるサイトは見つからず。
だから、全く自信は、ありません。
なんですが。
私は今、ブラームスになりたいんですよ~。
小さなリサイタル計画中ですが、その中の一曲の調を、友人が決めかねていて。
もしかしたら「もう半音あげるかも」と。
が、私は半音上の楽譜は持ってない。
だから
私も
ブラームスに
なってしまえ!!!
(↑無謀)
ですが、天才ブラームスと凡人の私には大いなる「能力の差」があるわけで。
えっちらおっちら、和音を模索。
一応、最後までは弾けた!
けど、えっちらおっちら感、たっぷり~♪
文章で言うところの
「誤字脱字だらけ」
のような状態です・・・
道は、なかなか険しい。
そもそも、私がピアノを弾くのが許されるのかも疑問符いっぱいな、現在。
でも、頑張るわよ!
調が決まったら、それに向けて懸命に練習するから!
先生が昔私たちに与えてくださったものが
こうして今でも生きている。
それって、本当に恵まれているなあと思います。
良い師匠に「音楽」を通じて私自身を育てていただけて、本当に感謝の言葉が見つからないです。
あ、そういやカラオケで2曲歌ったけど、すごく勉強になりました。伴奏の。
カラオケの機械に教えてもらう私。どんまい。
おかげさまで、元気です。
3日連続で車を運転しました。なんとか無事故無違反です。
さてさて、実はですね、職場にて小さなリサイタルを開こうと計画中でして・・・
もうすぐ、本決まりになりそう。
・・・がしかし
プロを呼べるまたとない幸運は手に入れられそうなものの
伴奏者を呼べるほどの幸運は持ち合わせてない
・・・なので、代打、俺。(古田風)
えええええええええ!!!!!
(自分でのけぞるほど。マスオさんくらい)
だから、無理だってばさ!
発表会は自己満足だから下手くそでいいけど、相手はプロだよ?
いいのかいいのか?自問自答。
でもこれは
意外や意外、美味しいかもしれぬ。
(ネタに生きる自分は嫌いじゃないのよ)
なので、ピアノが弾けるかどうかは置いておいて(置いちゃいかんのだが)、「音楽家」としての自分のプロフィールを、考えてみようと思い立った本日。
(おバカ丸出しですよ~)
さあ、できるかな・・・???
あ、できるだけ史実に忠実に(私の人生のどこが「史実」なんだかわかりませんが)書くつもりですが誇張したらごめんね。でも結構マニアックに書きこむ予定。わかるところだけでも伝わったら幸いです。
すぴか (メゾ・ソプラノ、ピアノ、フルート)
千葉県出身。
5歳よりピアノをM.H氏に、7歳より歌唱をM.I氏に師事。
12歳よりフルート、ピッコロを始め、14歳よりフルートをH.K氏に、15歳より管弦楽法をH.K氏に師事。
音楽に青春をかけた生活の中で大勢の中の一名として数々のコンクールに参加、割と目立っちゃったことと生来の音楽好きからその道を志そうかと血迷うが、高校時代に自分はどれも「並」であることを自覚し断念。
ホ○リ大学略して医学部リハ科なんちゃら療法専攻をびりから首席卒業、卒業までに数多くの「もうすこし頑張りま賞」受賞。在学中に音楽療法に興味を持つものの、肝心の音楽療法の授業は欠席している。在学中にN.A、K.Y各氏に師事。また更なる研鑽を積むべく、試験がないことをラッキーとばかりにリハ界の東京大学へ社会人聴講生として潜入、トランポリンの跳び方、ボールプールへの飛び込み方を学ぶ。
現在、千葉県某所老人ホーム非常勤なんでも屋。老年期の臨床経験を元に、生活の質を高めることについて脳内のみで研究中。その傍ら、精力的に音楽活動に取り組んでいるが、やはり並は、並。
主な著作:
敬老の日記念作文(1984、絵具をもらう)
どろぼうに入られたどろぼう(1985)
老人がかかりやすい病気・怪我 腹巻姿のおじいさんの絵で解説する新しい視点で(1996)
立ち上がりのしくみ(2011)
特技:
血圧測定
宿題放棄
二度寝
長縄跳び
プログラムに載るかはわかりませんが、とりあえず夜も更けたので、このへんで。
プログラムはどうでもいいけど、どうか夢がかないますように♪
・・・もちろん、嘘ですが。
ピアノの先生のご主人に、フルートのレッスンをしていただいちゃいました♪
ピアノ伴奏をしてもらう友人Cちゃんとともに、先生のお宅訪問。
どうして先生のご主人に?とはてなだと思いますが、
ご主人(以下旦那先生)は、中学の音楽の先生で、元強豪中学のオーケストラ部顧問。
今は退職されたのか、あるいは現場を離れ教頭~校長のポジションにいらっしゃるのか定かではないのですが・・・(数年前に教頭になるために直接指導の場から離れたことまではわかっています)
母校仲間にだけ伝わるような言い方で言うと、「習高で礎を作ったかすぴー」と同じような感じです。
マイナーなコンクールではあるものの、日本一に導かれた。(記憶が正しければ)
その後中学は黄金期を迎えるけれど、その基を作ったのが、旦那先生です。
ちなみに、我が母校千葉県の某女子高オーケストラ部にとって、
その中学の出身者=金の卵
だったという大きな事実~。
誰か関係者いたらどうしよう~。
さてさて、なぜレッスンを受けることになったかというと、先日のリハーサルでちょろっと吹かせていただいたフルートをもれなく聴いていたカメラ撮影担当の旦那先生が
「なんか・・・もったいない!」
と思っちゃったんですって。
もっともっと、改善すれば良くなるかも?って思っちゃったんですって。
そこでみっちーり、教えていただいてきました。
正直、ここまで深いところまでつっこまれるとは思ってなかったんだけど・・・
しかも、ブランクはふたけたですから・・・自分の技術の衰えは自覚しているので、そこを必死に補うべく力を抜くべき所に無理な力を入れていたことを、わかりやすい言葉で教えてくださいました。
でも
まさか
「大胸筋じゃなくて外腹斜筋、内腹斜筋を使って音を出そう」
なんて言われるとは思ってなかったよー!!!!!(びっくり)
簡単にいえば「胸式呼吸じゃなくて腹式呼吸で」なんだろうけどさ
まにあっくな筋肉名を出されて
なんにもわからなかった私は、解剖を勉強した人間として失格です・・・
その上・・・音出しにそんなまにあな筋肉を意識的に使うなんて・・・むり・・・
でも、さんざんダメだしを頂いたはずが、
一生懸命吹いていくうちに
「丁寧な指導を受けている」事実と「指導に応えるべく必死に吹く自分」の事実に
うまくなっちゃった
錯覚を、受けた訳で・・・・・・・・・・
さあて、本当に上手くなったのか、真相は闇の中です。
乗せてくれたCちゃんにも感謝☆
この催眠術的ご指導の効果が、当日まで持続することを願うばかりです。
自信?あるわけないじゃーん♪
でも、私は本当に本当に恵まれているな、ありがたいな、と思いました。
そのことに、心から感謝しつつ、本番に臨みたいと思います。
なにより、楽しくやらなきゃ!
7曲の勘違いリサイタル、じゃなかった、ちびっこお遊戯会の余興、でもなかった、発表会ももうすぐです。
「仕上げ」「まとめ」の時期に入ってきました。
(仕上がってもまとまってもないんだけど)
今日は先生のところでAちゃんと合わせ
先生が感慨深げに私とAちゃんが大きくなったこと(ふたりの世代は違うけど、私とAちゃんを音楽の面で「子育て」してくれたのはまぎれもなく先生だったのでした)についてしみじみ語りだしたら時間がやたら経ってしまい
Aちゃんのお宅で1時間弱特訓して
一度家に帰って家族でお茶を飲み
再度先生のお宅に伺って今度は個人レッスンを受けて
また先生がしみじみ語って
ついでに当日怪獣と新米も一緒に歌おう・・・という話になり
(みんなで歌う曲は私より二匹の方がよく知っている)
帰ってきました。
(てんこ盛り!)
(まとまってないけど)まとめの時期なので、先生は今更無理難題を言うことはせず、
「敢えてゆっくり弾く練習をすると、気付かずにすべって弾いている部分が見つかると思う」
とご指導くださいました。ありがたいことです。
夜その通りに練習してみたら、とんでもなくすべりまくり・・・人志松本に殴られそうなほど・・・で途方に暮れている現在ですが、一応、まとめはまとめなので、今季?自分なりにいろいろ考えたことを、さらっと振り返ってみようかなと。
今季に感じたこと、が実は私の音楽人生そのものの振り返りになりそうな気がするのですが、まあよいよい。
あくまで素人の気持ちなので、正しいことを言っているとは限りません。
※個人の感想であり、同じような効果を実証するものではありません
↑的感じですが、お暇な方はどうぞ。
*******
ひとつの曲に取り組もうとした時、自分はいったいどういう風に楽譜を見ていたかな?と考えました。
ピアノだったら、メロディー、伴奏、内声・・・いろんな音が、ひとつの楽譜に載っている訳で。
でも、私はどうも、楽譜を「縦に見る」傾向が強かったなあ、と思ったんです。
「縦に見る」とは、テンポを規則正しく、揃えるべき音をきっちり揃える、分散和音の間隔を均等にする・・・などなど。
でも、「縦に見る」だけじゃ見えないことを、先生にいっぱい教えてもらいました。
分散和音の1音目をずーっとつなげていくと、とても美しいメロディーになっていたり。
そのメロディーを丁寧に歌うことで、音楽としての美しさがうんと増していく。
その1音目をつなげて歌うこと=「横に見る」なんですね。
でも当然ながら、美しいメロディーを際立たせるのは、正確で均等な、分散和音。
縦に見ることも、横に見ることも、どっちも大事。
音楽は一元ではないんだ、と。
なぜ私が「縦に見る」傾向が強いかというと、私のルーツを紐解いていくことになるのですが
そして
なぜ私が「横に見る」ことについても何かを感じるようになったのかも、ルーツを紐解くことになるのですが
中学時代の吹奏楽部で、私は「音楽の縦」をみっっっちり仕込まれました。
顧問のK先生は、かなり厳しくストイックな指導をする方で、
「メトロノームと自分の指揮以外は信じるな」
という教育だったんです。
すごいでしょ、足で拍子を取るのも禁止だったんだよ。
「自分で取る拍」は、どうしても主観が混じってしまうから。(それは間違いじゃないんだけどね)
吹奏楽という、基本的に一度に一音しか出せない楽器の集団では、和音は「ぴったり揃えて綺麗に鳴る」ものでした。
でも、ぴったり揃った和音の美しさに心酔できるものがあったんだと思います。中学生の私なりに。
勿論、先生は「音楽の横」を無視してた訳ではありません。
私は最後のコンクールでピッコロとフルートのソロを吹かせてもらった(同学年のフルートは私ひとりだったから、先輩の権力行使です。笑)けど、先生は中学に出入りしている楽器屋さんの営業担当の方がフルートがお上手で(音大を出られたか定かではありませんが)、楽器屋さんなのに「先生」と呼び(私にとっても尊敬できる「先生」でした)その「先生」に私のソロを徹底的に個人指導をお願いしてくれました。
ひとりで吹くピッコロは、とてつもなく「横の世界」。
だって、一音しか鳴らないんだもん。周りと合わせることを排除した空間では、横を意識するしかない。
結果、私なり・・・ではあったけれど、緩急ある民謡の祭囃子の横笛の雰囲気は、出せたかな?
さて、そして高校に入ったら・・・
オーケストラ部に入った私を待ちうけていたのは、「もろに横の世界」でした。
まず
部員120人
・・・この時点で、そうそう簡単に「縦が合う」わけもなく・・・
でも、これもそういう意味ではなかったような気もするんです。
顧問のK先生(中学のK先生とは別人です)は、「縦」よりも「横」を大切にされる方でした。
指揮の仕方も、中学のK先生とは対照的に、拍を見やすく指揮するのではなく、「音楽としてのまとまり」「曲の展開」「それに伴う緩急」を、ものすごく大切に意識されたような指揮でした。
中学の時とは違った「音楽の捉え方」を、少しずつ学んでいくようになりました。
・・・でも、縦を合わせる根性はもう根付いちゃってたもんだから
16分音符で限りなく速く吹く箇所は、一音一音分解して
超スローから(もちメトロノーム使用)始めて
変な記憶力の良さが発揮されてその16分音符の不規則な羅列を全部覚えて
(楽譜を追ってたらテンポでなんか吹けない)
だんだん速くして、いち早くマスター!
・・・でもそんなだったので、フルートで「歌う」ことは未だに苦手な私です
でも、その「横重視」なはずの先生が、「縦」を大切にした瞬間を覚えています。
コンクールの県大会以降の大会は録音審査だったのですが、
その録音を何回か撮って、出来上がった音源は
クライマックスに突入するあたりのtuttiの一音だけ、より上手く「同時に鳴らせた」録音を使ってたんです。
K先生が、「こっちの方がいい和音だったから、(録音してくれた業者さんに)頼んで切り貼りを試してもらったところ、いい感じになったんだって。
録音の技術のすごさにぶったまげましたが・・・そしてそれってコンクールとしてありなのかちょっとはてなだけど・・・
でも、こういう経緯を経て、音楽を「縦に見る」「横に見る」ということを、音楽に夢中だった頃、無意識のうちに自分なりに考えていたんだなあ。
そう思うと、あの「部活どっぷり」だった中学・高校時代に、私なりの「音楽の捉え方」をいろいろ模索してたんだね。
それから10数年の時を経て、「ピアノ」という吹奏楽でもオーケストラでもない楽器に取り組んでいたら
その昔の自分なりの模索の結果を、曲の中に詰め込みたい、と思うようになりました。
それに気付かされたのは、「音楽の育ての親」であるピアノの先生の指導から、というのがまた感慨深い。
均等な伴奏の中から、湧き出てくるような美しいメロディーをしっかりと丁寧に歌えるように、なりたいな。
・・・なれてきたかな?あ、まとまっても仕上がってもないんだった・・・
音楽って、織物のよう。
縦糸と横糸の組み合わせで、美しい模様ができるのね。
だから、縦も横も、大切。
・・・私はどんな織物を、織れるかな?
ラストスパート。
頑張りますよー。もちろんイロモノ余興担当として、ねっ♪
(いいのか?)
あ、イロモノ余興担当は、ドレスアップする必要ないかと思ったので、
というか、かーなーりカジュアルな会だとこないだのリハーサルでしみじみ感じちゃったので
もろ普段着
で出まーす!
(春物の誘惑で普段着ばかり買っちゃってきれいな服買える状況じゃないからっていうのは、ここだけの話)
プログラムをいただいたら
独奏 トリ
声楽・楽器演奏 トリ
自由な演奏&連弾 トリ
えええええええええええええええええ!!
だからさ、何もかも間違ってますってば!
勿論、先生に猛烈抗議。
100歩譲って、連弾は良しとしよう。
私たちの前は中学生だもの。
で も
ピアノ独奏は、教育学部で音楽を学んでいる女の子が私の前
(昨年はこの重圧に完敗した)
フルート演奏は、声楽とクラリネットの後
(クラリネットの子は初登場につき情報なしだが高3。音大志望の可能性もある)
(せめてクラリネット→私→声楽にしてくれればよいものを)
ブラウン監督になれるんなら、ホームベース引っ剥がして投げてたね。
そんくらい、猛抗議。
でも、熱いブラウン監督風の私に対し、先生涼しい顔~。
まあ、年齢考えるとそうなっちゃうのも仕方ないんだけど・・・むうう。
ということで、
今年も、「イロモノ担当の『淑女』」で参ることにします。
もうお一人の声楽を披露される「淑女」さんはもう身体を張ってイロモノを担当する気持ちなのか
2曲歌われるうちの2曲目の作者に「藤山一郎」と書かれておりました。
藤山一郎さんの曲は青い山脈しか存じてませんが・・・
でも、東京音楽学校を出られていて、声楽家としての素養をしっかりと持たれた方だとも知ってます。
(青い山脈は、流行歌にうとい私だけど大好きです)
・・・だけどこの選曲は、イロモノ狙いだと思うんだよね~。
ネタばれになるから、ここでは伏せますが。
平均年齢を著しく引き上げている感じをひしひしと感じつつも
連弾ご一緒するAちゃんが私を20代半ばだと思い込んでたと言ってくれたので
まあ、いっか。
・・・よくない!