形にあらわれない昇格？

休めたせいか、風邪声がだいぶ改善されてきました。
熱も下がり（今日は出なかった！）、動けそうなのでマスクマンで出勤。
母が買ってきた、「マスクにスプレーすると防御力UP!」という謎の液体を噴霧して出勤。



下っ端で働いていたつもりでしたが、私はなんとトップなんだとな。
（決して「リーダー」ではない。これほどリーダーシップの欠如した人間は自分以外思いつかない）
私が働いているフロアは、施設の中で一番仕事量の多い場所。
だから助っ人として雇われたわけなんですが・・・
だからだから、下っ端のつもりでいたんですが・・・


正職員さんはシフト制で、夕食の時間帯に私が働くフロアで勤務するのは、今シフト表見返したら月に２回、多くて３回だということが判明。
（全員をしっかり見たわけじゃないんだけど、だいたい平均的にそんな感じ）
そんな中、私は週４日も、そこで働いているわけで。
しかも、１年以上居座っているわけで。
正職員さんとは違う形で、職場のある一面に関わっていた。
「狭く深く」関わっていた。
それを、今日「トップ」と評された。


びっくりしたけど、うれしかったです。
千里の道も一歩から？



必要とされることの責任。
責任という重み。
そして、ありがたさ。
頑張って働こうと思います。
リーダーにはなれないけど、現場の状況をできる限りうまく察知して、対応できる職員目指して、ね。
早く風邪治して、ね。

後悔と反省がお土産。

　　　　　　　　　　　　



この曲と、このグループ知ってる人は、私と同年代とお見受けします。
美空ひばりと迷ったけど、ネタとしてはこっちでしょ。





本日お祭り。
気合い空回り。
以前「臨機応変」がテーマだと書いたけど（http://spicaspica.blog.shinobi.jp/Entry/1059/）、なんとかかんとか一年で身につけたのは通常業務の「臨機応変」（それもまだ確実とは言えないけど…）であって、一年で一番大きなイベントであるこの場所で、うまく動けなかった。

うまくいったのは、髪のアレンジと浴衣の着付けくらい（ひとりで３分で着てしまった）。
あと、浴衣脱いでからの肉体労働くらい。


でも、楽しんでいる利用者さんを見るのは、うれしかった。
終わったとき、「さびしいねえ」とつぶやいた利用者さんを見て、役立たずでもこうしてそんな楽しい、夢のような場所に立ち会えたこと、いつもは関わることがかなり少ない方が私に発した言葉にひとり爆笑しそうになったこと（はっきり言って名言の域。でもここには書ける内容ではないので割愛）、オアシスちゃんに浴衣姿を「可愛い！」と言ってもらえたこと、職員さんが時間をかけて作り上げた出し物の迫力やかっこよさに圧倒され、この職場の職員さんたちは本当に施設のために頑張れる人たちだと感じられたこと、天気が危ぶまれたけど今年も綺麗な花火を見ることができたこと、そんなことがいろいろあって、凹んでる一方で満足している自分もいます。




さあ、明日は通常業務！
今日の疲れが明日に響かないよう、これ書いたら寝まーす。


でも、来年まだ今の職場にいたら、浴衣はやめよう・・・暑すぎた・・・

ビールの出ないビアガーデン

に行ってきました。




はい、仕事です。
ビールの出ない「ビアガーデン」のイベント要員。



聞いてなーーーーーーーーーーーい！！！！！（昨年のお祭り以来2度目）



でも、結果的にはとても仕事は楽で（これがイベントじゃなければ相当過酷な勤務が予想される日だった）、まあほっとしたし、楽しかったんですが。





夏の空を見ながら、夏のむしむしする空気を感じながら、「いつもと違う食事を外で食べ、いつもと違う飲み物を飲む」雰囲気を味わってもらうイベント。
中庭で、私がいつも関わっている利用者さんと一緒に楽しみました。
利用者さんの誘導がすごく大変だったけど・・・
（今日何回エレベーター乗ったんだろ）


私はいつもどおり全介助の方についたのといつもの見通しのよいフロアとは違うので（ついた職員も多かった）よくは見えなかったけど、いつもより食が進んでいる利用者さんもちらほら見えて、やっぱり楽しいことを感じる、そして食への意欲につながることってあるんだな、と気づき。
しかも、出された食べ物いただきながら仕事できるなんてらっきー。笑。


でもいまだにいじられる酒ネタ・・・
どこへ行っても、さけさけさけさけと言われるんですが。
（たしかに、外であんなに飲んだのは初めてだった気がする・・・しかも激務後の疲れた状態でなんて）

一緒にイベント要員になった（同じく全く知らずに）後輩さんが、仕事上がりに


「spicaさん、そんなに飲まれるの？」



というし・・・
先輩危うし。
でもね、ちょっと嬉しいことも言ってもらえたんです。
後輩さんと一緒に働くのは木曜日だけなんですが、「木曜日はほっとする」って言ってもらえたのー。
私と一緒だと、安心できるって。
危うい先輩ながら、ほんの少しは役に立ててると信じよう。



施設のイベントは楽しいです。
夕食介助の職員なので、関われることがあるのも、うれしいです。
でも、本音を言えば、「食」以外でももうちょっと利用者さんを楽しませるイベント、というかそんな大がかりなものじゃなくてもレクリエーションや遊びリテーション的なことも取り入れてほしいなあ・・・

私の中では「このフロアで風船バレーをしたらどうだろうか」とかいろいろ考えてるんだけど。
脳内だけ。だけどね。




ではでは、ビアガーデンでお茶飲んで帰ってきた私の日記おしまい。
本物のビアガーデンは、あんまり行く気ない、ビール苦手、暑いの苦手人間な私。



追伸：熱い夏はまだまだ熱いです！
本当に番狂わせが・・・

アネノサシガネ

書いてませんでしたが・・・


実は、後輩がもうひとり増えたんです。




なんと、高校生。
びっくりでしょー。



そして、その子のお姉さんが、なんとあの可愛い可愛いオアシスちゃんなんです。
びっくりでしょー。



数週前に、オアシスちゃんが、らぶ主任と話がしたいけどタイミングが・・・と私に打ち明けて。
何話すのかな？と思いつつも主任の休憩の入り時間をなんとなく教えてあげて。

その数日後、たまたま居合わせちゃったんです。
その「話」をする現場に。


オアシスちゃんは言った。

「この職場に年齢制限はありますか？実は私の妹が将来介護の道に行きたいと思っていて夕食の時間に働きたいと言っているんです」

と。


猫の手も借りたい職場、しかも若いながらも真摯に利用者さんと向き合うオアシスちゃんは、きっと職場でもきちんと評価されている。
その妹さんなら、もう採用しかないでしょー。


って私は思ったら、案の定採用。





で、先週の土曜日、私は再び先輩でびゅーを果たしたのでした。
おっとりなオアシスちゃんと雰囲気の違う、体育会系の妹ちゃん。仮称オアイモちゃん。
でも、笑った時の目じりがちょっと似ていて、そしてなにより若くて（若すぎか？）可愛い。
一緒に半端なく忙しいフロアでみっちり働きましたが、まだ戸惑っているかな、という様子。


仕事上がりに（べろべろとは別の）相談員さんに会ったら「えらいねえ、本当にえらいねえ」と感心されて照れていた。
私も「ほんとに立派だと思う」と言ったら、またはにかみ笑い。
やっぱ可愛いわー。



しかし、驚愕の事実が、ロッカールームで明らかに。


「姉が勝手に話進めたんです。私は乗り気じゃなかったのに」



えええええええええええええええ。
オアシスちゃん、嘘ついたね？主任に。





でも、即座に私は理解した。
オアシスちゃんは、今の職場の窮状（半端ない人手不足・特に夕食の時間帯）をなんとかしたいと思って、妹をそそのかしちゃったのです。
施設を思って、そこまでの行動をした。


オアイモちゃんは

「姉はマイペースに見せかけて強引なんですよ。でもそこが可愛いと妹でも思うんです」


うん、オアシスちゃんは、マイペースだ。そこが超可愛い。
でも、そのツケが、オアイモちゃんに回ってしまった。
はっきり言って、高校生のバイトにしては過酷だし、覚悟もいる仕事。
大丈夫かな？


「でも私、やると決めた以上は頑張ります」



オアイモちゃん、しっかりした子でした。
これからどうなるかまだまだわからないけれど、私はお姉ちゃんにそそのかされて引っ張り出されちゃって、最初はそんな気なかったのに、きちんと働きに来てくれたことに、感謝しようと思います。




私がオアイモちゃんに言ったこと。

介護の現場は、いつ自分が関わることになるかわからない場所。
祖父母、両親、そして自分。
数年後、十数年後、数十年後、もしかしたら自分は何らかの形でどこかの施設とつながりをもつかもしれない。
また、オアイモちゃん高校２年生、未来の進路はまだ無限だけれど、その無限の可能性の中に、「介護」という仕事をしている人がいることを知る機会を持つことは、決して無駄にはならない。


そんなことを、ロッカールームで話しました。
どうなるかわからないけれど、好感の持てる姉妹とお近づきになれるなんて、それこそなかなかないことだと思うので、私も先輩頑張ります。感謝しながら頑張ります。
姉がちょっと強引な姉妹。ね（笑）



写真は、オアシスちゃんが私にプレゼントしてくれたストラップ。
可愛すぎて、三十路の私がどこにつければいいか目下悩み中。



さて、洗濯が終わったので本日おしまい。
明日は頑張って働くぞ。もうひとりの後輩さんも一緒に働く予定也。

先輩でびゅー

とうとうしちゃいました。
小心な私、ふたたび夢にまで出てきましたが・・・


結局、不安のほとんどは杞憂に終わったかなー。
まず、とてもいい方でした。
年齢は、私より先輩です。
でも、全くの未経験の仕事（おそらく想像を超えていただろうに・・・）をきちんとこなそうとされている姿は、誠実な人だという印象。

そして、私が先輩でびゅーするのは木曜の今日だったけど、その方の職場でびゅーは一昨日の火曜でした（笑）
つまり、私が教える前に他の職員さんが多少は教えていた、ということ。
だから、教えなきゃいけないと思ってたことの一部は把握されていらっしゃいました。
ほっ。

さらに、私よりとろみづけが上手だという。
先輩初日で先越されちゃいましたよ・・・


まだまだ始まったばかりで、後輩さんが覚えないといけないことは盛りだくさんだけど、でも出だし好調・・・なんじゃないかしら？
それと、ちょっと嬉しかったのが後輩さんが全く同じ勤務帯の、同じ立場の私だからこそ教えられることに感謝してくれたこと。
「なにからなにまで丁寧にありがとうございました」と言ってくださいました。ありがたや。



やっちまったことをふたつ。
「先輩」「先輩」と正職員の皆さんにやたら連呼されるようになりました・・・
職員さんのからかいターゲットに完全になってます・・・
「この施設のドン」とかあらぬことまで誇張されて話されたり。

もうひとつは、やっぱり緊張していたらしい私、モップがけの説明で、言葉がうまく出なくて
「あの、その、あの・・・」
と全然説明になっていない現場をあんちゃん天使に目撃されてバカうけされちゃいました・・・

おそらく、後輩さんも、私が施設内いじられキャラだということはたったの１日でわかっちゃったでしょう・・・
嗚呼、先輩どうなっちゃうんでしょうか。


なめられる２年生。はじまりはじまり。
「おどおどしない」「威厳をもつこと」も課題？（私に威厳が備わる日は来ないと思うが）