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自分の年齢を、ふと思い返す。
10年前の今頃の自分を、ふと思い返す。
・・・あれ?
・・・あれれ??
・・・もしや???
取り出してみた。
パスポート。
開いて、確認してみた。
ぎゃーーーーーーーーー!
あと半月ちょいで、切れちゃうじゃないか!有効期限!!
私、日本じゃない日本で働いていたものの
10年前に卒業(一年前)旅行に行くときにこの10年パスポートを作って
旅行に行ったきり
海外に、行ってない!!!
10年前はそんなこと考えもしなかった。
そこそこの収入を得て、休暇に思いっきり海外旅行する自分を想像して、10年のを作ったはず。
なーのーにー。
(以下省略)
で、どうしようかと・・・
現在の私のステータス:
・お金ないよ
・休みは取れないよ(悪運が最高についてる私、2月15日までのシフトはできている)
・でも期限も迫ってるよ
さあ、どうするかね。
通帳と、手帳と、睡眠サイクルと、疲労回復手段の確保の仕方と
あれこれ考えて、かなり無理に近いですが、迫る期限の間、悩もうかなと。
一人旅は大好き(もちろん国内限定、しかもたいがい日帰り)だし、海外にひとりで行くこともそんなに不安はない。
英語圏にはどう考えても行けないだろうけど、自分の英語力を試したい。
あれこれ模索しまーす。
内心、とっても焦っていたりして。
来るべき日がもうすぐ来ること。
それまでに自分がもっともっと動くべきことはあるんじゃないか?
自分は今のままで本当にいいのか?
心残りはないか?
あれこれ、ぐるぐる。
一方で、自分で自分自身に期限を設けるか迷っていること。
今のままで満足していいわけがない。
自分のアビリティとキャパシティをきちんと考えた上で
それを最大限に発揮できる環境を求める、あるいは環境を作り出す
そんな努力をしなくていいの?
あれこれ、ぐるぐる。
ぐるぐるしながら、よく食べ、よく眠り、よくなめられ、よくいじられている、今日この頃です。
ま、今が悪い訳じゃないんだけどね。
今日、職場で
「立石呑んだくれツアー」
を計画しようかとわいわい話してしまったよ。
一応、私がプレゼンをするらしい・・・
しーらないっと。
ちょっと、おひさしぶりです。
元気です。もりもり食べてます。
おそらくそんなに食べなくていいけど、まあ元気なのでいいことにします。
あ、よくないか。
忙しかったし慌ただしかったし、感情の起伏もめちゃくちゃになりそうな(それは不安とか落ち込みの波ではなく、驚きとか悲しみとかやるせなさとか…そんな波です)1週間でした。
人間の命について、ひたすら考えた1週間でした。
しかも、きっかけが「ひとりの人間」ではなく「複数の人間」(しかも自分を含まない)だったことが、すごいです。
その中からふたつ、「対照的」なのかはわからないけど書いてみます。
明日は早起きです。ただいま洗濯中。
ひとつの命の火が、あっという間に消えました。
私は数回しかお会いしたことはなかったけれど、穏やかで優しい、朴訥なお人柄なことは知っていました。
苦しまれたのは、おそらく5分ぐらいだったと。
あまりにあっけない、旅立ちだったそうです。
おそらく「幸せな最期」だったと言えるのでしょうが、残された者はそんなことが起こるとは全く想像もしていなかった訳で。
覚悟も準備も心構えも、なーんにもしないまま、いきなり「大切な人の死」という事実と対峙するのは、どんなものなのか・・・とも思います。
(私も祖父を似たような形で見送ったので、その時の感情を思い出すと少しはわかる気がするのですが)
お花が大好きな方でした。
ご自分で、見事な蘭をいくつも育てていらっしゃいました。
東京ドームに出展したこともあったとか。
棺の中のその方は、あまりに穏やかで綺麗なお顔をされていました。
その穏やかなお顔の周りには、ご自分で育てられた美しい蘭の花が囲んでいました。
天国でのお名前に、「蘭」の文字が入ったそうです。
どうぞ安らかにお眠りください。
*******
「死」を見つめた後、「生」も見つめることになりました。
というか、人間は毎日の生活の中で確実に「死」に向かっていて、それなのに必死に「生」きているんですね。
*******
医師に
「いつ何が起こってもおかしくない状況です」
「手術が成功しても寝たきり生活を勧めます」
と言われた人が、3ヶ月の月日を経て、ひとりで入浴できるようになりました。
3ヶ月前に、そんな日が来るとは誰も想像していなかったかもしれない。
「死」という暗い影におびえていた時期もあったと思う。
本人も、周囲の人も。
でもその人は、回復した。
術後3週間、ベッドから一歩も出られなかった人が、そこまで回復した。
「あきらめない」ことの大切さを、知りました。
人間の命は、
桜の花のようであり
大輪の花火のようであり
梅の蕾のようであり
雪の下のふきのとうのようです。
まとめになってませんが、そう思いました。
絵心も詩心もないので、ご勘弁ください。
自分がどんなように生きるか全くわからないけど、やっぱり充実した人生だと思えたらいいな。
そのためには、毎日大事に過ごさなきゃ・・・ね。
お仕事前に、ちょこっとだけ…と
谷根千散策!
(谷中・根津・千駄木のことです)
初詣に行きたいなあ・・・と思って、でもひとりで行くのもさびしいなあと思い、友人に声をかけたら、6日に千駄木に買い物に行くから、そっち方面ならよかったら、とお返事をいただき。
ということで、夕方から仕事だけど、その前に、ほんのちょっと。
待ち合わせは千駄木。
まず目指したのは・・・
根津神社。
初めて行きましたが、とても趣深く、空気がしんとして、素敵。
「重要文化財」としての価値も、存分に感じました。
お賽銭を投げて、あれこれ願う。
叶うかどうか・・・わからないけど、あれこれのうちのちょっとでも、叶いますよう。
で、友人と悩んだのですが、この神社はいったい誰をまつっているのか。
(どこにも書いてない!)
ウィキペディアで調べてみたら、いっぱいまつってあるみたいでした。
つまりはきっと、オールラウンダーよっ。
お守りを買おうとして、「健康に効くものは?」と聞いたら、「なんでも叶う」のしかないみたいで。
・・・やっぱり、オールラウンダーなんだわっ。
ということで、なんでも守ってくれそうな、根津神社と言えばつつじでしょと、きれいなつつじの刺繍がされたものをひとつ買いました。
自分にじゃないんだけどね。
おみくじは、小吉でした。まあそんなもんだろうなあ。
ちょこっとでも吉なら、よしとしよう。
失せ物は、女の人が見つけてくれるらしい。
電車で忘れ物をしたら、女性の駅員さんにすがろうと決心。
(そもそも、忘れるなよ・・・忘れる前提で考えるなよ自分・・・)
つつじの花の季節は、見事なんだろうなあ。
でも、池にかめさんがいるのを発見。なんか縁起がいい感じ。
そして、根津神社には、素敵すぎるお稲荷さんが併設されていました!
その名も、乙女稲荷(キャー!!!)
味噌煮の乙女ふたり、大興奮(ちょっとだけ誇張)
そして、その入り口脇に、なんとも乙女ちっくな可愛いお花が咲いた木が植わっていたよ。
みっつめは、花のアップです。
可愛い~♪
乙女稲荷にも、乙女度をアップしてもらえるよう一生懸命願い、根津神社を後に。
ちょっと歩いて、友人が買い物をしたいお店へ。
和紙屋さんでした。
あまりに素敵な和紙がいっぱいで、しかも他にも私のツボをくすぐりまくるものがてんこ盛り・・・
悩んで悩んで、ちょこっとだけ購入。
中身はなんでしょう?ご想像にお任せします。
歩いてる途中で撮ったつばき。
そのまま、友人おすすめのイタリアンのお店へ。
おそらく丸の内とかだったら倍くらいしそうな内容のランチを、お手頃価格でいただきました。
サラダとスープだけでなく、前菜までついてきたよ。
サラダは緑の野菜たっぷり(味つけはシンプルにバルサミコ酢)、スープも野菜たっぷりミネストローネでした。
友人の話によると、千駄木は「グルメの街」なんだって。
ほんとに、いろんなお店があったなあ。今まで行ったことなかったけど、美味しいものめぐりもできそう。
おいしいもの食べながら、くだけたおしゃべりをする時間は、至福です~。
まじめな話もしたけどね。
まだ時間があったので、そのまま日暮里まで歩くことに。
幼稚園の脇を通ったら、ピアニカの合奏が聴こえてきました。
・・・なぜか「紅葉」でした・・・(秋の夕日に照る山紅葉)
秋から練習してたら、秋通り越しちゃったのかな?と苦笑い。
それと、こんな車を発見。
うぎゃー!素敵すぎる!!
「こどもきちトラック」と書かれており、
子供たちが自由に書いた絵で覆われています。
こんなことをさせる大人の懐の深さも、すごいよね。
谷中銀座に到着。
なんか、すごくいい感じの商店街ですね。
激安コロッケとか、有名人が食べまくってるというメンチカツとか、揚げてないかりんとうとか、竹細工とか。
下町の雰囲気と、ちょこっと観光客を意識したところと、いろんなものが混在して、いい感じ。
こういう風情は、好きだ。
「気取った」感じとは違う、力の抜けた雰囲気(でも「銀座」と名乗っちゃうあたりも)好きだ。
・・・でも、「夕焼けだんだん」の意味はまったくわからなかったよー。
(ただの階段)
ですが、その「夕焼けだんだん」と名のついたただの階段に、更なる癒しが待っていた。
あれ、ちょこん。
まだ、ちょこん。(ちょっと寄った)
こんなに寄っても、堂々たる貫録!
「あんた、そんなにおいらを撮りたいのかい、しょうがないなあ」
ちょっと、モデルになっていただきました~。
ううううう~、可愛い♪
友人の話によると、谷中は「猫の街」なんだそうで。
3匹ほど出会いましたが、どの猫ちゃんも堂々としてる。
人を怖がること皆無。
都内の違うところで真っ白な猫を見て、写真を撮ろうとしたら逃げられたのですが、同じ都内でもこんなに猫の堂々っぷりが違うのにびっくりです。
癒された・・・
そんな感じで、短い時間だったのにも関わらず、「谷根千」すべて満喫しちゃいましたー♪
ああ、たのしかった!
友よ、案内してくれてありがとう☆
また行きたいなー!!