職場にてのいろいろ

まあ、いろんなことを感じてます。
ちっちゃなことばかりだけど、ちっちゃいのでまとめてちょっとだけ書きつけておきます。


●シンデレラ気取り

たまに、掃除の時間が15分くらい取れる日があります。
かなり仕事が順調にいった時だけど。
誰もいないフロアで、モップがけをすると、どうしても歌いたい歌が。

ディズニーの、シンデレラのテーマ。

合唱団でも歌いました。

♪喜びの光　行く手に満ち
　花たちは歌う　七色の調べ
　あなたへの想い　幼い日の夢
　神様が育てた　優しい心　今あなたのもの～♪

（歌詞間違ってたらごめんなさい）

とりあえず、そこは歌いたい。
でも誰が来るかわからないから、なかなか歌詞を口に出せない。
そこで次に出てきそうになるのが、スキャット。
映画版では、シンデレラが小鳥と一緒に口ずさみます。
ああ、歌いたい。


なんでかというと。

高校の時に、部活の打ち上げで披露した芸「シンデレラ」の主役を張ったからです（笑）
内容は、かなーりくだらなかったけど、その冒頭で、私は舞台を拭き掃除しました。
「シンデレラのテーマ」をＢＧＭに。
自前のスカートに、わざわざぼろ布をつぎはぎのようにガムテープで貼り付けた格好で。
先輩は、どう見てもシンデレラにふさわしいキャスティングじゃない私に、

「spiちゃーーん！！」

と爆笑しながら声を張り上げて声援を送ってくれました。


そんなことがあるから、ひとりで掃除をしていると、歌いたくなるんですよ。
薄給激務の締めくくりには、なりたいのがシンデレラなんですねー。
歌うのは必死にこらえてますが。



●どうやらなめられたくさい

日誌を読んでいる間に、くだらない話をしていたら、あんちゃん天使に少々バカにされた。
そうは見えないが、年の差７歳（私が年上ね）
怒ればいいのかもしれないが、どえむですから喜んじゃうのが私なのです。
害のない「いじりいじられ」は、それだけお互いフランクになれたって証だと思うので。
いじられてなんぼの人間ですから。（嗚呼どえむ）



●赤とんぼ

私がほとんどかかわったことのない利用者さんに、目を離せない方がいらっしゃいます。
安全を確保するには、なにもかもマンツーになりかねない方。
その日奇跡的に仕事が早く終わり、10分時間があきました。
なので、その方がいらっしゃるフロアに、手伝いに行ったら、やはり職員さんはほかの仕事ができず困っていました。
そこで、本当はそのフロアのモップがけをする手伝うつもりだったのですが、急遽その方につくことに。


すぐにソファから立ち上がろうとする方が、口にしたのが、唱歌だった。
私は、一緒に歌った。（シンデレラになれないので。って嘘ですが）
そしたら、周りの方も、一緒に口ずさみ始め。
小さな歌唱会。
目を離せない方は、歌い終えたら何度でも最初から歌い始める。
私は、勤務時間いっぱい、一緒に歌った。

もしかしたら、他の職員さんにはあまりいい印象を与えなかったかもしれない。
はっきり言って「余計な御世話」だと感じられたかもしれない。
でも、いいんだ。
その方は、歌っている間は席を立つこともなく、何度も歌いたがった。
周りの方とも、ほんの少しの間だけど、「場を共有」できた。
若い職員さんには、お年寄りにポニョの歌を教え込もうとする方もいた。
私はそれは違う、と思っていた。
私は私のしたい方法で、利用者さんの気持ちに添いたいと思った結果が、それだった。
少なからず、私は一緒に歌えてうれしかったから。




職員さんや利用者さんとのかかわりからは、いろんなことを学べます。
だからこそ、トイレ介助できるようになりたーい（話が別）

では、おやすみなさい。