12月1日

もう今年も残り1か月。
月日のたつのはほんとにはやい。
そんな中、感じたあれこれ。



◆ゆめまくら

２週間くらい前から、私が関わることはほとんどないけれど人生の師だと思える名言をつぶやいたおばあさんを見かけなくなりました。
退所されたのかな、それとも・・・と思っていました。
きっと、そのなんともいえない不安な気持ちが私の頭のどこかにあったのかもしれません。
そしたら、昨晩の夢に出てきました。
相当気になってたのかな私。
なので、思い切って職員さんに聞いてみたら、亡くなられたと。
突然だったと。
関わることは少なくても、その方の元気なお姿とセンスたっぷりな言葉（私の中でツボヒットだらけ）は本当に目に焼き付いていて、消えそうにありません。

平均寿命をとうに越えていらっしゃる方が多い施設。
こういうことが、いつあってもおかしくないのが、今いる職場。
だからこそ、心構えと一緒に時間を共有できることを大切にしたいと思いました。
悲しいと思うこと、そして現実を受け入れること、両方あっていいかな？



◆時計の速さはひとそれぞれ

今日、時折関わる方の食事後から布団に入るまでを付き添いました。
しっかりされている方で、基本的になんでも自力でできるけれど、現病歴と年齢のこと、安全の確保のため見守りが必要な方です。
普通の方なら、５分か10分で終わる一連の工程が、25分かかりました。
ずっと見守るのは、やはり時間限られているし、自分中心に考えると、ちょっといらいらします。
でも、それはあくまで自分目線でしかないんです。
その利用者さんは、短い時間でこなすことよりも、時間関係なしに一連の行動を自力で、自分の思った通りにやり遂げることを大切にしている。
それを、仕事の効率とかそんな自分勝手な理由で制限するのは、間違いだなあと。

無事お布団に入ってもらい、「おやすみなさい」と声かけして時計を見たら、掃除ができませんでした。
他の職員さんの仕事を増やしてしまったのは申し訳ないけど、今日はいつものルーティンワークとは違う時計の速さで行動させていただけて、またひとつ勉強になりました。

この世界は、奥深い。



◆あれから７年

今日ニュースで、愛子さまが誕生日を迎えられたと放送してました。
愛子さまが生まれた日に、私は卒論の発表をしたのです。
もう７年か・・・
この７年の間に、周りはいろんな変化が起きている。
リハビリ屋として着実にキャリアを積み、頑張っている仲間、家庭を持った仲間、いろいろ。
私は、何も成長していないような気がして、胸中複雑。
でも、目に見えない形で、私も何かが変わってきていると信じよう。

・・・成長してないけど。笑。



では、あと１か月、風邪をひかないことを目標に頑張ります。
クリスマスソングがなんだかせつなくなってくる最近だけど、私は頑張る。うん。