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案の定、本当に無事なのかは謎ですが・・・私も利用者さんも怪我はないので無事です。無事。
2回やって、まだ慣れてきたとは言い難いけれど、自分のタイプ、をなんとなく実感しました。
私は、レク主催として完成されていない。
いっぱいいっぱいだし、テンパってるし、あわあわしてるし。
堂々と「皆さんを楽しい時間に導く」タイプではない。
でも、私の場合、いっぱいいっぱいでテンパっている私を、参加された方が暖かい目で見てくれて、一緒に楽しみながらフォロー(それは利用者さんがそう自覚しているのではなく、気づかぬうちにそういう優しさを提供してくれているのです)があって、「レクリエーション」の時間として成立しているのだ、と。
利用者さんの優しさあっての、レクリエーションだ、ということです。
**********
そう感じたのは、過去の経験があるから。
大学4年の臨床実習で、私は大学病院にお世話になりました。
そこで私の指導に当たってくださったOTの先生は、大学病院・・・回転も速く、急性期の患者さんを多く診るという現場・・・なのに、時折老年期に入られた患者さんを集めて、小規模なレクリエーションの時間を設けていたのです。
大学病院という場所なのに、そういったことをされていることは、本当にすごいことです。
その指導してくださった先生は、私が思う「レクリエーション主催としての完成形」ができていた方でした。
一瞬にして場を楽しい雰囲気に変え、盛り上げ方も上手で、皆さんの笑顔がこぼれる。
びっくりしました。
すごいなあ、と思いました。
その様子を、一度私に「見本」として見せてくださったのでした。
その後、実習も大詰めになったころ。
いつも通り急性期メインのリハビリの時間帯に、先生は患者さんに声をかけ始めた。
「○○さん、今日午後みんなでわいわい楽しもうと思うんですがいらっしゃいませんか
今日はこの子が担当します」
この子=私
えええええええええええええええええ。
聞いてません!聞いてませんって!!
ぶったまげたけど、先生は本気でした。
「歌いたい歌とかありますか?」なんて呑気に聞いてらっしゃる。
患者さん、「リンゴの唄が歌いたいねえ」
昼休み、私は電子ピアノで、リンゴの唄と箱根八里を猛特訓しました・・・
隣のPT(理学療法)室では、「一体誰がピアノを弾いてるのか?」とうわさになったとか。
テンパってる実習生ですよ・・・
レクリエーションは、散々な出来でした。
テンパった私は、すぐ先生にヘルプを出した。
そしたら、盛り上がる会場。(って患者さんはたしか5、6人だったけど)
でも、私も感じた。
いっぱいいっぱいになっている私を、確かに患者さんたちは暖かい、優しい表情で見てくださっていた。
そう、確かに。
先生も、優しい言葉をかけてくださいました。
「君は、ぐいぐい引っ張るタイプじゃないけど、なにか持ってるよ」
優しい言葉をたくさんいただき、でも精神的に相当参って身体にも異変が起きていた私に、先生が点数として出した評価は、とても厳しかった。
でも、厳しさの中にたくさんの優しさ、私を肯定してくださる言葉をもらった。
点数は、まぎれもない事実。
でも、同じくらい、いただいた言葉も私の中で大きなものでした。
今でも宝物のように、心の中にしまってあります。
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そのころとちっとも変っていない、いやでも少しだけ強くなったかな?それでも人前で平気でぐだぐだっぷりを発揮する私は、案の定、司会進行はへたくそ、段取り悪すぎ、レク中の利用者さんの表情を見ている余裕0というひどい有様。
でも、一生懸命やってます。
ピアノも、弾いてます。
歌も歌ってます。
最初レク参加を嫌がった利用者さんが「週に1回でもやってほしいなあ」と言ってくれました。
ストレスで押しつぶされそうになっていた利用者さんが、明るい表情になりました。
おだやかで私をいつも優しい気持ちにさせてくれる利用者さんが、「教えるの上手ね」と言ってくれました。
集団力動とか考えだしたらきりがないけど(っていうかおバカなのでわかんなーい)、集団でみんながそれぞれ楽しんでくれていたら、いいなと思います。
だから私、めげずに頑張るよ。
もうネタ切れの気配が漂っているけど・・・頑張るよ。
でも
当初の予定が7、8人だったのに
前回は14人
今回は20人
ありえねー。
20人の前で声を張り上げる、テンパリまくりの私を想像して、応援してやってください。
利用者さんなくしては場がまともにならないへなちょこ主催者、がんばります。
お勉強ブログ、放置しっぱなしだけど、そろそろ書こうかなあ・・・
拝啓 ジャイアン様
桜風が舞う今日この頃、貴方様にはご健勝のことと存じます。
さて、自分のことをジャイアンだジャイアンだと言ってしまい、申し訳ありませんでした。
私は貴方様とは違いました。
貴方様は、(たとえのび太やスネ男が逃げ出したいくらい下手な歌声であっても、それに気づかず)堂々とお歌いになっていらっしゃいます。
わたくしは、そうではありませんでした。
(へたくそ極まりないのは同じですが)びくびくしながら、きょどきょどしながら、テンパリながら歌い、弾いた私は、貴方様のお名前を名乗るには到底及ばないことに、本日気づきました。
深く反省しております。
が、わたくしは貴方様を目標に頑張る所存でございますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
末筆ながら、ジャイアン様のますますのご活躍をお祈り申し上げます。
ついでに、空き地リサイタルの成功も、お祈り申し上げます。
敬具
********
そんな一日。
って、どんな一日かというと、「集団レクリエーション主催」デビュー。
一応、無事終えましたー。
無事なのかさっぱりわかりませんが、一応無事は無事(少なくとも私は)なので、そう書いておきます。
想定外のことがずいぶんとたくさんありました。
7、8人でやるつもりが、どういうわけだか14人も集まっちゃって(職員間の認識のずれにより)
職員もなんだかやたら集まっちゃって(ひとりアシスタントで来てくれると思ったら、私以外に5人くらいいた)
主要メンバーに予定していたはずだったひとが入ってなくて(もろもろの事情により)
風船バレーで3回も風船が割れて
・・・とまあ、挙げだしたらきりがないのですが、結果オーライですよ。
あれ、ほんとにオーライなのか・・・・・?
作業療法士として働く時間をいただいて1ヶ月が経ち、利用者の皆さんがおやつ前にやっている「○戸○門体操」をいつのまにか完璧に踊れるようになっていました(それをやることがいいことなのかはわからないんだけど)。
そしたら、みんなの前で踊らされました。まあよいです。
ちゃんと、印籠の決めポーズもきめたつもり。
そのあと、一応「これから2週に1回、楽しい時間を持たせていただくことになりました」と名前を名乗って挨拶したら、立ち会ってくれた職員さんが口々に
「焼酎大好きです!」
「日本酒大好きです!」
「蛇口ひねると日本酒出ます!」
と嘘ばかり並べて(それも嘘だけど)主催者をののしり、じゃなくて、盛り上げてくれて
予定通り日付当てクイズをしたり歌を歌ったり春の連想ゲームをしたり風船バレーをしたりしました。
最初から最後まで、冷静になれませんでした。
場を盛り上げることに必死で、ピアノもちゃんと弾けてるのかもわからないし歌も歌えてるのかわからないし利用者さんが楽しんでくれてるのかもわかりませんでした・・・
だめだめ~。
でも、最後にもう一度歌ったら、なんとなく最初に歌った時より皆さん大きな声が出てた気がした。
その後、場がどうだったか、あらゆるひとから事情聴取。
反省点もたくさん出たけれど、「良かった」「楽しかった」と職員さん。
そして「すてきだったー声張り上げて歌っちゃった」ととある利用者さん。
そして、別の利用者さん(私と関わる機会がとても多い)からは
「あなた何者?」
と言われました。
言葉の真意を問うと
「いつも残飯片づけてるのに」
・・・だそうです・・・
うん、片づけてる、残飯。
たしかに、「残飯片づけ係」が「レク主催」って、変だよね。
でも、そうなんです。おかたづけもする、リハビリ屋になっちゃいました。
そこんとこ、理解してもらえるように、がんばります。
と、いうことで、本日メジャーデビューいたしました。
(個別リハのデビューはしてるんだけど、見た感じからも「マイナー」になってしまうのは事実)
今日、少しまた職員さんの理解・協力の輪が広がってるといいなと願います。
頑張るぞー。
再来週のプログラムどうしようかな・・・
今度は朧月夜を歌うつもりなのだけど、実は発表会前日。
やばやばな、じゃいあん。(ひらがなにしてみたよ)
明日はリハーサルじゃー。出勤前にひと弾きしてきまーす。
●おまけ●
今日、無事レクやってきたよ、花弾いて歌ったよと両親に報告したら母が
「小さい時習い事をやらせて本当に良かった」
と言ってくれました。
ほんと、そのことに今日心から感謝しようと思いました。
ピアノも合唱団も、無駄にならない。仕事に役立てるなんて。そんなこと想像もしてなかった。
ふっきねんび。
たとえほんのわずかな時間だとしても、今日、私がここ数年ずっと目指していたところに、かろうじてたどりついた、本日。
中身は、あるのかないのかわからない。
時間の制約も、大きいし。
能力がないうえに、限られた時間でどこまでのことを提供できるかは、まだ不明。未知数。
だけど・・・
素直に、嬉しかった。
心からありがたい、と思えた。
施設の利用者さんと今まで関わってきて、わかってたのは、「生活を通しての情報」。
今日は、それとは違う、違った切り口で、私なりに考えて悩んだ末、入り込んでみた。
副主任さんが立ち会ってくれました。
私より施設にいる時間がずっとずっと長く、利用者さんをそれこそ「生活を通して」見てきた副主任さんが、今日私が提示したものを「すごくおもしろい、興味深い」と言ってくださった。
おそらく、「生活の中で」漠然と見えていた「老い」というものを、今日私が提示した「フォーマルな形式」(とはいっても堅苦しくはしなかった。というか副主任さんが堅苦しく冷たいものをなるべく排し、柔らかい空気を作るお手伝いをしてくれました)で認識するのは、すごく新鮮だったと思う。
そして、私以上に、「どうしてこんな問題が起こるのか」を理解できていた。すごい人だ。
もちろん、私がこれから提供していく(予定の)ことは、利用者さんがより良い生活を送るためのお手伝いではあるけれど、今日副主任さんがとても好意的に受け取ってくれたこともあり、今日やったこと、調べたことを介護職員さんみんなで共有し、利用者さんの今の状況を多面的に見るための手助けになるといいなと思いました。
もしそうできたら、今まで下っ端天使として働いたことにも意義があるし(今後も天使業は続けるんだけど)いろんな形で連携ができる可能性が、今日見えたような気がします。
今日から私は、兼業天使です。
片足専門職に突っ込みました。
けど、スタンスはいじられる下っ端のままでいい。
それが、いい。
自分を生かして働ける、それが目標です。
せっかくなら、楽しみながら勉強していきたいです。
課題は山積み・・・でも、よいのじゃ。すこーしずつ、やっていこう。
ちいさな、ちいさな復帰、のお話。
*おまけ*
何事も形から入ろうと、あれこれ買ってみました。
すごく可愛いファイルと、評価・治療計画2本柱の資料綴じファイル。
形って、重要じゃん?
*おまけ2*
本日、大失恋記念日。
山崎まさよしさんが結婚されました・・・
将来迎えに来てくれるはずだった、白馬の王子様は別の方のところに行かれたようです。
きっとお相手は、夏がだめだったりセロリが好きだったりするんだろうなあ・・・
でも、おめでたい!
どうぞ幸せになってください。
セラバンド様。
あなたにお世話になっていたのは、というか使わせていただいていたのは、もうかれこれ10年近く前になりますか。
大学病院の臨床実習で、たくさんの患者さんに使用させていただきました。
その後、百貨店で水着を売っていた頃、隣のスポーツコーナーにセラバンド様が売ってあるのをお見かけしました。
病院にあるのとは違う、かなり負荷の強いものでした。
買ったお客さんはお見かけしませんでしたが、負荷が違うものが筋トレ用に販売されていること、「セラ」とつくけど治療用だけではなく幅広く品ぞろえをしていることを知り、感服したものです。
まさか自分の手元に、自分が使うためにやってくるとは思いもしませんでした。
びっくりでございます。
*****
今日は、1週間経ったのでちゃんとドクターの受診を受けました。
開口一番
「腰痛体操はやってますか?」
(もちろんやってない)
でも、必死にフォローしようと、口から出まかせを言った。
「中殿筋を鍛えようと思って(変形性股関節症にはそれがいいんだそう)徒手的に負荷加えてるんですが・・・」
(1回くらいはやったのは事実)
ドクター、
「じゃあこれ出しましょう」
ということで、セラバンド登場。
でも、それよりなにより、ドクターは「腰痛体操をやれ」とな。
いやだよーおばあちゃんだって認めるみたいだよー。
でも、たしかに腰の筋肉のストレッチは大事だよな、と思い、これからやろうと思います。
うん、明日から、ね。(早くも・・・な予感)
そして、痛みも落ち着いてきたので、「歩いてください」だそうです。
なのでさっそく歩きまくりました。
っていうか、おっちょこちょいで、2回も魔のPに行きました。買おうと思ったの忘れたの。
そして、バングラデシュの靴をまた眺めてうっとりしてきました。
どうやら、立ちっぱなしよりも、歩いてる方がいいみたい。
とりあえず、目標は「2月中完治!」
うん、腰痛体操と、セラバンドで中殿筋エクササイズと、歩き、やる・・・よ?ね?私。
医務課も介護課も?マークのまま。
ただ、日常生活に大きな支障はなく、ご本人もほとんど気にされず、熱もバイタルも安定。
でも、改善しないようであれば、受診するということで、一応「水分を多めに促す」という介護課でできる精一杯のことでしか対処していませんでした。
私は全介助の方をメインで見ているので、その方に長い時間つくことはできません。
でも、様子をちらちら見ていて、今日、頭の豆電球に電気が点ってしまったの。
ぴんこーん!?
もしや?
申し送りの内容からも、なんとなーく合点がいって・・・
ということで、「専門家が、じゃなくてもしかしたらの可能性として聞いてください」と主任さんに報告。
(ドンナースは帰宅してました)
私の見立てが正しいかはわかりませんが、脳みそ振り絞って伝えたこと自体は、満足。
ただ、でしゃばっちゃったかな・・・という思いも少々。
でも、利用者さんの「あれ?」な症状が早く改善してくれることを願います。
そのきっかけになってくれることを、願います。
神経なんてなーんにも覚えてないのになー。
筋肉の神経支配もなーんにも覚えてないのになー。
ペテン師リハビリ屋。天使ぶってるけど、腹黒い凡人な私。
ちょっと調べます。
*****
サンタさんは、靴下じゃなくて下駄箱にプレゼントを入れてくれました。
下駄箱にお菓子は・・・あーれー、だけれど、気持ちが嬉しくて。
私の趣味とはちょっと違うけど可愛いヘアゴムで飾ってくれていたよ。
でもーそのサンタはーしゅにーんー♪
やっぱり、いい上司です。
ちょっとしょげていたのだけど、小さな幸せはいろんなところに転がっているものです。
さっ、男子フィギュア見たら洗濯干して、寝るぞ。