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実はこの2週間、精神的にいろいろありすぎました。
最初は、前向きに自分の治療計画を立て、実行に移したと思っていた(その時はすごく調子が良かった)ら、出鼻をくじかれるようにショッキングな事実と向きあう羽目になり。
そんな自分を救ってくれたのが、自分に対するリハビリテーションでした。
ものすごく落ち込みすぎて、一晩泣いた後にピアノに触れた。
最初は鍵盤を叩きつけるだけで、イライライライラしていたのだけど、落ち着いてから、ピアノの曲ではない、でもずっと慣れ親しんできた音楽を、ピアノで弾いてみた。
違う楽器の音色で聴いていたはずの曲を、自分の下手くそなピアノでたどってみたら、落ち込んでいた気持ちが少しずつ回復してくるのを感じた。
昔の楽譜を弾こうとしても、もう指は回らない。
でも、知っているメロディを簡単にアレンジして弾いてみるのは、今の私にすごくいいらしい。
学校の授業で、「受動的な音楽療法と能動的な音楽療法」というのを聞いた。
前者は、自分で演奏するのではなく、聴くことになんらかの治療的意味を持たせる。
後者は、自分でなにかしらの楽器・声を使って演奏する。
前者も後者も大活躍です。
前者に、とってもいい手段を見つけました。
「手作りプラネタリウムをつけてクラシックを聴く」
イライラにかなり効果的です。オススメです。
そして後者にも、今日うってつけの教材発見。
12年前に腱鞘炎になったため弾きこなすことができなかった14ページもの大曲をリトライしているのですが、なにせ14ページなもので全然弾けない。
でも、最後の数小節が、かなりのストレス発散になることが判明。
14ページの間は難しすぎるのだけど、ラストはオクターブが届けばOK。
強弱記号は、fff(フォルティシシモ?だっけ?)。
さらにf追加の音量で弾くと、気分爽快。しかもラストだから、14ページ分すっとばしても完結した気分。
こりゃ、いいねえ。
さて、音楽療法じゃなくて、作業療法も。
赤ちゃんのおもちゃ作りは、すごくいい。
無我夢中で針を刺している時、完成に向けて頑張っている自分以外のことは忘れられる。
そして、「プレゼントしたい」というモチベーションは、やる気を更にヒートアップさせてくれる。
ところが本日、大いなる問題が発生したのです。
昨日の記事で載せた「握ると音が鳴る青いボール」が、握る箇所によって上手く鳴ってくれないのです。
「握れば必ず音が鳴る」のを目指していたんだけど・・・。
第2作目で、綿の詰め方とかいろいろ検討したのだけど、解決策が今のところ見つからない。
・・・うーん、困った。
ここで、「対象者(患者)に与える作業活動の難易度」について習ったことを思い出した。
簡単すぎても、難しすぎても、対象者のやる気は落ちる。
「適度な難易度」が大切なのだ。
実際、「音が鳴らない」事実に直面するまで、このプレゼント作り作業活動は、私にとってものすごくちょうどいい難易度だった。
だから、どんどん作ろう、こうして工夫してみよう、と頑張った。
ところが、今回つまづいて、今の私はちょっぴり途方に暮れている。
でも、投げ出すつもりは、一切ないのが救い。
そこで、考えられる対応策として
「運が良ければ音が鳴るにぎにぎ」へと求める完成度をワンランク下げてはどうか?
笛が鳴ればもうけもん。赤ちゃんにとっても大人にとっても。
でも、鳴らなくても、柔らかい感触は赤ちゃんだって嫌いじゃないだろう。
と、勝手に目標を変更し、プレゼント作り作業活動は明日から再開する予定です。
本当は、自分のケースレポートを書こうかと思ったんだけど、余りにもイタイので、やめました(笑)
でも、自分自身をリハビリするって、悪くない。
自分を客観的に見ることができる、良い機会だから。