平凡な人間の、平凡じゃない毎日の記録帳
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祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらはす
おごれる人も久しからず ただ春の夜の夢のごとし
たけき者もつひには滅びぬ ひとへに風の前の塵に同じ
(平家物語より)
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選挙戦の結果、想像以上に民主党が票を集めています。
小泉さんの圧倒的な強さを見せた前回の選挙を思い返すと、小泉さんの功罪も感じます。
でも、今回の圧勝で当選した民主党の立候補者は「鳩山チルドレン」あるいは「小沢チルドレン」なのでしょうか?
私は、個人的な印象としては「アンチ麻生チルドレン」と思えてしまいます。
鳩山さんが総理大臣になる姿を思い描けず。
また、小沢さんの黒い影は払拭できず。
今回の選挙は、国民が現在の苦しい日本を託す相手に、「自民党」を選べなかった結果ではないでしょうか。
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私はなぜか、今回の「政権交代」の大ニュースで、思い浮かんだのは民主党ではなく、昔の「社会党」だったのでした。
当時私は幼かったから選挙権もなかったけれど、社会党は確かに政権を取った。
(自民党と連立、というありえない状況ではあったけれど)
まゆげ総理なんかも話題になった。
でも、長くは続かなかった。
まゆげ総理は、自民党のいいなりになるしかなかった。
そして、政権は結局自民党の元に戻った。
(ごめんなさい、幼かったので記憶がすべて正しいとは限りません)
そして「社民党」と名前を変えた今、本当に本当に小さな党になってしまっている。
ニュースで社民党候補者が「諸派」と呼ばれていたことにびっくりした。
それくらい、「ひとへに風の前の塵に同じ」なのが世の流れなんだ、と。
(でも…連立するのかしら…)
だからこそ、正直言って民主党がマニフェストどおりの政治を実行してくれることに、私は期待できないのです。
天邪鬼な私だからかもしれないけど。
「たけき者もつひには滅びぬ」な瞬間が、またやってくる可能性を考えてしまうのです。
二大政党、といった形の政治になっていけばまた変わるかもしれないけれど。
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無党派層の私。
誰に、またどこの党に入れたかは内緒だけど、実は自民党のメディア戦略に踊らされたのも事実。
あの鳩山さん似男性のプロポーズアニメに加え、「政権交代より政策実現」のキャッチフレーズ。
確かに民主党のマニフェストは究極の理想論に聞こえてしまったり。
(だから悩んだし、天邪鬼は天邪鬼を実行してきた節もあり)
でも、結果はこのとおりなのです。
国民は託すしかないのです。
民主党がどこまで国を良い方に変えてくれるか。
あるいは、悪い方に転がるのか。
信じるしかないですね。
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麻生さんに唯一感謝したいことを。
漢字が苦手な私が「逆鱗」を読めるようになりました。
あなたが間違えてくれたおかげです。ありがとうございます。
あとは、自分の政治の進め方にどれだけ反省点を見出して今後につなげることができるかをよく考えて、頑張ってください。
あんまり応援してません。ごめんなさい。
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ざっくばらんに感じたままを書いてみました。
政治信条の定まらない、知識のない私がこんなに書いていいのかわからないけど、そこは政治家をあまり信用できない無党派層の三十路女の一意見、として流してくれれば幸いです。
写真は、投票所でもらっちゃった風船…
ひとりで投票に行って、たまたま職員さんが膨らましているところをお願いしたら、ふたつくれました(笑)
怪獣と新米に、ひとつずつプレゼントしよう。
怪獣はなんと「ちびまるこちゃん」に憧れてロングヘアをばっさり切ったようです。
写メ見たら、若干田舎者になった怪獣が新米と仲良く写ってましたー。
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