十進法なら５

我が家のおふろばの給湯スイッチについてる時計が、壊れました。


１０１


で点滅してます。



湯船につかりながら、数字がん見。
１と０だけで構成されてる数字。
美しい。
（「博士の愛した数式」の博士みたいね）



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中学に入って、数学がさっぱりわからなくなり、ピンチな私を救っていただいたS先生。
みこちゃんと、妹と３人で毎週通っていました。大学受験が終わるまで。
S先生に、数学の面白さを教わった。

今は画面の向こうに恋多き私ですが（でも今は向井くん一筋よー）、昔は夢も多かった。
でも、中学の時点で一番なりたかったのは、学校の先生だった気が。
もし中学の先生になれるなら、絶対数学の先生になりたいと思ってました。
わからないことはわかるまでとことん質問しまくる私は、おそらく学校では授業妨害に近かったかも・・・
でも、学校の先生が私が納得できる説明をできなかった時も、S先生はいつも丁寧に教えてくださった。
そんな先生への尊敬と憧憬が、交錯していたのかな？

試験前は、クラスの友達に数学を教えてました。
もともとわからんちんな私が頑張って理解したことを伝えれば、「教師目線」より噛み砕かれてわかりやすかったらしく。
我が家そばのプラザの構造をよーーーーーく知っている私は、同級生と一緒に控室やらスタジオやら忍び込んで（嗚呼ごめんなさい）勉強会をしたものです。
プラザの構造を知り尽くしているのは、合唱団とピアノと部活のおかげという・・・
そんな悪い子を、やってました。


勉強を「させられる」ことが大嫌いだった私。
宿題もまともに出さなかった、校則は守る不良。
おそらくたち悪かったよね・・・
でも、「自分から勉強する」ことは大好きでした。
がり勉、とは全く違うんだけどね。
（私の高校時代を知ってる友はわかってくれるはず）


高校に入って、腱鞘炎にならなければ・・・もっとノートをちゃんと取れてたら・・・数学をあきらめることはなかったかな、なんて後悔もあります。
センター試験は、３０点とか４０点とか、そんな点数でした。

今から数学を極めることは、もう無理。
だからこそ、夢中で問題を解いてた自分が、懐かしい。

２進法も、S先生から教わりました。今まで思いこんでた「数字」の概念がくつがえされて、痛快だった。
新しい世界を知った気がしたの。


大学で本当の意味での挫折をして、勉強することが辛くて辛くてたまらなくなっちゃったのも、今となっては経験すべきことだったのかもしれません。
中学高校時代の天真爛漫さは、きれいさっぱり消えた。私の中から。
残念だけれど、自分の傲慢さを知るという意味で、やはり大きいことだったのだろう、と思ったりして。


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さて、相変わらずおふろばの「１０１」をがん見している毎日ですが
視点を変えてみると、英語の顔文字「lol」にも見えます。

夏場でも長風呂好きな私、そんなこと考えては無駄ーに時間が過ぎていくのでした。


ってか故障？？
直さなくていいのかいな。
ま、給湯も追い炊きもちゃんとできてるから、まあいっか。