ラナこのほん

本日、ピアノのレッスン。
前回、先生にレクで使う楽譜をお借りしていました。
先生もとても興味を持ってくださって…ありがたいことです。
持つべきものは、師匠と友人です。


で、楽譜（中学校の教科書）をお返ししたら、先生がいろんな唱歌が載っている歌集を見せてくださいました。


うわっ。

使いこんでる・・・

物持ちいいなあ・・・

（背表紙はすでにぼろぼろでないも同然、でもページはきれいに積み重なっている状態）


「いろんな歌があるわねえ」と先生。
そして、「あ、まだあるかも」と整理整頓されている楽譜の本棚をしばし物色し、出してくださったのが






！！！！！







まさかまさかの、先生ご幼少時代（おそらく幼稚園生ごろ）の直筆表紙！！
ん、ラ？なんて書いてあるんだ？とレッスン室でしばし悩むが、判明


「うたの　ほん　１　○○○○　○○こ（先生のお名前。勿論旧姓）」



可愛いーーーーーーーーーーーー！！！！！！！！



すいません、私の妹と同い年の子を持つ母であり、おばあちゃんでもある先生ですが




可愛すぎです。




そして、物持ち良すぎ！！
ちなみに、横から見た図。




先生の年齢マイナス２～４歳くらいの歴史、ここにあり。








先生、「もし使えたら・・・ぼろぼろだから見る時新聞紙ひかなきゃいけないかもしれないけど」

と、こんな宝物をお貸しくださいました。


ありがとうございます（涙）



で、そんな先生（昔はチョー恐かった）、この歌集で歌っていた頃のご自分をいきなり告白。


「私ね、先生が家にレッスンに来てくれてたんだけど

　ピアノ大っ嫌いでね

　ピアノかじったこともあるの」


えええええええええええ。
そんな過去が・・・


話は続く。


「でも、歌歌うのだけは大好きで、いろんな曲歌ったのよ」


ですって。
そういや、私がまだ小学生の時も、いろんな歌教えてもらったなあ。
「アイスクリームの歌」とか。
ピアノの発表会では今でも必ず歌のコーナーがあるしね（多分珍しいと思う）。



とにかく、今日のレッスンで（いや、レッスン外のおしゃべりで）



先生、可愛い！

私、もし子供が産めたら、先生みたいな可愛いちょっといたずらな、でも歌が大好きな子が欲しいわあ

と思ったのでした。



美しい先生は、字も美しいですよ。

昔の筆跡が「ラナこのほん」と読めちゃうのは、ご愛嬌。

ネットの変な文字のさきがけ？？笑



レッスンは、楽しくやってます。
嫌で嫌で仕方なかった練習曲集の練習が、実は今一番楽しいかも。
かなりの高速で、大変だけど・・・
久々に「練習曲」に触れ、昔は感じることのなかった「練習曲の美しさ」に気づいた最近。

頑張ってます。ちょびちょび。