あと10日かな？

シフト表をちゃんと見てないので確実ではありませんが、「あるまいにぃ」で働ける日は数少なくなってきました。
今回の仕事で学んだことを、思いついた時に少しずつピックアップしておこうかなと思います。
やっぱり箇条書きで（笑）
真面目なことも、馬鹿げたことも混じってしまうのが世の常、ではなくspicaの常ですがお許し下さい。
では。


●足＋ストッキング＋革パンプス＋数時間勤務＝「臭い」発生
（今までこんな足元服装（？）で働いたことなかったので、初めて知ったのです）

●その香り（？）に打ち勝つべく、パンプスに制汗スプレーをかけるという裏技があることも知る

●若干の英語
英語が話せる訳ないはずの私ですが、いくつか文章を覚えておけば一連の流れは行えるようになった
その文章をいくつか。

・「サイズはどれくらいをお探しですか？」
・「お出しいたします」
・「大きいサイズ探してまいります」
・「宜しければご試着できます」
・「こちら鏡ございます」
・「いかがですか？」
・「このデザイン可愛いですよね」
・「こちらのサイズの方がいいかもしれません」
・「こちらのラックの商品は30％引きです」
・「お手数ですがご搭乗券を拝見させていただけますか」
・「ＸＸ円になります」
　（これ、当初は数字を英語で言うのが難しかったけど、最近やっと数字もすぐ出てくるようになった）
・「お釣りは日本円になりますがよろしいでしょうか？」
・「ただ今お包みしますのでもう少々お待ち下さい」
・「ありがとうございます」

以上、ほぼ想像で言ってるので、本当に合っているかわかりません（笑）


今日はこれくらいにしておきます。
また書きますね。

なにかこうかなあ

多岐にわたりすぎそうだけど、とりあえずバイトネタに絞って箇条書きにしておきます。


・売り上げやっぱり低調

・派遣のSさんに「ハケンの品格」の前回あらすじを教える

・そしたらSさんは何か勘違いし、「華麗なる一族」の結末を私に暴露
　どうやら本屋さんで上中下の「下巻の巻末」だけ立ち読みしたらしい（笑）
　でも私、最後まで楽しみにしたかったんだけど・・・(゜ー゜;Aｱｾｱｾ

・売り上げは低調だったけど、やたらと高いかばんを売ってしまった
　以前同じ型の色違いも売ったので、全色制覇？
　水着担当（古・・・）から革かばん担当にミニとらばーゆ気分

・「あるまいにぃ」のドレスが気になっていることを告白

・ついでに、去年デパートの催事場で同じ日にピンクのドレスを２着買った過去をSさんに話す
　当然あきれられた

・何故か話の流れで、絶対入らないだろうと思っていた「あるまいにぃ」半袖ニットを試着
　入っちゃった♪
　Sさんも妙に感心してくれたが、意外と私、普通サイズのお店の服も入ったりするんです

・本当はドレスも試着してみたかったが、一番でかいのはマネキンが着ている上入らないと思われ断念
　そのマネキンちゃん、ドレスの上にあの変な帽子かぶってるんですが。
　やっぱり変なお店だと思う最近。


以上、閑古鳥でもそれなりに楽しい今日でした。　

売ったり走ったり跳んだり笑ったり

本日も出勤。
売り上げ低調だと聞いていたのに、今日の私は大当たり。
売った物を覚えている限りで。

・セール品（だけど結構高い）ベルベットジャケット
・Yシャツ
・ロゴ入りデニム
・ナイロンジャケット
・変な形の、じゃなかったユニークな半円型のショルダーバッグ
・「（れっど）」Tシャツ３枚

そこそこ。
というかもしかしたら売り上げ新記録かも。


最初のジャケットとYシャツは、日本人の男性がお買い上げ下さいました。
ダイヤ柄のVネックセーターにジャケットを羽織って来店されたお客様は、カジュアルなお坊ちゃま風。
「今の格好で着られるジャケットがあるといいんだけど」と仰り、目をつけたのがベルベットで素材のジャケットでした。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「このセーターには合わないかなあ」と言いつつ、サイズはぴったり、しかも半額。
「セーター脱いだら合うと思う？」なんて感じでやりとりしたら、ジャケットだけでなくYシャツも購入してくれた。
セーターを脱いで中に着ていた上質そうなカジュアルYシャツにベルベットを合わせて着たら、コーディネートばっちり。
お坊ちゃま風だったのに、ちょい悪風に見事変身し（「オヤジ」をつけるには若かった）、最後に

「ありがとう、良い買い物ができた」

とおっしゃり去って行かれました。
高額の取引ができたことよりも、こういう言葉が一番嬉しく響くよなあ、と実感。
だから人と接する仕事は好きだなあと思う。


デニムとナイロンジャケットは、韓国人の若者ふたりがお買い上げ。
いろいろ着て、１点ずつ買ってくださった。
おふたりの名前は「銀」様（仮称）と同じだった。
うーん、兄弟には見えなかったけど、苗字同じだ、と思った程度でお見送り。
そしたら、試着して散らかっていた衣類の中に、どちらかの「銀」様が脱いだ私服のパーカーが。
やばい、忘れ物だ。
ということで、走って追いかけた。
途中インフォメーションのお姉さんに、おふたりがこれからのる飛行機の航空会社と便名を伝え、搭乗するゲート番号を教えてもらい、猛ダッシュ。
そしたら、ひとりの方が向こうからパーカーを取りに戻ってきたところに再会。
嗚呼、ありがとう。よかったよかった。
無事パーカーを渡して、よれよれで商店街（？）を歩いて戻ったら、琴欧州のヨーグルト屋やらカルチャーショックだらけのお店がOPENしているところを見た。

・・・なんですか、この高級感は。

前も書いたと思うけれど、私はこんなに高級なお店が建ち並ぶところで働いてるのか。
「あるまいにぃ」でユ○クロ着ている私には無縁のお店ばかりで本当に軽くカルチャーショック。
そんな思いを抱きながら店舗に戻ったら、
なんと先程の「銀」様は、iPodも忘れていたことが判明il||li _|￣|○ il||li
またもや、走った、走った。
インフォメーションのお姉さんにもう一度ゲートを聞こうか迷った（既に忘れていた）けど恥ずかしいので取りあえずそれっぽい方向にダッシュ。
そしたら、「銀」様達が乗るであろう航空会社のカウンターに到着。
そのカウンターのお姉さんに聞いてみた。

「あのう、INCHEON行きの便に乗る『銀』様がこれ忘れ物されたんですが・・・」

お姉さん：（ちょっと感じ悪く）「どの『銀』様ですか？」

私：il||li _|￣|○ il||li

お姉さん：「搭乗時間までまだあるし、『銀』様はいっぱいいらっしゃるのでちょっと受け取れません」

私：(゜д゜lll)！！
　　（そういや、韓国の方の苗字って、「銀」（仮名）は多かったなあ・・・
　　　でも・・・日本でいうところの鈴木さんとか佐藤さんよりも多いのか？）

しょうがない、探そう。
ということで、ゲート付近をひたすら探した。若いおふたりを。
動く歩道で走って奥に向かっていたその時、水飲み場におふたりがいるのを発見。
私は動く歩道の上で、大きく手を振りジャンプし（誇張してません。事実です）、ふたりの「銀」様に向かって私の存在に気づいてもらうべく頑張った。
動く歩道を降り、ダッシュでおふたりの元へ。
おふたりはちょっとびっくりしていたけれど、私がiPodを見せたら、心から嬉しい顔をして

「アリガトウ」

と言って下さった。
走った甲斐があった。
販売という仕事は、お客様を立て、時に自分が下手に出なければならない職業だ。
でも、お客様は、２回走った私にきっと感謝してくれた。
だから、たどたどしい日本語で、「ありがとう」と言ってくれた。
人と接する仕事は、やっぱり悪くない。


売れることも嬉しいけれど、それ以上に何か、心に響くことがある一日だった。
でも、今日の売り上げが続けば、「あと30万」じゃなくて「あと130万」に目標を上方修正できるかも？
なーんて、そんなに甘くないのよねえ。

さぐりあい

そりゃ、なりますって。
大量に辞める人が出るらしいと噂が流れたら。


棚卸しの日に呼び出されて戻ってきた私は、「空元気だった」と言われていたらしく。
私と同じように部長からお茶をご馳走になった方が辞めると言ってたからもしやよっしーも？となり。
じゃあ誰と誰が？と皆不安にかられ。


私は私で。

別店舗の可愛い女の子から

「○○ちゃんからラーメン屋のポイントカードもらったんですけど私もう行かないから要ります？」

と言われたら、じゃあ可愛いあなたも○○ちゃんも辞めるってこと？と不安になり。
でも自分から切り出せずラーメン一杯無料券をもらってしまい（笑）。


結局、可愛いあの子も○○ちゃんも、自主退職だということは判明。
そして、私は自主的ではないもののそこそこ納得して退職すると白状。
どうやら社員のSさんはなんにも聞いておらず上が決めたことを噂で流れて不安いっぱいだったらしい。
でも棚卸しと月末月初のバタバタで忙しすぎてお互い切り出せず今日まできてしまった。
だから、仕事が終わってから電話でご報告しました。


さぐりあいなんて、誰もしたくはないはず。
でも、せざるを得ない、そんな状況。
私はラッキーだったと思う。
私と同じ勤務形態の人、つまりライバルがいないから。
私は誰かと比較されて決められた訳ではないと思うから。
早番帯では、我が「あるまいにぃ」に所属する３人のうちひとりが契約を切られるそうだ。
その方の気持ちを思うと、心がとても苦しく痛い。



そんな中で。
私に単刀を直入した方がおひとり。
ひとりではないけれど、特記すべきはフォアグラ屋のおもしろお姉さん。
かなりウケてしまいましたのでご報告。

「ねえ、

　よっしーは、

　社員になるの？」


山田くーん、お姉さんに座布団を食べさせてあげて下さい。




明日の求人広告が楽しみです。


年度内にしたいこと追加：
空港内ラーメン屋おひとりさまデビュー

決定事項をお伝えします。

３月１日から、空港制限区域内に液体物の持ち込みが禁止となりました。
「機内に」持ち込むのを禁止する為ですが、私の働く場所は、手荷物の検査を受けた後の特別な場所なので、そこに含まれるわけです。
何が悪いって、テロが危ぶまれる世界を作り出してしまった人間が悪いのですが、飲み物なしじゃ生きていけない私には大変な問題です。
でも、「持ち込みが禁止」ということは、「区域内で飲み物購入」は許されます。
但し、飲みきってボトルは破棄しないと、「制限区域」からは出られません。
大いなる問題です。

ということで、本日からすっぴん出勤は辞め（笑）、ロッカールームで化粧していた時間を削減して早く制限区域に入り、自動販売機まで走ることに決定しました！

その初日私は、自販機に500円玉を入れ150円のお茶を購入し、お釣りを拾い上げました。
その私の一連の動作を、じーっと見ていた男性がひとり。
私が無事釣銭を取り終えたところで、声をかけてきた。

「あのう、50円玉２枚と100円交換してください」

素直にその通りにした私ですが、未だにその方の意図が理解できず悩んでおります。
一応、店舗では両替は一切お断りなんだけど。
私、制服着てたんだけど。
なんだったんだろ。ね。


以上、決定事項でした。





嘘です。
いや、上に書いたことは全てノンフィクションですが。
本題はこれからです。
今月いっぱいで、退職することになりました。
契約が切れるからで、更新はできないと部長と店長に言われました。
理由は、以下の通り。
私が所属している会社は、某航空会社と空港が共同で立ち上げた新しい会社。
部長も店長も、某航空会社から「出向」という形で今の会社に所属している。
将来的に、「出向」で来ている方々は元の会社に戻る。
その為に、「新しい会社」に正式に所属する社員を沢山採用し、育成しなければいけない。
４月から15人、新入社員が入る。
よって、私のような雇用形態、もしくは人材派遣など「正社員」とは違った形で採用した人間を、必然的に減らさなければいけないことが決まった。
私は、その「カットする人員」のひとりになった、という訳です。

どのような基準で決めたのかはわからないけれど、私の勤務態度に問題があったからでは決してないことは部長も店長も繰り返し言ってくれた。
申し訳ない、と何度も言われた。


私は、どんな返事をしたのか。

「４月から学校に通うつもりで、平日出られる日がかなり限られてしまい、土日は学生さん（新人ちゃんですね）がいるから週２日しか出勤できなくなるかもしれないと、近日中にきちんとお話したいと思っていたんです。
私の都合いいように勤務を組んでもらうのは申し訳ないと考えていたところでした」

自分でも、びっくりするほど穏やかに、笑顔で言ってしまった。
部長も店長も（私はこのおふたりはとても好きです。部長はちょっと適当だけど＾＾；）、私の夢を応援してくれて、頑張って欲しいといってくれた。
部長なんて

「将来患者としてお世話になるかもなあ」

なんて言ってたし(^◇^;


いい子ぶるつもりなんてなかったんです。
でも、いい子ぶってしまったんです。
こんな私を採用してくれたおふたりに、悪態なんてつけなかったんです。
なんだかんだありながらも働くのが楽しいと思えた、そしてほんの少しの自信を与えてくれた職場に、ケチをつけたくなかったんです。
今まで通りの勤務ができなくなることを相談しようと思っていたのは事実で、その「相談」内容を、「退職することを承諾する」理由にすり替えて言ってしまいました。
私はいい子じゃありません。
ごめんなさい。
「いい子」だと思われようと自分を必死に作ってしまいました。


以上が、決定事項です。
これからは、シフトに融通の利く新たな仕事を探しながら、残り１ヶ月となった「あるまいにぃ」での勤務に心残りがないよう頑張ることを目標にします。
あと17日間の勤務で30万売りたいです。
そうしたら、キリが良さそうなので。


昨日は棚卸しもあり少しハイだったので、落ち着いて書ける今日、きちんとご報告しました。
こんな私ですが、よろしければ皆さんこれからも応援してください。