平凡な人間の、平凡じゃない毎日の記録帳
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
我が家が、私の生まれるずっとずっと前に建てられて、もう40年以上らしいです。
その時の「ご近所さん」が、Hさんというご家族でした。
嫁ぐ前の叔母達も、よく知っている間柄だそうです。
そのHさんの奥さん(私は「おばちゃん」と呼んでいた)はとっても気さくな方で、私の祖父を「おじちゃん」と呼んで大切にしてくれた方。
同じ町内の住宅街に引っ越しても、交流は続きました。
「おばちゃん」は時々、大工だった祖父に、「おじちゃーん、包丁研いでー」と我が家にやってきたものです。
そのおばちゃんは、祖父が亡くなる前に、癌で亡くなりました。
祖父は病床でどんどん小さくなっていたというおばちゃんの話を聞くたび、「代わってやりたい」と漏らしたものです。
さて、そのおばちゃんが亡くなってから、ご主人がひとりで新年を過ごすのは寂しいだろうと、毎年我が家の新年会にお声かけをするようになりました。
毎年ではありませんが、時々来て下さり、父とご主人呑兵衛ふたり、お酒を酌み交わしながらおしゃべりしているようです。
Hさんは、なんと将棋のアマチュア3段だそう。
趣味の範疇を越えられない父は、とてもHさんのことを尊敬しています。
一局お手合わせを・・・とは言い出せないくらい、すごいことらしい。
そのHさんが、なんと将棋盤を下さる、という話になったらしい。
余っているから、と。
そこで今日、持ってきて下さいました。
なななんと、脚付き!
今まで父が使っていた折りたたみ式の板が曲がってしまった将棋盤とは風格が違います。
なななんと、駒まで!
父の愛用している駒は使い込んでいるけど、これは真新しい。
せっかくこんな立派なプレゼントを頂いたのだから、ちょっと対局してみまようよ。
え?私が?
なんでやる気あるの私?
ここからは、昔々のお話です。
小さい頃、父は日曜日に時々、小さい私たちと「まわり将棋」をしてくれました。
「はさみ将棋」もしました。
そして、将棋の駒に偉さの順位があることを知った私に、それぞれの駒の動ける方向を教えてくれました。
でも、小さい私に理解できるのはたかだか駒の動かし方くらいであり、対局!なんてことにはなりませんでした。
でも父は、将棋が好きです。
毎週日曜は必ず将棋の番組を観ています。今も昔も変わらず。
(あ、変わったのは、ケーブルテレビで「囲碁将棋チャンネル」が観られるようになったことかな)
でも私は、一度対局してみたかった。
そんな私が、小学5年か6年の時に所属したのが、「伝承遊びクラブ」。
私はあやとりとか百人一首(坊主めくりね・笑)とかそんなことをしていたけれど、どうやらクラブ内では将棋のトーナメント戦が行われていたらしい。
そして、いつもはとっても控えめな同級生Eくんが優勝したらしい。
その控えめEくんが、ある時暇そうにしていた。
プラスチックの駒と、ビニールの将棋盤(シート?)を持って。
・・・声をかけてみようか。
・・・対戦してくれって言ってみようか。
その5分後(飛車も角も2枚落ちにしてくれとか言いたい放題言い争って対局が始まったのだけど)には、勝敗はとっくについていました(^◇^;
ほろ苦い、将棋デビューでした。
今日父に、人生2度目の対局を申し入れた。
父は「無理だ」と言ったけど、その代わりに「詰め将棋」を教えてくれた。
高級な将棋盤で、最初にやったのは「一手詰め」の詰め将棋でした(笑)
でも、面白い。
私はこれから、将棋マスターを目指し頑張ります。
その時の「ご近所さん」が、Hさんというご家族でした。
嫁ぐ前の叔母達も、よく知っている間柄だそうです。
そのHさんの奥さん(私は「おばちゃん」と呼んでいた)はとっても気さくな方で、私の祖父を「おじちゃん」と呼んで大切にしてくれた方。
同じ町内の住宅街に引っ越しても、交流は続きました。
「おばちゃん」は時々、大工だった祖父に、「おじちゃーん、包丁研いでー」と我が家にやってきたものです。
そのおばちゃんは、祖父が亡くなる前に、癌で亡くなりました。
祖父は病床でどんどん小さくなっていたというおばちゃんの話を聞くたび、「代わってやりたい」と漏らしたものです。
さて、そのおばちゃんが亡くなってから、ご主人がひとりで新年を過ごすのは寂しいだろうと、毎年我が家の新年会にお声かけをするようになりました。
毎年ではありませんが、時々来て下さり、父とご主人呑兵衛ふたり、お酒を酌み交わしながらおしゃべりしているようです。
Hさんは、なんと将棋のアマチュア3段だそう。
趣味の範疇を越えられない父は、とてもHさんのことを尊敬しています。
一局お手合わせを・・・とは言い出せないくらい、すごいことらしい。
そのHさんが、なんと将棋盤を下さる、という話になったらしい。
余っているから、と。
そこで今日、持ってきて下さいました。
なななんと、脚付き!
今まで父が使っていた折りたたみ式の板が曲がってしまった将棋盤とは風格が違います。
なななんと、駒まで!
父の愛用している駒は使い込んでいるけど、これは真新しい。
せっかくこんな立派なプレゼントを頂いたのだから、ちょっと対局してみまようよ。
え?私が?
なんでやる気あるの私?
ここからは、昔々のお話です。
小さい頃、父は日曜日に時々、小さい私たちと「まわり将棋」をしてくれました。
「はさみ将棋」もしました。
そして、将棋の駒に偉さの順位があることを知った私に、それぞれの駒の動ける方向を教えてくれました。
でも、小さい私に理解できるのはたかだか駒の動かし方くらいであり、対局!なんてことにはなりませんでした。
でも父は、将棋が好きです。
毎週日曜は必ず将棋の番組を観ています。今も昔も変わらず。
(あ、変わったのは、ケーブルテレビで「囲碁将棋チャンネル」が観られるようになったことかな)
でも私は、一度対局してみたかった。
そんな私が、小学5年か6年の時に所属したのが、「伝承遊びクラブ」。
私はあやとりとか百人一首(坊主めくりね・笑)とかそんなことをしていたけれど、どうやらクラブ内では将棋のトーナメント戦が行われていたらしい。
そして、いつもはとっても控えめな同級生Eくんが優勝したらしい。
その控えめEくんが、ある時暇そうにしていた。
プラスチックの駒と、ビニールの将棋盤(シート?)を持って。
・・・声をかけてみようか。
・・・対戦してくれって言ってみようか。
その5分後(飛車も角も2枚落ちにしてくれとか言いたい放題言い争って対局が始まったのだけど)には、勝敗はとっくについていました(^◇^;
ほろ苦い、将棋デビューでした。
今日父に、人生2度目の対局を申し入れた。
父は「無理だ」と言ったけど、その代わりに「詰め将棋」を教えてくれた。
高級な将棋盤で、最初にやったのは「一手詰め」の詰め将棋でした(笑)
でも、面白い。
私はこれから、将棋マスターを目指し頑張ります。
PR
この記事にコメントする