「日本語王」の楽しみ方

むかーしむかし。

私が小学校低学年のころ。

うちのなじみの美容院（ご夫婦で美容師さんで、大学時代私はアルバイトもさせてもらったことがある）で私は「天才か？」というような発言をした。



「貸衣装承ります」という看板を「カシイショウウケタマワリマス」と正しく読めてしまったのである。



そう、小学校低学年の私が。

それ以来おばちゃん（奥さん）は「あっこちゃんはすごい子ね〜」といつも言ってくれた。

むかーしむかしの、記憶。



それから20年ほどの月日が経ち、私は誰が見ても「凡人」になった。

高校の漢字書き取りテストはほとんど×だらけ。

それどころか、覚えてたはずの漢字の読み方も忘れるように。

嗚呼、昔の私の姿はどこへやら〜（涙）





そんな昔話はさておき、今我が家の木曜夜６時55分からは熱い。

TBSの「クイズ日本語王」（タイトル間違ってたらごめんなさい）に家族みんなではまっている。

小中学校で習ったはずの漢字や送り仮名、今日は敬語の使い方なども出題されていた。

100点満点で、自己採点できる仕組み。

一般常識の範囲でいろいろ考えられる、なかなか勉強になる番組。



でも、その「問題を解く」方法に今悩んでいる。

両親と３人でワイワイ「これはこの答えでしょう」「そうかなあ」なんて話し合いながらバラエティとして観る方法もあるけれど、母と私はどうしても自力で解いて自分の実力を知りたい。

ところが・・・

問題に集中しようとすると、必ず誰かが答えを口走る。

すると自分はわからなかったかもしれないのに、答えがわかっちゃって正しく採点できない。

特に父は晩酌をしながら観るので、口が軽い軽い。

「この問題はこうだろう？」とか横槍を入れてくる。

それから、この時間は我が家は夕食の時間。

ご飯を食べる手をとめて、白紙に鉛筆を走らせないといけない。

うーん、これって家族団らんにならないような？

悩みどころ。



先週の放送では、私はなんとか全国の平均点レベルには届いた。やったー♪

でも、地名の書き取りの問題で、「愛媛」が書けなかった。。嗚呼吐夢さんごめんなさい！！

「能登」も書けなかった私は、常識知らずかもしれない。

そうならないよう、漢字はPCの変換任せにせず、ちゃんと手で書いて覚えよう。

この番組で、忘れかけの「日本語」を再確認して、正しい言葉を使えるようになりたいです。