「あいのうた」

２週連続、涙腺がやられた。

はい、日テレ系で放送しているドラマ「あいのうた」を見てです。

本当は裏番組の「ココリコミラクルタイプ」が大好きなのですが（松下由樹さんの壊れっぷりがたまらない）、今クールは我慢です。

ミラクルタイプは１月からまた楽しめばよいよい。



話戻って、「あいのうた」。

誰からも、親からも愛情を受けたことがなく、自殺をはかった性格ブスの女性が、病気で余命いくばくもない家族や仲間を心から大切にする元刑事に拾われ、人から「愛される」ことを知る。

そして今日の放送では、「自分が人を愛する人間になろう」と決意する。

重いテーマではあるけど、登場人物のコミカルさや優しさに、笑いつつも心動かされる作品です。





人間の命について、いっぱいいっぱい考えた時期があった。

私の恩師は、

「神様は私達から大切なものを取られて、人の命の大切さを教えてくれるのでしょうか」

とおっしゃった。メールでだけど。

そうなの。大切な、誰にも代わりのできない人を、どうしてこの世から奪ってしまうの？

でもそうなのよね。日々のごたごたで忘れがちな「生きていること」の尊さを気づかせてくれるために、時々神様は試練を与えるのだろうか。



そして、私は自分の弱さから、「死」を望んだこともあった。

誰からも愛される資格がない、自分は生きるのに値しない人間だと自暴自棄になったこともある。

でもそんなことはないと気づかされた。

私には、私を大切に思ってくれる人がちゃんといる。

そんなこと照れくさいから直には言えないけど、ちゃんといるのだ。

今日のドラマの主人公のように、私も人から愛されることばかり求めるのではなく、人を愛せる人間になりたい、と思った。

それが「生きる」ことの証なのかな、と今日の放送を見て気づいた。





とにかく、１話１話、考えさせられることの多い、良いドラマです。

見てない方、一度見てみて下さいね。

（ミラクルタイプを見てる方はそっちを楽しんでください。なんてｗ）

ところで、玉置浩二さんの息子（長男）役の男の子、「オール電化」のCMに出てる眼鏡の少年でしょうか？

ご存知の方、教えて下さいﾏｾ。