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平凡な人間の、平凡じゃない毎日の記録帳
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おひさしぶりです。
最近更新をサボりまくりの放置しまくりですなあ。
書きたいことは山ほどあるのに、なかなか書けず。
たいして忙しい訳じゃないのにねえ。
サボりを覚えた人間は、どこまでもサボるものです。


で、久々の更新は、多分真面目に語ります。

あ、今日から私のブログでは、医療のこと、医学的なことを書くときは「障害」、それ以外は「障がい」「障がい者」(これ大嫌いな言葉なんだけど、使う必要がある時はこれで)という言葉を使用することにします。


さて、「きらっといきる」という番組をご存知でしょうか?
教育テレビで週一回放送されている、「きらっといき」ている障がいを持った方を取り上げる番組です。
私はたまに見ています。その時間にチャンネルが合えば。
本当に、毎回の主役はきらきらした笑顔で登場します。
そこに元気をもらったり、良い番組だなと思ったりする一方で、やはり「障がい者」という言葉が頻出すること、そして輝かしい一面しか見られないことに、ほんの少しの疑問を持ちながら、見ていたのです。

今日、たまたま教育テレビにしたら、放送してました。
そしたら、いつもの雰囲気とはえらい違いでした。
「きらっといきる改革委員会」(だったっけ?)みたいな内容で、今までの放送のあり方が正しかったのか、また今後の放送のスタンス、「ありのまま」がどこまでテレビで表現できるか、など話し合われていました。
どうやら、最近試みとして「今までの放送」・・・美学に近い内容とは違った、障がいを持たれた方の普段の生活、それはいつもとはかなり違った、頑張っている人に励まされるような元気を与える内容ではなかったようです。
そこに、視聴者の皆さんから賛否両論多数の意見が寄せられたとか。


私はその回を見ませんでしたが、正しい間違っているの天秤は別として、意義があったのではないかと思います。
世間一般では、「障がい者」というと「大変なことを抱えた人」と捉えられています。
そして、マスメディアの力によって(それは「きらっといきる」だけでなくよく知られた例では「24時間テレビ」とか)「障がいという大変なことを抱えていても、それを乗り越えて様々なことに挑戦し、感動を呼ぶ・・・」ような構図が一般的になってしまった。
特に24時間テレビでは(決して嫌いな番組ではありません。毎年ぶっ通しではないけど見てます)感動をマスメディアの力で煽っている感は否めず・・・
もっと、等身大で見たいのにな。

そこで、きっと番組ではかなり実際の日常生活に踏み込んだ内容が放送されたのだと思われます。
それが、視聴者にとって「励まされる番組だったはずなのにがっかり」等、否定的な意見も多かったようで。


私は、おそらく障がいをもたれた方と接する機会はちょっとだけ多い方かもしれません。
テレビの「頑張ってます!」っていう人ばかりじゃないことも知っています。
振り回されたことだって、何度もあります。
でも、癒されることは多いです。それは確か。
ただ、今回の放送を見て、私なりに思ったのは、「障がい」を取っ払っても輝いている人は輝いているってこと。
マスメディアはそこに「障がい者であること」をくっつけて、感動を助長している面はあるな、と思ったのです。
「障がい者なのにすごいことをしている!」と、そこを「ありのまま」とは違った「美学」にしてしまったところは、マスメディアに大きな責任があるのではないかな、と思ったのです。
その当たり前になってしまったマスメディアの方法ではなく、「きらっといきる」は違う切り口で迫ったんじゃないかな。


今日出演されていた方の「障害を乗り越えることがそんなに素晴らしいことなのか?」という言葉が、胸に刺さっている今の私なのであります。


私は、きらっといきるも、24時間テレビも、好きです。
でもそこに感じる小さな疑問を、今日は徹底的に話し合ってくれたこと、そのことに感謝したいです。
答えは出ないでしょう。出なくていいとも思います。
でも、障がいを持った方も、健常者(この言葉もあまり好きじゃないんだけど)とおんなじこと。
頑張り屋の人、怠け者の人、生きがいを持って生きている人、そうじゃない人、人間いろいろ。
どんな人間にも、日常があり、そこを切り取ることを今後マスメディアがどのようにするのか、考える転機になりました。



うー、上手く書けなかった・・・
それだけ、私の中でも一生の課題なのかなあ。
今回のカテゴリは、医療者目線でもないし、自分の主張を熱く語れるほど考えがまとまってないので、普段着になりました。

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とり急ぎ・・・m(_ _)m
picaちゃん、こんにちは。
お久しぶりです。
記事とは関係のないコメントでごめんなさいデス。m(_ _)m

バッシング覚悟のブログです・・・;^_^A

読み終えたら削除して下さい。(^^ゞ
あ、元気してます。(^-^)/
吐夢 URL 2008/10/11(Sat)19:56:29 edit
取り急ぎ、ありがとうございます!!
>吐夢さん


>picaちゃん、こんにちは。
>お久しぶりです。

吐夢さーん!お久しぶりです!!


>記事とは関係のないコメントでごめんなさいデス。m(_ _)m

いえいえいえいえ!コメントありがとうございます♪

>バッシング覚悟のブログです・・・;^_^A
>読み終えたら削除して下さい。(^^ゞ

あはは(笑)
バッシング覚悟ですか。
でも、今覗かせていただきましたが、超面白いじゃないですか!
ここまで書ける人は今の社会では少ないです。吐夢さんは貴重な存在ですよ。
…って書き始めると長くなりそうなので、またお邪魔してコメントさせていただきますね。


>あ、元気してます。(^-^)/

それが一番嬉しいです。
亭主元気で留守がいい、吐夢さん元気で皆もよい、です。ふふふ。
【2008/10/11 23:49】
取り急ぎコメントに連動→
(記事に関係ないコメントでごめんなさい)

わたしも さっき行って来ました
叶夢さんの…
「腹の中へ~ 腹の中へ~♪」(笑)
もう サイコウでした☆
spicaさんがおっしゃてる通り、
おおきな懐のある貴重な存在であり、
それをイカさなくては
もったいない!ナイ!(^_^)/
わたしも
また これからも
ひょっこり 覗きに行こうと思います。
ぷぷぷ(^^ゞ
亜希子 URL 2008/10/12(Sun)18:24:46 edit
取り急ぐ返事の相手が違うけど連動
>あっこhan

>(記事に関係ないコメントでごめんなさい)

いえいえいえ(笑)
情報交換の場所に使ってもらえるなら、それだけでも意味があるかと♪

>わたしも さっき行って来ました
>叶夢さんの…
>「腹の中へ~ 腹の中へ~♪」(笑)
>もう サイコウでした☆
>spicaさんがおっしゃてる通り、
>おおきな懐のある貴重な存在であり、
>それをイカさなくては
>もったいない!ナイ!(^_^)/
>わたしも
>また これからも
>ひょっこり 覗きに行こうと思います。
>ぷぷぷ(^^ゞ


吐夢さーん!
ここに置手紙があるので、読んでくださいねっ。
やっぱりね、ズバッと言ってくれる人というのは、誰にとってもありがたいものなのですね。そんなことを感じました。
【2008/10/12 23:42】
普段着目線に共感。
>うー、上手く書けなかった・・・
充分以上に 伝わってきた。

「きらっといきる」 はじめて知ったので、
詳細が分からないけれど
今日のブログ読んで、スゴク観てみたくなった。

わたしも24時間テレビ観てて、結局最後には感動もらってるけど、
「実際はそこまで美学ばかりではナイだろうな」と感じながら観てました。

幸いなことで、わたしは(世間で使われてる言葉であえて言えば)フツウであり、「健常者」。
だから、障がいと向き合っている方々の『心底本当の気持ち』は分からないと思う。

だから、マスメディアという表面上では見えない部分にスゴク関心があって、もっともっと知りたいと思っていたので、
従来のテレビ番組とは違った切り口で、
障がいをテーマにされている「きらっといきる」がスゴク観てみたくなりました!

最近おもしろくて観だした「鶴瓶に乾杯」は月曜日。
ブログアップの曜日からして
木曜金曜あたり…かな??
新聞でもチェックしてみよう♪
亜希子 URL 2008/10/12(Sun)18:40:41 edit
マスメディアは「お出かけ着」な現状なのかな・・・
>あっこはん

連投、ありがとうです☆



>充分以上に 伝わってきた。

つたない文章、しかも読み返してみたら文章として不完全な部分もあるのに、そう言って戴けてうれしいです~。
ま、不完全だけどそれだけ書きたい!と思えるほどなにか感じたんだろうな。


>「きらっといきる」 はじめて知ったので、
>詳細が分からないけれど
>今日のブログ読んで、スゴク観てみたくなった。

ぜひ見てみて!
おそらく私が見た回はかなり異色だけれど、従来の「きらっと」も素敵な番組です。
もちろん、疑問がないかと言えば嘘になるけれど、感動を煽るというよりは、きらっと生きている方をきらっと写し撮っている感じかな。


>わたしも24時間テレビ観てて、結局最後には感動もらってるけど、
>「実際はそこまで美学ばかりではナイだろうな」と感じながら観てました。

24時間テレビを批判するつもりはないのだけれど、「障がい者がそれを乗り越えてものすごいことに挑戦するから感動してください!」という意図を、毎回感じてしまうのは私の中での本音。
で、まんまとはまっているのもおんなじ私(笑)
でも、やっぱりね、障がいを持った方を「特別な人」に扱っている雰囲気は否めないなあ…と。
でも、感動する私。どっちなんかい!?


>幸いなことで、わたしは(世間で使われてる言葉であえて言えば)フツウであり、「健常者」。
>だから、障がいと向き合っている方々の『心底本当の気持ち』は分からないと思う。

そこに触れたいのが、マスメディアを通して…なんだけどね。
どうしても「理想的な生き方をしている障がい者」がクローズアップされてしまうのは仕方のないことです。

>だから、マスメディアという表面上では見えない部分にスゴク関心があって、もっともっと知りたいと思っていたので、
>従来のテレビ番組とは違った切り口で、
>障がいをテーマにされている「きらっといきる」がスゴク観てみたくなりました!

うん、こないだの回はあっこはんにも見てもらいたかったかも。
ということで、「きらっといきる」のHPリンクをぺたり。

リンクボタン

">こちら

前回の内容が、ほぼ全文載ってました。
読んでみてね。
(っていうか私も読んでから文章書けばよかった…)


>最近おもしろくて観だした「鶴瓶に乾杯」は月曜日。
>ブログアップの曜日からして
>木曜金曜あたり…かな??
>新聞でもチェックしてみよう♪

鶴瓶に乾杯も面白いよねー♪
結構昔からファンです。
で、きらっといきるは金曜日でした。私も覚えてなかった(^-^;)
ちなみに、制作は大阪放送局のようです。
出演者の方々の、ほんわか関西弁は素敵ですよー。
地元のあっこはんなら、もっと親しみやすく感じられるかも。
【2008/10/13 00:12】
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