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平凡な人間の、平凡じゃない毎日の記録帳
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「僕の歩く道」も最終回を終え本当は感想書きたいんだけれど、当日私は録画予約を忘れて出勤し慌てて妹に録画依頼。

なので最初の15分、まだ観ていないので、先にこちらの作品の感想をちょっとだけ。





今クールのコトー先生のドラマを観てきて、コトー先生は勿論大好きな登場人物でしたが、対照的な考え方を持つ医師役として登場した「鳴海先生」が私はずっとずっと気になっていました。

コトー先生の、「島の人を家族のように思いやる」姿勢に常に批判的で、冷静沈着、おそらくは「ヒール(悪役)」に近い設定で登場させたのだと思います。

でも・・・私も「冷静沈着」「クール」とは無縁の人間だけれど、この人は決して悪い人間だからああいった言葉をコトー先生にかけているのではないだろう、とずっと感じていました。

そしてむしろ、憧れました。

(実は・・・鳴海先生役の堺雅人さんが好きだというのも大いに関係あるのですが^^;だって、「新選組!」で堺さんが演じた「山南さん」の苦悩や哀しい最期が焼き付いていて・・・はい、明らかにひいき目もあります。認めます)





私は元「逆転移の女王」です。

患者さんに対して、「患者以上」の感情を持ってしまう。

もう昔の話だけれど。

自分が受け持った患者さんが自分の障がいを受け入れられない様子を見て、裏で泣いていました。

今日の放送を見て、私とは違う「外科医」しかも「乳がんの手術」という分野でだけれど、今回私はそのことを思い出しました。

鳴海先生がいなかったら、コトー先生は「彩佳さん」という大切な診療所のパートナーでもあり、淡い恋心を寄せ合っている仲の女性の手術を、100%失敗なく終わらせることはできなかったと思う。

キャラクターの設定は若干大袈裟ともとれるけれど、大切な奥様を自分の力で治そうとして手術に失敗した経験から、「外科医は患者に情を持ってはいけない」と言い切るまでになってしまった鳴海先生も、本当は優しい、愛情を持ったそして哀しい人間に違いない。

それを表現するのが下手、というか表現しないところが、コトー先生と大きく違う。

コトー先生と対極的な「鳴海先生」という人物設定をしたことが、医学に携わるものとしても、そうじゃなく患者としても、いろいろ考えさせられる内容に仕上がっていたのではないでしょうか。



はい、「逆転移の女王」の私は技術を持っていないことを除けば、きっと思考はコトー先生寄りだと思います。

でもだからこそ、鳴海先生のクールさ、冷たさとも取られかねないけれど厳しさの中に垣間見える患者さんへの「思いやり」を感じ、憧れました。

・・・勿論鳴海先生の考え方が全て正しいとは思わないけどね。





とにかく、良いドラマでした。

でも先生、やっぱり白衣着たままおもちついちゃいけないでしょ(笑)

今ノロなんて大流行してるんだから・・・ねえ。

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