忍者ブログ
平凡な人間の、平凡じゃない毎日の記録帳
[738] [737] [736] [735] [734] [733] [732] [731] [730] [729] [728]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

今日は書きたいこといっぱいあるのですが、やはり重く心に残ったこのドラマから。
木村拓哉主演の「華麗なる一族」。
今クールで一番期待されたドラマ。
全話見ました。


派遣のSさんから結末を聞いていたので(運が良いのか悪いのか)、先週の予告からもうキムタクの選択は見えていたけれど、やはり哀しい終わり方でした。
夢を追い続けてひたむきに生きた鉄平が、「華麗な」はずの「一族」の苦しい呪縛にとらわれ過ぎた父に追いつめられ、死を持って家族の在り方を訴えた。

何故、まっすぐに生きようとする人は、この世の中では生きにくいのだろう。

ドラマの設定は昭和40年代だけれど、これは今の時代にも通ずることだと思う。
でも、だからこそ、鉄平には「明日の太陽」を見て欲しかった。
明日の太陽を見て、今「生きにくい」と感じている人達に勇気を与えて欲しかった。


私は結末が納得できないのではないです。
山崎豊子さんの本は「大地の子」しか読んでいないけれど、骨の太い、筋の通った物語には「白い巨塔」でも「大地の子」でも、そして今回の「華麗なる一族」でも感動させられてきました。
ただ、哀しい。
息子が死を選ばなかったら、父は息子の思いに気づくことはできなかった。
DNA鑑定なんてない時代、「血液型」が死亡診断書で判明し、本当の親子だと判った。
でも・・・本当の親子であろうとなかろうと、息子は父親に愛情を与えてもらいたかったはずだ。
やっぱり、哀しい。
父親は、今度は時代の荒波に飲み込まれていく側になるような含みを持たせた結末だったけれど、成功しようが失敗しようが息子を死に追いやったという事実を、一生抱えて生きていかなければならないのも、とても哀しい。



でも、良いドラマでした。
キムタク、頑張ったよね。
ただ、ちょっとやっぱり・・・イマドキっぽい感じはあったかな。
服の着こなしや髪型とか。

上川隆也さんファン的には(なんてったって「大地の子」でノックアウトされてしまった私です)、上川さんが鉄平を演じたらどんな感じになるだろう?なんて思ってしまいました。
キムタクが悪いという意味ではないです。
ちょっと興味がある、ということです。
上川さんは「白い巨塔」でもひげ面の弁護士役がすごくサマになってたし、こういった重みのあるドラマにはうってつけの役者さんだと思っているので。
キムタクが悪いという意味ではないです。(言い過ぎ)




どんなに苦しくても、辛くても、私は明日の太陽を見たい。

拍手

PR
この記事にコメントする
NAME
SUBJECT
COLOR
MAIL
URL
COMMENT
PASS Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カウンター
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
プロフィール
HN:
spica
年齢:
45
性別:
女性
誕生日:
1978/09/05
職業:
天使兼業いんちきOT
最新コメント
[07/17 松ちゃん]
[07/10 くじら]
[07/10 D → DHM]
[06/10 づーちー]
[06/08 DHM]
最新トラックバック
おひまつぶし
お時間ある時にでもどうぞ。

by Orfeon
ばなばなばなー
 バナー作ってみました♪
(素材提供ふわふわ。り)                  
バーコード
ブログ内検索
忍者ブログ [PR]
♥  素材提供:ふわふわ。り