平凡な人間の、平凡じゃない毎日の記録帳
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
本題に入る前に。
今日、ユーモラスな白人男性が、日本人にしか見えないけど英語を話す男性と共にご来店。
おふたりともネイティブだから、話すスピードも速い。
ほとんど聴き取れなかった(笑)
その白人男性が、国内未発売のパンツ(結構かっこいい)をご試着。
試着室へご案内すると、男性は試着室前の棚にバックパックを降ろし
「君、信じていいかい?この中お金入ってるからさあ」
みたいなことをおっしゃった。
信じて欲しいなあ・・・と思ったら、男性は続けて
「君はとってもkindに見えるから信じるよ」
と言ってくれた。
kindってなんだっけ?悪い意味じゃなかったはず・・・
ということで、今調べたら
kind
なんだかちょっと嬉しい。
(もしかしたらお客様は「君はkindに見えるけど本当に信用して大丈夫なのかね」と言ってたように思われるが、その辺はあまり気にしないでおこう)
そして、お客様を中にお通しし、ドアを閉めようと試着室奥の扉に手を伸ばしたら
「君も一緒に入るのかい?」
と言われました(笑)
そんな・・・そんな趣味はございません、お客様。
残念ながらそのお客様にはサイズが合わず、でも相当気に入ったようで、結局連れの日本人に見えるけど英語を話す方に勧め、お買い上げ頂きました。
ありがとうございます。
では、本題。
本当の話かはわかりませんが、「あるまいにぃ」のネクタイは、世界で一番売れているのだそうです。
確かに、私が「あるまいにぃ」に入る前、全く縁がない時代でも、ちょっとリッチなサラリーマンは「あるまいにぃ」ネクタイを着ける、みたいなイメージはあったかも。
ところが、この数ヶ月、我が「あるまいにぃ」はずーーっとネクタイは在庫切れでした。
お客様に「ネクタイありますか」と聞かれることも多く、ないと答えると「冗談でしょ?」と言われたこともありました。
でも、なかったのです。
ネクタイはちびちびながら売り上げを稼ぐことができる大切なアイテムなので、スタッフ一同入荷を待っていた。
そして、とうとう3月12日に、40種類計160本が入荷!
やった!やったよ!!
と思ってたら。
ネクタイを美しく陳列する方法を、スタッフ一同忘れていたのでしたil||li _| ̄|○ il||li
一度に売るネクタイは1本でも、40種類を綺麗に並べないと、「素敵な」はずのネクタイが、かなり汚く見える。
ところが、「あるまいにぃ」のネクタイは色合いをグラデーションに並べられるような色じゃない。
困った。
12日、実はワタクシ陳列を任されたのですが、フォアグラ屋の面白お姉さんと、社員のSさんに私のセンスを二重否定され(汗)、かなーり凹んで帰ってきたのでした。
そして13日に出勤したら、社員のSさんと派遣のSさんがふたりでネクタイのラックに向かい溜め息をついており(笑)
隣の「フォアグラ屋」は、ネクタイラックがとても大きく、しかも綺麗に並べた様子はまるで一枚の色彩画のような美しさです。
(1本1本の柄はというと・・・かなり微妙なんだけど^^;)
なので、フォアグラ屋所属の面白お姉さんと社員さんに、参考意見を聞きました。
でも、品揃えが違いすぎること、「あるまいにぃ」の陳列方針とも違い、余計混乱してしまいました。
みんな、頭をひねりにひねって、考えた。
で、なんとか形にしたつもりだった。
みんなバラバラの意見を言い合いながら(笑)
もうネクタイは解決!触らない!!
そう思っていたのに。
今日出勤したら、Oさんが
「ネクタイ並び替えるよう言われた」
と言うのです。
私は嫌だと言いました(笑)
だってダブル否定された私が、みんなで考えた末にできたディスプレーを上の人の一言で考え直す能力なんてないですもん。
でも、お上はお上。
逆らえないよなあ・・・
でも「お上」、一体どう並べたらいいのか見本見せてくれよーなんて言いながら、並べていたネクタイを撤去。
そこに、先程出てきたフォアグラ屋の社員さんが仕事上がりに寄ってくれた。
「ふたりで悩んでいる」と話したら、フォアグラ屋の品揃えとは全然違うのに、一生懸命考えて並べてくれた。
仕事上がっていい時間なのに。
社員さんの優しさに感激しつつ、残り頑張ろうと思ったところで、Oさんの休憩時間に。
・・・え?残り私がやるの?
だから・・・ダブルパンチくらったって言ったじゃん・・・
でも、しゃあない。
頑張ろう。
でも、全然綺麗に並べられない。
困ったよー。
とその時、「お上」が通りかかった。
思い切って聞いた。
「わかりません。お手上げです」
すると「お上」、さっきフォアグラ屋の社員さんが並べてくれたネクタイを全て撤去し(汗)、「お上」の思いのままにネクタイの並び替え開始。
・・・せっかくだから、やってもらっちゃえ♪・・・
私はネクタイラックから離れ、接客に徹した。
「お上」は一生懸命考えて、あれこれ変えたり戻したりしながら、意外と真剣にやってくれた。
「すみません、やってもらってばかりで・・・」と言っておいたが、ダブルパンチの私が口出すのは無意味と思われたし。
それなりに、綺麗にまとまったと思う。
ただ、社員のSさんが言うところの「あるまいにぃ流陳列方法」とはかなり違ってしまった。
・・・もう、どうしたらいいの?・・・
みんな違うこと言うんだもん。
明日明後日、スタッフの皆さんがどのような反応をするか、楽しみでもあり、怖くもあります。
ネクタイに振り回されっぱなしの最近のご報告でした。
まだまだネタはあるのだけど、それはまたいずれ。
今日、ユーモラスな白人男性が、日本人にしか見えないけど英語を話す男性と共にご来店。
おふたりともネイティブだから、話すスピードも速い。
ほとんど聴き取れなかった(笑)
その白人男性が、国内未発売のパンツ(結構かっこいい)をご試着。
試着室へご案内すると、男性は試着室前の棚にバックパックを降ろし
「君、信じていいかい?この中お金入ってるからさあ」
みたいなことをおっしゃった。
信じて欲しいなあ・・・と思ったら、男性は続けて
「君はとってもkindに見えるから信じるよ」
と言ってくれた。
kindってなんだっけ?悪い意味じゃなかったはず・・・
ということで、今調べたら
kind
[形] |
1 〈人が〉(…に)親切な, 心の優しい;思いやりのある;寛大な((to ...)) |
・ | a kind mother 優しい母 |
・ | be kind to one's people 家族[部下]への思いやりがある |
・ | take a kind view of ... …を寛大に見る |
・ | It's very kind of you [=You are very kind] to invite me. お招きくださってありがとう(▼Youを主語にするのは親しい間柄, くだけた会話以外は避けられる). |
2 〈言動・表情などが〉優しい, 親切心のある[から出た], 心からの |
・ | kind looks 優しい顔つき |
・ | Give my kind regards to your mother. ((手紙で))お母さんによろしく. |
3 ((略式))〈天候などが〉穏やかな;気持ちのよい;(手ざわりが)柔らかい |
・ | a kind climate 温和な気候. |
4 ((主に方言))〈馬・物が〉扱いやすい. |
[古英語gecyndeより. (gecynd性質+-e形容詞語尾). △KIND2, KIN] |
なんだかちょっと嬉しい。
(もしかしたらお客様は「君はkindに見えるけど本当に信用して大丈夫なのかね」と言ってたように思われるが、その辺はあまり気にしないでおこう)
そして、お客様を中にお通しし、ドアを閉めようと試着室奥の扉に手を伸ばしたら
「君も一緒に入るのかい?」
と言われました(笑)
そんな・・・そんな趣味はございません、お客様。
残念ながらそのお客様にはサイズが合わず、でも相当気に入ったようで、結局連れの日本人に見えるけど英語を話す方に勧め、お買い上げ頂きました。
ありがとうございます。
では、本題。
本当の話かはわかりませんが、「あるまいにぃ」のネクタイは、世界で一番売れているのだそうです。
確かに、私が「あるまいにぃ」に入る前、全く縁がない時代でも、ちょっとリッチなサラリーマンは「あるまいにぃ」ネクタイを着ける、みたいなイメージはあったかも。
ところが、この数ヶ月、我が「あるまいにぃ」はずーーっとネクタイは在庫切れでした。
お客様に「ネクタイありますか」と聞かれることも多く、ないと答えると「冗談でしょ?」と言われたこともありました。
でも、なかったのです。
ネクタイはちびちびながら売り上げを稼ぐことができる大切なアイテムなので、スタッフ一同入荷を待っていた。
そして、とうとう3月12日に、40種類計160本が入荷!
やった!やったよ!!
と思ってたら。
ネクタイを美しく陳列する方法を、スタッフ一同忘れていたのでしたil||li _| ̄|○ il||li
一度に売るネクタイは1本でも、40種類を綺麗に並べないと、「素敵な」はずのネクタイが、かなり汚く見える。
ところが、「あるまいにぃ」のネクタイは色合いをグラデーションに並べられるような色じゃない。
困った。
12日、実はワタクシ陳列を任されたのですが、フォアグラ屋の面白お姉さんと、社員のSさんに私のセンスを二重否定され(汗)、かなーり凹んで帰ってきたのでした。
そして13日に出勤したら、社員のSさんと派遣のSさんがふたりでネクタイのラックに向かい溜め息をついており(笑)
隣の「フォアグラ屋」は、ネクタイラックがとても大きく、しかも綺麗に並べた様子はまるで一枚の色彩画のような美しさです。
(1本1本の柄はというと・・・かなり微妙なんだけど^^;)
なので、フォアグラ屋所属の面白お姉さんと社員さんに、参考意見を聞きました。
でも、品揃えが違いすぎること、「あるまいにぃ」の陳列方針とも違い、余計混乱してしまいました。
みんな、頭をひねりにひねって、考えた。
で、なんとか形にしたつもりだった。
みんなバラバラの意見を言い合いながら(笑)
もうネクタイは解決!触らない!!
そう思っていたのに。
今日出勤したら、Oさんが
「ネクタイ並び替えるよう言われた」
と言うのです。
私は嫌だと言いました(笑)
だってダブル否定された私が、みんなで考えた末にできたディスプレーを上の人の一言で考え直す能力なんてないですもん。
でも、お上はお上。
逆らえないよなあ・・・
でも「お上」、一体どう並べたらいいのか見本見せてくれよーなんて言いながら、並べていたネクタイを撤去。
そこに、先程出てきたフォアグラ屋の社員さんが仕事上がりに寄ってくれた。
「ふたりで悩んでいる」と話したら、フォアグラ屋の品揃えとは全然違うのに、一生懸命考えて並べてくれた。
仕事上がっていい時間なのに。
社員さんの優しさに感激しつつ、残り頑張ろうと思ったところで、Oさんの休憩時間に。
・・・え?残り私がやるの?
だから・・・ダブルパンチくらったって言ったじゃん・・・
でも、しゃあない。
頑張ろう。
でも、全然綺麗に並べられない。
困ったよー。
とその時、「お上」が通りかかった。
思い切って聞いた。
「わかりません。お手上げです」
すると「お上」、さっきフォアグラ屋の社員さんが並べてくれたネクタイを全て撤去し(汗)、「お上」の思いのままにネクタイの並び替え開始。
・・・せっかくだから、やってもらっちゃえ♪・・・
私はネクタイラックから離れ、接客に徹した。
「お上」は一生懸命考えて、あれこれ変えたり戻したりしながら、意外と真剣にやってくれた。
「すみません、やってもらってばかりで・・・」と言っておいたが、ダブルパンチの私が口出すのは無意味と思われたし。
それなりに、綺麗にまとまったと思う。
ただ、社員のSさんが言うところの「あるまいにぃ流陳列方法」とはかなり違ってしまった。
・・・もう、どうしたらいいの?・・・
みんな違うこと言うんだもん。
明日明後日、スタッフの皆さんがどのような反応をするか、楽しみでもあり、怖くもあります。
ネクタイに振り回されっぱなしの最近のご報告でした。
まだまだネタはあるのだけど、それはまたいずれ。
PR
この記事にコメントする