平凡な人間の、平凡じゃない毎日の記録帳
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昨日「勉強した」ことを書き留めておこう。
以下は、おそらくリハビリ屋の方は私のアホさ加減に呆れる恐れが、リハビリ屋じゃない方は何言ってるんだかさっぱり解らん内容になる恐れがありますので、できれば無視してください(^◇^;
アホor意味不明に付き合ってくださる方のみ、続きをどうぞ。
●「骨盤後傾」について
脳卒中になると「骨盤後傾」(こつばんこうけい:お尻の部分の骨が後ろに傾く)が起こることは知っていたけど、何故起こるのか知らなかった私って一体・・・。
脳卒中にかかわらず、患者さんの骨盤の状態はいつも絵に描いていたのに。
「骨盤後傾」は健康な人でもごく当たり前にあることなのだ。
人間は、立っている時は骨盤はまっすぐになっている。
そのまま姿勢を保ち椅子に座ると、骨盤は傾かず、まっすぐのまま。
硬い椅子に座ると誰でも感じたことがあるだろうけれど、まっすぐのまま座ると骨盤の下端左右2点が当たると思う。
そのたった2点で身体を支えるのは大変。不安定。
当然姿勢はぐらつく。
そこで、人間は背骨を曲げて(円背)バランスを取りつつ骨盤を傾ける。
すると骨盤は後ろに傾く。これが「骨盤が後傾」した状態。
でも、健康な人はまっすぐ座り直したり、また傾けたりしながら、座り続けることができる。
ところが、脳卒中や加齢、様々な疾患により姿勢を保持するための筋肉の力が落ちたり、緊張のバランスが崩れたりすると、健康な人はできる「まっすぐの姿勢」を取ることが困難になる。
そこで、どうしても「骨盤後傾」の状態しかとれなくなる、ということだ。
●車椅子は台車じゃない
「骨盤後傾」を起こしやすい、その姿勢しか取れない患者さんに、更に姿勢を悪くするような車椅子に座らせることは防がなければいけない。
現在は、病院でもデパートでもスーパーでも空港でも(これは今の職場でよく見かけるので知った)車椅子が置いてある。
でもそういった車椅子は、ほんのひとときの移動のために使う、というのが真の用途であり、車椅子を必要とされる方全てに合ったものとは決して言えない。
折りたたみが可能で場所も取らないようにできているけれど、それは利用される方の為というよりは利便性という点を重視されている。
その「ひとときの移動手段」(台車と同じようなもの)であるはずの車椅子に座って食事をしたり、テーブルに向かう例が実際には沢山あるのだ。
台車に座らせたままご飯を食べる。これは現実にはとても多い。
本当は車椅子は「車」のついた「椅子」として機能すべきものなのだ。
患者さんの状態に合わせた(骨盤後傾があるなら骨盤の位置を正しく保持でき、関節の可動域が狭いならそれに合わせた角度に調整する)「椅子」を提供できて、そこに「車」がついて初めて「機能した車椅子」になる。
座り心地が良く、安定した姿勢でいられる「椅子」を作ることが課題。
●「姿勢を作る人」「車椅子を作る人」
患者さんにとって安定した姿勢をどう作ったらいいか考えるのがリハビリ屋の仕事。
その姿勢を保てる車椅子を考えるのは、車椅子の業者さん。
連携あってこそ、その人に一番合った「車椅子」ができるのだ。
こんな感じでいいのかしら?
書き足せることがあったらまた考えます。
追伸:
我慢できずテキストを帰りの車内で読んでしまったら、案の定酔いました。。。
急いては事をし損じる。
以下は、おそらくリハビリ屋の方は私のアホさ加減に呆れる恐れが、リハビリ屋じゃない方は何言ってるんだかさっぱり解らん内容になる恐れがありますので、できれば無視してください(^◇^;
アホor意味不明に付き合ってくださる方のみ、続きをどうぞ。
●「骨盤後傾」について
脳卒中になると「骨盤後傾」(こつばんこうけい:お尻の部分の骨が後ろに傾く)が起こることは知っていたけど、何故起こるのか知らなかった私って一体・・・。
脳卒中にかかわらず、患者さんの骨盤の状態はいつも絵に描いていたのに。
「骨盤後傾」は健康な人でもごく当たり前にあることなのだ。
人間は、立っている時は骨盤はまっすぐになっている。
そのまま姿勢を保ち椅子に座ると、骨盤は傾かず、まっすぐのまま。
硬い椅子に座ると誰でも感じたことがあるだろうけれど、まっすぐのまま座ると骨盤の下端左右2点が当たると思う。
そのたった2点で身体を支えるのは大変。不安定。
当然姿勢はぐらつく。
そこで、人間は背骨を曲げて(円背)バランスを取りつつ骨盤を傾ける。
すると骨盤は後ろに傾く。これが「骨盤が後傾」した状態。
でも、健康な人はまっすぐ座り直したり、また傾けたりしながら、座り続けることができる。
ところが、脳卒中や加齢、様々な疾患により姿勢を保持するための筋肉の力が落ちたり、緊張のバランスが崩れたりすると、健康な人はできる「まっすぐの姿勢」を取ることが困難になる。
そこで、どうしても「骨盤後傾」の状態しかとれなくなる、ということだ。
●車椅子は台車じゃない
「骨盤後傾」を起こしやすい、その姿勢しか取れない患者さんに、更に姿勢を悪くするような車椅子に座らせることは防がなければいけない。
現在は、病院でもデパートでもスーパーでも空港でも(これは今の職場でよく見かけるので知った)車椅子が置いてある。
でもそういった車椅子は、ほんのひとときの移動のために使う、というのが真の用途であり、車椅子を必要とされる方全てに合ったものとは決して言えない。
折りたたみが可能で場所も取らないようにできているけれど、それは利用される方の為というよりは利便性という点を重視されている。
その「ひとときの移動手段」(台車と同じようなもの)であるはずの車椅子に座って食事をしたり、テーブルに向かう例が実際には沢山あるのだ。
台車に座らせたままご飯を食べる。これは現実にはとても多い。
本当は車椅子は「車」のついた「椅子」として機能すべきものなのだ。
患者さんの状態に合わせた(骨盤後傾があるなら骨盤の位置を正しく保持でき、関節の可動域が狭いならそれに合わせた角度に調整する)「椅子」を提供できて、そこに「車」がついて初めて「機能した車椅子」になる。
座り心地が良く、安定した姿勢でいられる「椅子」を作ることが課題。
●「姿勢を作る人」「車椅子を作る人」
患者さんにとって安定した姿勢をどう作ったらいいか考えるのがリハビリ屋の仕事。
その姿勢を保てる車椅子を考えるのは、車椅子の業者さん。
連携あってこそ、その人に一番合った「車椅子」ができるのだ。
こんな感じでいいのかしら?
書き足せることがあったらまた考えます。
追伸:
我慢できずテキストを帰りの車内で読んでしまったら、案の定酔いました。。。
急いては事をし損じる。
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