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安部公房の「鞄」という作品をご存知の方いらっしゃいますでしょうか。
もう10年も前に高校の授業で習っただけなのであらすじなんてたいそうなこと書けそうにないけれど、知らない方のためにちょっとだけ。
見知らぬ青年に、めちゃくちゃに重い鞄を渡された主人公。
重すぎて、自分が選んで進む、歩く道すら決められない。
肩に食い込むその鞄に自分の人生を勝手に決められてしまった主人公が感じるのは、ただひたすらの「自由」だった。
合ってますかいな。
違っててもよいよい。
授業でこの作品を読んだ時、底知れぬ怖さと同時に、人間の生き方をこういった形で表現する文章に、ものすごく感動したのを覚えています。
(ちなみにあと私が覚えているのは舞姫だけ。本当に国語が嫌い&苦手でしたなあ)
今の私が欲しいのは、この鞄だ。
自分で何も決められない、自由に思考が進まないという「自由」に浸ってみたくて仕方がない。
今の状況なんか忘れて、重い鞄とともにどこか彼方へと消えてしまいたい。
そう考える現在の私は、やばいかな。
追伸:文章を書いてみて、この「鞄」の世界ってラーメンズのブラックさに似てるかもしれないと思った私は、ちょっとだけ回復しているような気もする。
時々開催している「両家揃ってのお食事会」というイベント。
残念ながら私は独身で、「両家」なんて機会はないわけで、ということは妹のだんなさんのご両親と私たちの両親、そして妹一家の会なのです。
はっきり言って、私にとっては赤の他人であり、何故私が行く必要があるのかと何度も尋ねたけれど、母は「怪獣のおもりをしなさいよ」とかついには「来たくない訳?」と逆ギレされ、いやそういう訳じゃない、ただ部外者の私がひとり紛れ込んでいいものかと思っただけよ、美味しいご飯食べさせてくれるなら行きますと返事をしていたら、なんと今回は、
だんなさんのお兄さん(独身)まで参加するというびっくりな事実が昨日判明。
じゃあ私がいても変じゃないか、怪獣と戯れようと思い、蟹会席料理屋さんに行ってきました。
駐車場で私たち家族を待っている人の中に男性がふたり。
あれ?
そっくりじゃないか?
お兄さんとだんなさんは、似てなかった気がするんだけど、区別がつかなかった。
思い返してみれば。
妹夫婦の結婚式で、私はだんなさんご家族と初めて対面した。
披露宴で酔っぱらったE子叔母さんが
「だんなさんよりも、お兄さんの方が男前って感じで、だんなさんは可愛いわねえ」
と私に言ってきて、そうかなあ?と思ったのだけど、披露宴後にご祝儀を金庫に預けに行く大役を任された私とお兄さんはなんだかきまずくて(お兄さんは無口らしい)、こっそり見上げた頬がなんとなくだんなさんよりも髭が濃くて、きっと叔母さんが「男前」と表現したのはお兄さんの方が男性ホルモンが多く分泌されてるからだろうなと勝手に解釈して納得していたのでした。
そんな「だんなさんより男度高い」(思い込み)お兄さんが、髪型を変えたらだんなさんとそっくりだった。
やっぱり兄弟なんだなあと思いました。
でも、無口な、しかも結婚式と妹夫婦の引っ越しの時にしか会ったことがないお兄さんと私というおまけつきの会、どんな風になるんだ?
楽しかった!!
ちなみに、私は今日一滴も飲んでいません。
帰りに運転するという重責を担っていたため。
飲んでいたのは、父、だんなさんのお父さん(父の日にあげたと思われる我が父とお揃いで色違いのポロシャツを着てました)、そして無口のはずのお兄さんと、飲むとお調子者になるだんなさん。
ホルモン量だけ違う(推定)そっくりな兄弟は、べろべろになってました~。
気付いたらお兄さんは饒舌になっていてびっくり。
お兄さんは日本酒も結構飲み、だんだんエンジンかかりはじめ。
だんなさんは「日本酒は3年連続ノックアウトされたから」(我が家の新年会で毎年転がっていたことがこのブログでも過去2年分は確認されました)と言って、ビールをたらふく飲んでいました。
いつもなら一緒に飲むだろう私だけど、飲まずに周りを観察するのも結構楽しいことを知りました(笑)
怪獣も上機嫌。
今日はおーいお茶のおまけのおみくじをお土産に持って行ったのだけど(買うだけが愛情じゃないのよ)、怪獣はノリノリでおみくじを振り、どうやったらおみくじの棒が出てくるのか一生懸命考えてました。
そして、「カニさんツアー」も沢山しました。
入り口の所に、生きている蟹が沢山いる水槽があり、その側には
「ズワイガニ 4000円 毛ガニ 8000円 タラバガニ 20000円」(時価)
と貼られています。
もし注文が出たら、すぐに取り出されて真っ赤にされちゃう可哀想な、でも高級なカニさん達を見るのが、怪獣はかなりお気に召したらしい。
3回ぐらいツアーを組みましたが、内容を簡単に申し上げますと
第1回カニさんツアー:「カニさんの真似をしてみよう!」
第2回カニさんツアー:「カニさんにジャンケンで絶対勝とう!」
第3回カニさんツアー:「タラバガニさんにご挨拶をしよう!」
ととても内容の濃いツアーになりました。
第1回は、怪獣とあっこ姉ちゃんはちょきちょきしながら横歩きをし、
第2回は、「グーだよ!グー!!」とあっこ姉ちゃんが言い続けたお陰でじゃんけんを理解していない怪獣も無事カニさん達に勝利し、
第3回は、怪獣が「タラバガニさん こんにちは」と声をかけると必ずタラバガニさんは小さなおててをもじょもじょして挨拶返しをしてくれました。
そんな怪獣を見て、ようやく気付いた私。
そうか、この怪獣が、部外者のつもりだった私も、この会のメンバーにしてくれたんだな。
怪獣が生まれるずーっと前に知り合いになった「赤の他人」のみんながこれから仲良くしましょう、よろしくお願いしますと約束をし、縁に恵まれて怪獣が生まれた。
怪獣の元を辿ると、このみんなに繋がる。
「家系図」の一番下にできたこの意地悪だけど(まだ根に持っている舎弟)可愛い奴を、みんな大切に思っているんだな。
巡り合わせって、面白いなあ。
と、しんみりしてしまったのでした。
一滴もアルコホールを飲まずに。
怪獣はちゃんと、タラバガニさんにさようならをしたそうです(笑)
帰りの運転は、車のライトの付け方が解らないという大いなる問題が判明したこと以外は、とっても順調でしたよん。
行って良かった♪
お願いだから誰か突っ込んでおくれよー。
本当だけど、多分だよー。
お好み焼きなんか食べなかったよー。
花月なんか見当たらなかったよー。
ということで、今日は都内の梅田と呼ばれているらしいところに行ってきました。
いつも乗らない電車に乗るのは楽しいが、電車が遅れていて予定とは違う電車に乗るのは、緊張。
その梅田と呼ばれているらしいところの最寄り駅は、梅田駅じゃないところが不思議です。
両国国技館の住所が横綱じゃなくて横網だってことと同じくらい、惜しい駅名。
その大阪じゃない梅田っぽいところに、何しに行ったかといいますと、研究会に参加したのです。
とっても勉強熱心で親切なお友達に誘われて。
ホ○リ時代はビデオの中でしか見たことなかった、発達障害分野の某理論(書いてもいいんだけど内容がないのがあからさまに露呈される上検索に引っかかるのが恥ずかしいのです。トランポリン飛んだりブランコゆれるやつです。はい)についての研究会で、今日は症例検討でした。
では、専門的な勉強内容以外を列挙。
・学会や研究会では、発表する時は自分の身分(というか所属ですね)を明らかにするのが慣習だったことを、すっかり忘れていました。
・で、運悪いことに端から指されて何か聞いたりしなきゃいけない事態になり、私の番が来るまでに必死に質問を考えた。考えた。自分の所属を考えることを忘れて、何を聞いたらいいのか考えた。
・端から指された方は、皆さん養護学校・特別支援学校の先生方だった。
・とうとう私の番が来て、やはりまず名乗れと。
出た言葉は、「OTですが無職です」
言ってしまえば意外と楽になるものね。
・ところが。
無職だと言い切ったはずの私が「先生」と呼ばれてしまった。
なんだか、泣きたくなった。逃げたくなった。
・肝心の質問は、したよ。
でも、自分が質問したことは覚えてるんだけど、返ってきた答えが全く思い出せない。
どうやら、私は自分が発言を終えた瞬間から、「心ここにあらず」になっていたらしい。
緊張してたんだな。
・我に返ると、今度は完全アウトロー。
あたしゃ何にも、どこにも属したくないね。
なんてちょっとカッコつけて思ったが、それは自分の考えが確立していないからだ。
そんなことを考えている時点で、やっぱり私は「心ここにあらず」だったかもなあ。
(知識のない私には内容が難しすぎたというのもあります)
・どうやら、参加者のほとんどが、学校の先生だったらしい。
医療職よりも断然子供達と接する時間は長い。
そんな先生方にとっても、この理論というのはとても興味深いものなのだろう。
すごく熱心さが伝わってきた。
・でもさすがは自称アウトロー、今度は隣の男性の感嘆の声がどうしてもラーメンズの小林さん演じる「バニーボーイ」に似ている気がしてやっぱり集中できず。
低音でいい声なんだけど、ちょっぴり大袈裟で。
・・・私がいるのはらびりん下高井戸店か?
あああああ。
書いていても自分がうわの空過ぎたことが嫌になる~。
その男性、すごく的確な質問をされてました。
バニーボーイじゃなくてちょっとほっとした。当たり前だ。
・そんなアウトローだった私だけど、ちゃんと学んできました。
多分、皆さんの2%くらいしか吸収できてないと思うけど。
でも、私はやっぱりスペシャリストにはなれないなと痛感したのでした。
何に関しても、究める気がないような気がする。
こんなんでいいのかなあ。
おそらく、研究会の内容よりも、自分のあり方について考える時間を持てたことが(バニーボーイと思ってしまったこと以外)、一番の収穫だったと思います。
多分だけど、また行くと思います。どんなにアウトローでも、今の私は漬け物みたいにこの世界に漬かる時間があって然るべきだと思うので。
でも、お願いです。
私のことを先生とだけは呼ばないで下さい。
9月は、私にとって「自主学習強化月間」です。
HCRが9月にあると思いこんでたら10月だったけど・・・
高齢者レクプランを立てる野望もあり。
更に、あわよくば潜入して一緒にレクをするという気合まで心の奥底にあることを確認した、今日でした。
カルメンになったと勘違いしている変な奴が。
・・・私です。
嗚呼ごめんなさい。
最近のマイブームです。
きっかけは当然ながら、AbからCDを焼いてもらったこと。
数ヶ月前に本物の「カルメン」を聴きに行ったこと、そして昔子役で市民オペラに出演したこともあり、知っている曲多数。
聴くたび、ウキウキ、ノリノリ。
そして、感じるのは「カルメンって、クラシックか?」
勿論クラシックに分類されているけれど、多分スペインの民族音楽の影響を多分に受けている。
聴いていても、「正当派クラシック」の綺麗で整った音の繋がりとは違う。
それが、楽しい。
作曲者のビゼーは確か、「オペラにこんな大衆性が強いものはあるべからず」みたいに言われて初演を失敗し、これだけの人気が出ることを知らずに亡くなったのよね。
それはとても哀しいけれど、その後これだけ愛される作品になったのは、逆に「貴族だけのものじゃない」「大衆でも楽しめる」内容だったからだと思う。
・・・そーんな風に、音楽のことなんかなんにもわかってない私が勝手に講釈垂れてみた。
そんなワタクシ、聴けば聴くほど、カルメンに感情移入。
そういや私、合唱団時代はメゾソプラノだったぞ。
こりゃ、カルメン、歌っちゃう?
ということで、お風呂場が私の「カルメンなりきり」ステージになったのでした。
ちなみに、カスタネットは洗面器の底面です。ひっくり返して叩きまくり。
ホセ誘惑しまくり。いないけど。ちなみに全裸(嗚呼、シモ~)。
そして、AbのCDを聴いて、カルメンに感情移入するきっかけとなったのが、「タロット占いの歌」(正式名称わかりませーん)。
ジプシー仲間のフラスキータとメルセデスが、タロットで未来を占う。
ふたりはやたらと良い未来が予言され、なにかと上機嫌で歌いまくる。
ところが、カルメンがカードを引くと、何度引いても「死」のカード。
絶望するカルメン。
そんなカルメンを励ますこともなく、ジプシー仲間は陽気に歌う。
・・・かちん。
友達が絶望してる時ぐらい、励ませよ!!
しかも、このCDのフラスキータ役の方、清純派ミカエラよりも清純派な歌声(私の主観ですが)。
・・・かちん。(嗚呼Ab、許して~)
全然すれた女じゃないのに、なんで親友カルメン(思い込み)が落ち込んでるとき励まさないの!?
というわけで、私とは正反対の性格のカルメンに、勝手に感情移入しまくってしまったのでした。
我が家のお風呂場から、変な歌声が聞こえたら、耳を塞いでください。
カルメンになりきっていると思いこんだ変人が、みっともない歌声を曝しておりますから。
実は、もう一人、勘違いなりきりをしているアーティストがおります。
今日は長くなっちゃったので、また後日そのことは書きますね。
主張するほどしっかりした考えがない私ですので。
今日、坊ちゃん総理大臣が、急に辞任されました。
そりゃ、びっくりしましたよ。
そして、なんでこんなタイミングで辞めるんかいなと思いますよ。
「責任を取って辞める」機会は、可哀想な位いっぱいありましたから。
自分すら切れない、優柔不断なお坊ちゃんにしか見えなかったのは、確かな事実。
そして、国会で質問を受けるのが怖くて逃げたみたいなタイミングに、やっぱり坊ちゃんの弱さが見えたのも、まぎれもない事実。
批判されて当然なことを、アベさんはされた訳です。
でも、なんだかちょっぴり同情してしまう私がいるのです。
自分の政治的手腕(あるのかないのかは、私にも分かりませんが)を発揮したくても、それよりも側近達の不祥事ばかりに出会ってしまい、その度に「責任取れ」と言われたのに辞めず。
参院選で惨敗しても、「責任は総理の職で取る」と言ってしまった。
多分、スパッと切れない自分にイライラしながら、でもいつか自分の能力を示せるようになりたいと願っていたのかもしれない。
ライバル桝添さんを大臣にし、支持率も回復し始めていた。
でも、きっと疲れてたんだろうな。お坊ちゃんの体裁を取り繕うことに。
与謝野さんが、総理の「健康上の問題」について触れられていた。
詳しくはわからんが、もしかしたら「ドクターストップ」かかってもいい状態だったのかもしれない。
自分で自分を追い詰める行動を取って、イッパイイッパイだったのかもしれない。
勿論、日本の政治のトップに立つ人なんだから、心も強靱であることは求められるだろう。
でもきっと、今のアベさんは、強靱とはいえないだろう。
批判の矢面に立つのは、辛かっただろう。
強靱な心を持つ人を世論が求めるのなら、代表質問から逃げたかった(かもしれない)人を総理の座にしておくのは、はっきり言って酷だ。
私は、「健康上の問題」を理由にしてもいいと思う。
最後まで、必死に綺麗な言葉で涙を浮かべながら会見をしている姿は、痛々しかった。
でも、正直私は「すみませんでした」と一言言ってくれれば、それだけでいいのに・・・と思った。
政治家って、大変だ。
そんな様子を見ていて、我が家の劣等生は、自分のことを思い出した訳です。
なにかと逃げてた私。
レポート書けないよーできないよーと泣いていた私。
そんな私が臨床実習で、最後に担当患者さんについてのケーススタディを発表する機会がありました。
私は未完成のレポートを持って、病院に行ったのでした。
そして、病院のボロパソコンを借りて、半日かけて完成させ、無事発表にこじつけたのです。
中身は、大したものじゃありませんでしたが・・・。
その時の、スーパーバイザーの先生のお言葉。
「今日は、よく頑張った。本当は今日来ないかと思ってたんだぞ」
良い先生に出会えたことに感謝しつつ、私もアベさんも、結構似ているなあと思った今日でした。

