平凡な人間の、平凡じゃない毎日の記録帳
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買ってしまった。
いや、気分です。気分。
ちなみに今日は、箸の日でもあり、下駄の日でもあり、煙突の日でもあり、介護の日でもあり、ピーナッツの日でもあるそうです。
気が向いたら、追記します。
あ、チーバくんが千葉県の公式キャラクターに決まったそうです!
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気が向いたので、つぶつぶいちごポッキーの思い出。
初めて食べたのは、合唱団のスキー合宿。
歌じゃなくてスキーに連れて行ってもらえるのに参加してました。
我が家は父が「雪が嫌い」(新潟の豪雪地を知っている父は、苦労のほうが大きくて「雪で楽しもう」と思えない偏屈になってしまった)なため家族でスキーに行ったことはありません。
母は独身時代、よく行ったみたいだけど。
なので、全くの初心者で、何年か行きました。
I先生は、私はめちゃくちゃ運動神経がない、と思っているようです。
実際、コツを覚えるまでは・・・ひどいもんだったなあ。
でも、1日ちゃんとスキースクールに入って専門の先生に教えていただく機会もあり、なんとかかんとか、です。
(もう15年もスキーには行ってないけど)
そんな中、一度もスキーに行ったことのなかった、合唱団のピアニストYさんがスキー合宿に参加すると。
びっくり!
優しくてはかなげで芯が強いYさんが、いきなりスキーに挑戦するなんて。
でも、嬉しかったのです。
中学生だった私は、同級生のMちゃんと共に、ちびっこの部屋じゃなくてYさんと同じ部屋になれたの。
とっても、嬉しかったのです。
ちょっとだけ、大人になれた気がしました。
そんなスキー合宿で、優しいYさんが持ってきてくれたのが
「北海道限定 つぶつぶいちごポッキー」
でした。
(年がばれる?いいですよ。開き直りですよ。)
それはもう、魅惑的なパッケージでした・・・
今でこそご当地限定のお菓子はいっぱいあるけど、その頃で北海道限定とか、ただでさえ美味しいいちごチョコに果肉がくっついてるとか、もうありえないくらい、好奇心をくすぐる商品で。
食べさせてもらえたときの嬉しさは、忘れられません。
その後日本全国で売られるようになっても、手厳しい友達が「普通のいちごポッキーと同じ」と言っても、最初に食べた感動は、色あせぬ。
おいしかった!うれしかった!
そして、なかなか手に入れることのできないお菓子を、こういう場に持ってきてくださったYさんに、大人の女性というものを見せつけられた気がしたのでした。
少なくとも中学生の私には、そう感じさせた。
たかがポッキーごときで、そんなこと考える私も、ちょっと変だけど。
行きの電車で小学生たちに囲まれたYさんが
「告白されたこと、ある?」
と聞かれて「あるよ」と答えたことにも、大人を感じたんだけど・・・
中学生の私が耳ダンボになっちゃった。思春期。
告白されるってどんなことなんだろう・・・とかモテなかった私はあれこれ想像したのも、覚えてます。
よかった、今日現在で一応告白されたことあって。
だから懐古できるのかも(笑)
お世話になった、細い身体で団を支えてくださったYさんに、いつかお会いできたらいいなあなんて、思います。
その前に、もうちょっと綺麗な女性になりたいな。
長いまつげが美しい、Yさんみたいに。
いつまでも憧れの、女性です。
ポッキーの日に、そんなことを思い出した、平和な夜です。
あの感動を思い出しながら、いちごポッキーを味わおう。ゆっくり何日かかけて、ね。
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